お彼岸のおはぎとぼたもちの違いに半殺しとは?保存方法について

公開日:2015年8月13日

[おはぎ(ぼたもち)の保存, お彼岸, 各季節のイベント, 料理, 生活の雑学・トリビア, 生活・ライフスタイル, 食品の保存]

こんにちは、管理人のコタローです。

 

先日はお彼岸と秋分の日の関連性に
おはぎを食べる理由などについて
紹介していきました。

しかしそのおはぎですけど「おはぎ」って
別名で「ぼたもち」という呼び方も
出来る事はご存知ですかね。

 

こしあんを使っているのがおはぎで
粒あんの方がぼたもちとか

お米が残っているのとお餅との違いだと
諸説色々と溢れかえっているみたいです。

 

見た目的にはほとんど同じなのに
呼び方で違いが出ているのはどうしてか。


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今回はおはぎとぼたもちについての
雑学知識に保存方法などについて
紹介していきたいと思います。

では、早速いってみましょー。

 

お彼岸のおはぎとぼたもちの違いに半殺しとは?保存方法について

おはぎとぼたもちとの違いって何?

さて、結論から言ってしまうなら
ぶっちゃけ「おはぎ」も「ぼたもち」も
使っている素材の違いは微妙にあれど

同じ物という認識でいいみたいです。

 

違いがあるとすれば
それを食べる時期が異なるという話なわけです。

 

漢字にするととっても分かりやすくなるんですが

ぼたもち・・・「牡丹餅」

おはぎ・・・「お萩」

といった具合になります。

 

つまりは春に咲く花の牡丹の季節。
春のお彼岸には「ぼたもち」を

そして萩の季節である秋のお彼岸には
「おはぎ」を食べるということなんですね。

20150812-01

あと大きさの違いも一応あるそうで

牡丹の花は見た目ちょっと
大きめな花ですから「ぼたもち」は
少し大きめに作り

萩の方は小さめな花を咲かせるので
そういった点から「おはぎ」は少し
小ぶりに作られるようになったともされています

 

こしあんと粒あんとで微妙に違いがあるのは?

見た目の違いで言うならば
「こしあん」「粒あん」とで見分けを
つけたほうがよっぽど簡単ですけど

「こしあん」と「粒あん」
これも時期的部分が関係しているみたいです。

 

秋の時期はちょうど
あんこに使う小豆の収穫時期。

収穫したばかりの小豆は皮も柔らかめで
小豆をそのまま使用できたので「粒あん」

 

春先には秋に収穫した小豆を使用しますが
皮の部分はさすがに固くなってしまっているので
その部分を取り除いて「こしあん」
したといいます。

 

つまり昔の文化をそのまま語るなら

「ぼたもちはこしあん」

「おはぎは粒あん」

という事になるわけです。

 

しかし現代では保存技術に
品種改良なども加わって

春先でもこしあんに出来る小豆も作れたりと
季節もへったくれもない状態になっているので

おはぎとぼたもちに、どっちのあんこを使っても
違いに大差がないような状況になっています。

 

まあ季節に縛られずに個人の好みによって
使いたいものを使えるというのは便利ですが。。

どことなく寂しい雰囲気を覚えるのは
気のせいでしょうかね。


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おはぎやぼたもちの「半殺し」とは?

はい、タイトルに含まれている
この物騒な単語の「半殺し」

おはぎやぼたもちとどう関係あるのか
調べるまでさっぱりでしたけど

どうやらお米の粒が半分残るくらいに
粗く潰しお餅のような状態にしたのを
「半殺し」と呼ぶそうです。

 

そして完全にお餅になったものについては
お米の形が跡形もなくなくなるので
「皆殺し」と呼ぶんだとかΣ

 

もしくは粒あん使用のものを「半殺し」
こしあん使用のものを「本殺し」
といったように小豆のあんこの状態で
呼び方を変える地域もあるとか。

 

お年寄りの会話で
「うちは皆殺しの方がおいしいけどね~」とか

知らない人が聞いたら
ギョッとしそうですよね(苦笑

 

ぼたもちやおはぎの保存方法

あまり保存期間は
長くなさそうな「ぼたもち」に「おはぎ」

実際その通りで常温での保存の場合

春先の3月あたりですと
タッパーに入れてだいたい1日程度。

 

残暑が残る9月の場合はタッパーに入れて
直射日光が当たらないなるべく涼しい場所で
半日程度くらいとされています。

 

もしも手作りで作った場合は
手についている雑菌により

更に傷みが早くなってしまうので
その点注意ですね。


次に思いつくのは冷蔵保存ですけど
冷蔵保存するくらいなら「冷凍」での保存の方が
よっぽど適しているようです。

 

冷蔵保存の場合ごはんが一番劣化しやすい
温度の0~3℃の環境に入れることになるので
それなら一気に冷凍し

-18℃程度の環境に入れて一気に冷やした方が
劣化が少なくなるというわけですね。

 

保存方法はタッパーに入れるか
1個ずつしっかりラップなどで包み

フリーザーバッグにいれて空気を抜いて
冷凍保存していきます。

解凍する場合はレンジで
解凍していくといいでしょう。

 

レンジに解凍機能がない場合は
100W~300Wくらいで2分程度加熱し

ひんやりした部分がなくなる程度に
徐々に加熱していってください。

 

保存期間は大体1ヶ月程度は持つそうですが
冷凍焼けを起こして風味が落ちていくので

出来る限りさっさと早めに食べたほうが
いいでしょうね。

 

今回のまとめ

と、いうわけで今回は
「おはぎ」と「ぼたもち」との違いや
半殺しの意味について

それに保存方法などについて
紹介していきました。

 

おはぎやぼたもちの違いについてもそうですが
「半殺し」やら「皆殺し」やら

そのあたりについては
全く知りませんでしたね~。

 

冗談がてら
「おはぎは半殺しにする?皆殺しがいい?」とか
友達に言ってみて

友人が言葉の意味を知らなかったら
ある意味サプライズですよね(苦笑

 

お彼岸の時期のおはぎにぼたもち。
どうぞ今回の内容を頭の片隅にでも入れて
召し上がってみてくださいね。

ではでは、今回の内容は以上になります。

また次回にお会いしましょう~~。


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引き続きお彼岸に
おはぎを食べる理由について書いた内容も
どうぞ御覧くださいませ。

⇒⇒⇒秋分の日お彼岸の意味と関係におはぎを食べる理由!子供に簡単に説明

 


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