時候の挨拶11月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

公開日:2015年9月25日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

こんにちは、管理人のコタローです。

 

10月も過ぎて11月に入ると
一気肌寒くなってくるかと思います。

この頃に入るとあと一月ちょいで
今年も終わってしまうなぁとどこか
物寂しい感覚に襲われますね。

 

ハロウィンも終わって
クリスマスの準備などに移る頃合い・・

今回は11月上旬の時期の時候の挨拶の候や
ビジネスなどの例文について
紹介しておこうと思います。


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ふとした時に手紙など
書く機会出てくるかもしれないので
知っておいて損はないかと思いますよ。

ではいってみましょー。

 

時候の挨拶11月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

11月上旬に使うといい時候の挨拶

11月上旬の「11月1日~11月10日」のあたり

 

この時期は二十四節気の期間で見てみますと

「霜降(10月24日~11月7日)」

「立冬(11月8日~11月22日)」

このあたりの期間に重なっている形になります。

 

霜降や立冬についての記事は
こちらでも書いていますが

⇒⇒⇒霜降の候の意味読み方に時期!時候の挨拶例文に二十四節気の食べ物

 

⇒⇒⇒立冬の候の意味に時期は11月?時候の挨拶例文に二十四節気の食べ物

 

秋も一段と深まって朝露が見られ
どんどん日が短くなって
寒くなってくる時期です。

立冬に入れば朝夕の冷え込みも厳しくなってきて
木枯らしや初雪も降るようになってきますかね。


さて、それでは11月の上旬の時期に
手紙などに使うといい時候の挨拶の「候」って
どんなものがあるでしょうか。

 

「立冬の候」

まず11月7日前後あたりに迎える立冬。
期間の部分を考えると
中旬あたりの方が合っていそうですけど
上旬の時期に使っても問題ないでしょう。

 

「菊花の候」

次は「菊花の候」です。
菊の花となると9月9日あたりの
「重陽の節句」を思い出します。

なんとなく時期的に考えると
9月の方が合っているんじゃ?と
思ったりするんですが

旧暦と新暦のズレの関係から
使用する時期が10月下旬~11月中旬の
あたりになっているんですね。

 

菊花の候については
こちらの記事で詳しく書いていますので
ついでにご覧になってみて下さい。

⇒⇒⇒菊花の候の意味読み方に時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

 

「晩秋の候」

大体秋が深まる
11月全般に使用する事ができるので
使い勝手の良い「候」といえます。

秋の終わり頃を意味しそろそろ
冬の時期かなーといったあたりで
使用していきます。

20150923-22

他にもこの時期に使うとしたら

「深秋の候」

「暮秋の候」

「霜秋の候」

「向寒の候」

「冷雨の候」

「霜寒の候」

このあたりがあげられると思います。

 

表現の部分をもうちょっと
柔らかくしたものにしたいとなると

 

「菊の花の薫る季節となりました」

「木々の葉も見事に
色づく季節となりました」

「冷気も一段と深まり
心地よい時期も過ぎ寒くなってまいりました。」

 

こんな感じで季節的に関係する季語や
寒さも強まり冬が近いことを思わせる
書き出しにしていくといいでしょう。

 

11月上旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など

ではまず11月上旬あたりの
ビジネスの手紙の例文など見ていきましょうか。

拝啓

立冬の候

皆様におかれましては益々
ご発展のこととお慶び申し上げます。

(中略)

夜寒の折

社業が更にご発展されますよう
心よりお祈り申し上げます。

敬具

拝啓

菊花の候

菊の香り漂う霜月を迎えましたが
いかがお過ごしでしょうか

(中略)

向寒のみぎり

皆様おそろいでご壮健にて
長い冬にお備えください。

敬具

謹啓

晩秋の候

~~様に至ってはますます
ご活躍のこととお喜び申し上げます。

(中略)

時節柄
本格的な寒さに向かいますので

風邪など召されませぬよう
ご自愛ください。

謹白

ひとまずこんな感じでしょうか。

 

季節的にどんどん寒く
冬に向かう頃合いなのでそのあたりの状況や

寒暖の差がますます激しくなるので
体調などに気をつけるようにといった
気遣いの文章を入れていくことも大切でしょう。

 

あと、季節的に落ち葉や
木枯らしが吹いたりする頃合いですけど

相手の会社や今後の活躍の発展を願っているのに
落ちたり枯れたりする文章が入っていると

ちょっとふさわしくない文章かもしれないので
そのあたり注意ですね。

 

こういった部分は日本語の
なかなかに難しいところだなーと感じます。

 

ちなみに書き出しと結びの部分は
通常ですと「拝啓」「敬具」となりますが

より位の高い方、畏まる必要のある方に
手紙を送る場合は「謹啓」「謹白」
書き出し、結びにするといいでしょう。


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11月の時期の案内状、お礼状について

11月の時期にも案内状、お礼状を送る
必要のあるケースは出てくると思います。

結婚祝いとか、出産祝いとか
何かと明るめの話題でのやりとりが
一般的かなと。

 

こういった場合は

 

「陽だまりの陽気が気持ちいい中
菊の花が薫る季節となってまいりました」

「朝夕の冷え込みも一段と厳しくなり
紅葉も一層色づく季節となりました」

 

こんな具合に「候」の部分を
堅い印象から柔らかい雰囲気にして

 

「お元気でお過ごしでしょうか」

「お忙しい方ですから仕事に
励まれていらっしゃることと存じます。」

 

こんな具合に手紙の本文の内容に
入っていくといいでしょう。

 

あとは結びの部分で

 

「年末に向けて忙しい時期かと思いましたが
筆を取らせて頂きました」

「年末年始にお会いできる日を
心よりお待ち申し上げております。」

「追々寒さに向かいますが
風邪など召されませぬよう
健康には十分ご注意くださいませ」

 

と、こんな具合に相手への気遣いの文章や
年末に会う可能性がある場合は

そのあたりの旨を書いておくと
いいかなと思います。

 

今回のまとめ

はい、そんなわけで

今回は時候の挨拶の
11月上旬あたりの候に結び。

ビジネスにお礼状などを送る場合の
手紙例文などお送りしていきました。

 

師走の忙しい時期はすぐそこなので
手紙を書くならそっちに集中するかもですが
11月の時期に書く必要が出た!という場合に

参考にしてもらえたらと思います。

 

ではでは今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょう~。


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引き続きこの時期の候や
11月中旬、下旬の時候の挨拶
10月下旬の時候の挨拶など

良かったら見ていってくださいね。

⇒⇒⇒時候の挨拶11月中旬下旬の候に結び!ビジネスお歳暮のお礼状の例文集

 

⇒⇒⇒時候の挨拶10月下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

 

⇒⇒⇒立冬の候の意味に時期は11月?時候の挨拶例文に二十四節気の食べ物

 

⇒⇒⇒菊花の候の意味読み方に時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

 


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