時候の挨拶9月上旬の候に結び!ビジネスの手紙例文にスピーチ例

公開日:2015年8月2日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

7月、8月と続いた夏休みなども終わり
二学期が始まるこの季節。

暦の上では秋を迎えて
そろそろ1ヶ月といったところですけど

 

この時期はまだまだ
残暑が厳しいということもあって

秋の訪れはまだ先になりそうと
感じることも少なくないでしょうね。


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そのため9月上旬で暦のでも秋だけど
ビジネスにスピーチ、学校が始まったことによる
時候の挨拶とか

どういう書き出しで書いていけばいいのか
ちょっと迷うところもあるかもしれません。

 

今回はそうした9月上旬の時候の挨拶について
ビジネスや手紙などで使える例文なども交えて
紹介していきたいと思います。

ではいってみましょー。

 

時候の挨拶9月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

9月上旬に使うといい時候の挨拶

9月の上旬(9月1日~9月10日)と
いうことになりますけど

 

二十四節気の期間で見てみますと

「処暑」(8月23日~9月7日頃)
「白露」(9月8日~9月22日頃)

このあたりの期間と重なっていますね。

 

9月に入ったものの
まだ残暑が厳しい頃合いなので

大気が冷え込んで露ができはじめる意味を持つ
「白露」も上旬の後半となります。

20150729-31

しかしまあ、最近はどうも
暑さが続いたと思ったらいきなり涼しくなって
一気に冬へ・・というケースも多く

秋はどこにいったんだろうという
気持ちにもなるわけですが

 

まあ9月上旬はまだ残暑が厳しい頃合いなので
時候の挨拶もそれに関連したもの、

かつ秋の気配を匂わせる
言葉遣いが望ましいです。

 

この時期の時候の挨拶の「候」としては

・残暑の候

・初秋の候

・新秋の候

・新涼の候

・秋涼の候

このあたりが妥当なんじゃないかなと思います。

 

「残暑の候」については
9月8日の「白露」の期間前なら

まだ使用しても大丈夫かと・・・
実際残暑厳しいとしたら状況的には
ぴったりでしょう。

 

「白露」の期間にも入っているので
白露の候と使っても良さそうですが

「白露」は8日から開始で
ギリギリなので上旬よりは中旬以降に
使用するといいかなといったところですね。

 

9月上旬の時候の挨拶・ビジネスやお礼状の手紙の例文など

暦の上だと秋にはなったけれど
実際のところ残暑はまだまだ厳しいし

でも手紙に書くなら
秋の雰囲気感じさせた方がいいのか。。

そのあたり書き始めに
迷う時期でもあるかと思います。

 

まあしかし、このあたりは
地域によっても差が出るので

まず自分の周囲の環境での
気候や天気などを伝えることが大切です。

 

残暑が厳しく暑いならその旨を。

ちょっと涼しさを感じる頃合いになってきたら
その旨を書きつつ

 

そちらはいかがですか?

といった構成にしていけば
こちらの気候を伝えつつ
手紙の本文に入っていけるかと思います。


「9月上旬のビジネスでの例文など」

拝啓

初秋の候

皆様にはますますご活躍のことと
拝察いたしております

(中略)

新秋の折、貴社の更なるご発展を
心よりお祈り申し上げます。

敬具

 

拝啓

残暑の候

いまだ厳しい残暑が続く今日この頃
貴社いよいよご多忙のほど
お喜び申し上げます

(中略)

残暑なお厳しき折
くれぐれも風邪など召されませぬよう
ご自愛ください。

敬具

 

謹啓

新秋快適の候

ますますご清祥のことと
お喜び申し上げます。

(中略)

残暑去り難く厳しき折柄
季節の変わり目でもございます。

くれぐれも体調を崩されませんよう
ご自愛くださいませ。

謹白

一例を出すとしたらこんな感じでしょうか。

 

基本は「拝啓」「敬具」で結びつつ
より畏まった相手、上司や偉い先生などと
やりとりをする場合が生じたら

「謹啓」「謹白」などを
使用していきましょう。

 

あと「候」の部分を
「みぎり」と書いたりするのもOKです。

まだまだ暑い時期、ちょっと秋の雰囲気
季節の変わり目などこの時期のあり方を
書いておけば問題ないかと思います。


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「9月上旬のスピーチでの一例など」

皆様本日は残暑も厳しい中
お集まり頂きまして誠に
ありがとうございます。

(中略)

まだまだ厳しい残暑が続きますが
皆様もお体には十分
お気をつけください。

 

9月に入りからりと
爽やかな気候になることも
多くなってまいりました。

(中略)

足早ではございましたが
以上とさせて頂きます。

季節の変わり目でございますので
どうぞ体調にはおきをつけください

スピーチの方で挨拶をしていく場合も
その日その日の気候と気温などに合わせて
喋る内容を決めていきましょう。

 

残暑が厳しいならまだまだ暑い。

ちょっと朝夕涼しくなってきたと感じたら
寒暖差が出てきたことを出してみるなど。

 

こちらも季節の
変わり目であることを感じさせつつ

相手のことを気遣う内容なども
入れておきましょう。


「9月上旬の友人や親戚などへ送る場合の例文」

親戚や友人などに手紙を送る場合は
書き方をもうちょっと砕けた感じに
しておきたいですよね。

9月に入ってもなお
相変わらず暑い日が続きますが
いかがお過ごしでしょうか。

(中略)

まだまだ厳しい残暑が
続きそうなので

くれぐれも夏バテなどには
ご留意くださいませ。

 

朝夕の風に秋の気配を
感じる今日このごろ。

皆様お元気でいらっしゃいますか。

(中略)

秋風が徐々に
心地良い季節となってきました。

季節の変わり目ですので
風邪などには十分ご注意
くださいませ。

 

ようやく暑さも和らいできて
秋を感じられるようになりましたが
お元気でいらっしゃいますか。

(中略)

夏の疲れが出やすい
時期でもありますので

ご無理をなさいませんよう
どうぞご自愛くださいませ。

と、こんな具合でしょうかね。

 

親しい間柄、親戚への手紙などは
日本語調に書き換えて

最近の近況や相手への気遣いの言葉などを込めつつ
相手にも共感を得られるような内容にすると
読みやすい内容になるかと思います。

 

この時期には台風も多くなってくるかと
思いますので

実際近づいてきていたら
そのあたりの安否を気遣う言葉を
入れていくのもいいでしょう。

 

今回のまとめ

はい、そんなわけで今回は
時候の挨拶の9月上旬の内容について
文例などを紹介していきました。

 

9月の上旬はまだまだ
暑さが厳しい頃合いかと思うので

本当「残暑の候」あたりは
ぴったりなんじゃないかと思います。

 

しかし「白露」の期間に入った後で
残暑見舞いのような形式で送るのは
ちょっと変というか

恥をかくことにもなるので
「残暑の候」と書いて出すなら

9月の始まった
数日中あたりがいいでしょうね。

 

9月上旬に時候の挨拶を送る時の
参考になればいいなと思います。

それでは今回の内容は以上となります。
また次回にお会いしましょう~失礼します。


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