人食いバクテリアの予防対策※原因や初期症状に感染経路は?

公開日:2015年9月10日

[人食いバクテリア, 健康・医療, 全身にわたる不調, 病気・症状]

こんにちは、管理人のコタローです。

 

「人食いバクテリア」・・・
聞いたことありませんか?

発症してしまうと手足の壊死などが急速に進み
ショック症状なども起こり
高確率で死へと至る感染症を指します。

 

8月23日までに国立感染症研究所によると
この病気の患者は291人にのぼり
更には71人の方が亡くなっているとの事・・・

これまでトレンドワードにも何回か
出てきていましたね。

 

感染しない限りはどこか
他人事のように感じてしまうものですけど

年々感染者が増えているあたり
不気味な感覚を覚えます・・

重症化すると手足を
切り離さないといけないとまで言われる
この恐ろしい病気。


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今回はその「人食いバクテリア」について
予防対策や原因などについて見ていきたいと
思います。

では、いってみましょー。

 

人食いバクテリアの予防対策※原因や初期症状に感染経路は?

そもそも人食いバクテリアって何?

人食いバクテリア
人食いバクテリアっていいますけど
正しい名前は別にあります。

「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」

これが正式名称で
細菌感染の一種とされていますね。

 

最も有名なものは
「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれており

これに感染すると急速に
手足に顔などが壊死していき

その後がまさにバクテリアに
喰われたかのような印象があるため

「人食いバクテリア」なんて
名前がついたとされます。

20150909-01

ちなみに「A群溶血性レンサ球菌」ですけど
その症状で有名なのは「咽頭炎」

だいたいは子供がよくかかる症状で
咽頭のあたりが赤く腫れて、発熱を起こしたりと
だいたい風邪に似た症状を引き起こします。

 

人食いバクテリアの原因・感染経路や初期症状などについて

こうした感染症に感染する原因としては

「生の魚介類を食べての感染」

「手足の傷口などからの感染」

「咳などの飛沫感染」

このあたりが有力とされていますね。

 

この溶連菌ですけど
別に特別な菌というわけでもなく

年中どこにでもそこら中に
存在している一般的な菌との事。

 

この菌に感染して
そして勝手に自然治癒していたという例も
あるくらいです。

このレンサ球菌がなんらかの理由で
攻撃的な菌へと変貌し

菌に対して抵抗できなくなると
劇症型、つまりは人食いバクテリアの症状が
出てきてしまうわけですね。

 

具体的な原因は明らかになっていませんが

ガンや糖尿病など他の病気を患っている
もしくは高齢で身体の免疫力が低下している
・・・他にも

免疫抑制薬を服用している

ウィルスの感染症にかかっている

妊娠中、出産直後で疲弊している

アルコールの量が多い

などなど色んな原因が考えられます。

 

あと健康な人の場合でも
稀に発症するケースもあるので
どっちにしても油断できない病気なわけですね。


そして主な症状ですが
さきほど「A群溶血性レンサ球菌」の
有名な症状としては「咽頭炎」と書きましたが

初期症状としては他にも

・発熱

・喉の痛み

・めまい

・筋肉の痛み

・下痢

・傷口の激痛

といった具合にインフルエンザや
重い風邪などと正直見分けがつかないといいます

 

そして水疱などができてから
数時間~数日のうちに

・筋肉の壊死

・重要な臓器などが
やられてしまう多臓器不全

・心臓機能などが
低下する急性心不全

これらの症状も出てきてあっという間に
症状が進行していき

状況によっては感染した箇所から先を
切断しないと救命できないケースもあります。

 

切断できない身体の中心部位などが
感染した場合はもうどうしようもないとか;;
(怖い

いずれにせよ、早期発見しないと
手遅れになることが多い
かなり危険な感染症といえるでしょう。


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人食いバクテリアに対しての予防対策について

こうしたなんとも恐ろしい
人食いバクテリアの感染症。

初期症状が風邪と酷似しているあたり
自己判断がかなり難しいです;;

 

ただポイントとしては

 

・激しいのどの痛み

・手足の腫れ

・38度を超える発熱に嘔吐

・傷口よりも傷口周辺の痛みが目立つ

 

などこのあたりの症状が重なっていたら
ひとまず人食いバクテリアかどうか

確認する事も含めてさっさと
病院に向かった方がいいでしょうね。

 

早期発見に成功したら抗菌薬などで
適切な治療を受ける事も出来るそうなので。

 

人食いバクテリアを予防するために

さて人食いバクテリアに
かからないための主な対策としては

あなた自身の免疫力と抵抗力を高めていくのが
多分一番の近道だと思います。

 

そもそも免疫力が低下して
人食いバクテリアに打ち負けてしまうことから
人食いバクテリアの症状が出るわけですからね。

 

なので免疫力をアップさせる方法を
かなり簡単に書いていきましょう。


免疫細胞の約7割は腸内で作られるそうで
腸内細菌を増やしていくことで
免疫細胞が鍛えられていくといいます。

いわば免疫細胞のトレーニング相手を
増やすって言うと分かりやすいでしょうか。

 

この腸内細菌を増やしていくには主に

「1」
ビフィズス菌の入った飲み物や乳酸菌飲料を飲む

 

「2」
ヨーグルトやチーズ
納豆などの発酵食品を食べる

 

「3」
「オリゴ糖」やごぼう、大根
れんこん、こんにゃくなど
「食物繊維」をたっぷり含む食べ物を摂取

 

「4」
ハンバーガーやピザなどなど
食品添加物たっぷりの食べ物を
あまり食べないようにする。

 

「5」
潔癖になりすぎないようにする。

 

このあたりの対策があげられるといいます。

 

あと他にも

・軽い運動で汗を流し基礎代謝をアップ

・しっかり睡眠をとってリフレッシュ

・「笑い」「爆笑」などの効果で免疫力アップ

・バランスのいい食生活

といった具合にまあ
見るからに身体に悪そうな
生活態度を取らなければいいという事ですかね。

 

日頃から健康などに気を使っている人なら
大丈夫かなと思いますが

ちょっと生活習慣で思い当たるフシがある人は
改善していくいい機会かもです。


あとは感染などを警戒する場合

・手洗い

・うがい

・マスクの着用

このあたりも効果があるといいます。

 

まさに風邪の予防策の
基本中の基本みたいな予防策ですけど

やっぱりこうした基本的な積み重ねが
病気の予防につながっていく
という事なんでしょうね。

 

今回のまとめ

はい、今回は恐ろしい感染症の
人食いバクテリアについて原因や感染経路

それに予防や対策などについて
まとめてきました。

 

こうして見ると日頃から
健康に気を使った生活を心がけておけば

感染するリスクを減らせるって事が
分かりますね~。

 

特に食生活は重要な部分だなと感じました。
発酵食品や根菜系の野菜など。

身体に良さそうな食品は
病気の予防にもしっかり効果があるので

自分も毎日の食生活など
見なおしていかないとなーと感じました。

 

さしあたり根菜系の
常備菜とか作ってみようかな・・

ではでは、今回の内容は以上です。
また次回にお会いしましょう~~。


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