おせちの具材の意味や由来!子供や大人が好きな人気ランキングは?

公開日:2015年11月5日

[おせち, お正月, イベント料理レシピ, 各季節のイベント, 料理, 料理レシピ, 食材の雑学ネタ]

 

こんにちは、管理人のコタローです。

 

もう~い~くつね~ると~
お~しょーうーがーつー。

みたいな感じで12月も暮れの時期になると
もうすぐに正月の時期・・・

 

正月となると出番になってくるのが
「おせち料理」なんじゃないでしょうか。

 

自分あんまりおせち料理って
好きではなかったんですけど

正月におせち料理を食べるのには
しっかりした意味があって

具材それぞれにも縁起をかつぐ意味が
色々含まれているといいます。


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今回はおせち料理の具材の意味や
具材ランキングについて
見ていこうと思います。

では早速いってみましょー。

 

おせちの具材の意味や由来!子供や大人が好きな人気ランキングは?

おせち料理の意味由来について

おせち料理の起源自体はかなり古く
弥生時代あたりから食べられていたと
されています。

 

当時の人たちは自然の恵みや収穫できる事に
神様への感謝を欠かさずお供え物を
していたといいます。

この供えたものが「節供(せっく)」

 

そしてお供えものを料理し
大漁と豊作への祈願

自然の恵と神様への感謝を込めた料理を
「節供料理」と呼んだわけです。

 

つまりはこの「節供料理」が
おせちの起源になったというわけですね。

 

 

あと昔は数え年で年齢を
数えていたという風習から

元旦の日に合わせて皆1つ年をとるように
数えていました。

つまりは家族全員で誕生日を迎
える日でもあったわけです。(もしくは日本中?

 

おせち料理の準備については
これは大掃除もそうなんですけど

「年神様」を家に招き入れておもてなし
お供えをする意味でおせち料理が
必要になってくるわけですね。

 

家をキレイにそうじするのも
正月の門松や鏡餅などなどの飾りも

年神様を招き入れて
福を招き寄せるためのものとされています。

 

こちらの正月にやってはいけない事について
書いた記事にもありますが

⇒⇒⇒お正月三が日に掃除洗濯料理はダメ?3が日の意味理由に過ごし方

 

おせち料理が保存食として作られているのは
年神様を招き入れた後に火を使って

騒がしい事にならないように
という意味も込められています。

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そして1年に1度しかない
家族全員の誕生日に一緒に新しい一年を迎えて

縁起物をおせちを食べて
その一年無事に健康に過ごせるように・・

そういった願いが
込められていたというわけですね。

 

こうしてみるとなかなかに
深い意味があったと感じさせられます。

 

おせち料理のそれぞれの具材の意味

さて、そのおせち料理の各種具材には
おめでたい意味が色々込められているといいます

一種の言葉遊びみたいなものでもありますが
お酢系や豆など体に良いものを使っているのは
事実なので

健康食として見てみると
面白い一面も出てきますね。

 

「黒豆」

一年中「まめ」に元気に
真面目に働き、暮らせるように
そういった意味が込められています。


「数の子」

数の子はにしんの卵であり
一度に大漁の卵を生むので子孫繁栄の意味が
込められています。

何気にビタミンE豊富で
アンチエイジング効果、動脈硬化の予防にも
役立つとされています。


「田作り」

今だとごまめを使うことが多いんですかね。

昔は片口イワシが田んぼの肥料にも
使われていたので、豊作祈願の意味が
込められています。


「紅白のかまぼこ」

紅白には昔からおめでたい組み合わせとされ
赤色は魔除けに、白には清浄な意味が
込められています。


「紅白のなます」

これも大根と人参で紅白を表し
おめでたい色合いと、お祝いの水引を象って
めでたさを表現しています。


「たたき牛蒡」

豊作の時に飛んで来るとされた
黒い瑞鳥に似ている点から豊作の祈願と

あとはごぼうのように
丈夫に過ごせるようにという意味から

健康祈願の意味もありますね。


「煮物系(にしめ)」

里芋には小芋がたくさんついてくる点から
子孫繁栄の意味が。

レンコンには穴があいているところから
先の未来を見通せるという意味が。

くわいには大きな目が出てくるところから
出世の祈願に。


「昆布巻き」

昆布自体に「養老昆布(よころぶ)」と
いった語呂合わせがあるそうで

そこにニシンを巻くことで「二親」
つまりは父母の健康と長寿を願う意味合いから

幸福祈願と健康祈願の意味が込められます。


「海老」

海老のあのひげと、曲がった具合が
腰の曲がった老人に似ている点から
長寿の願いが込められているといいます。


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「鯛」

祝い事には定番ですね。
「めでたい」の言葉遊びで
幸福祈願となっています。


「伊達巻」

「伊達」には華やかという意味があり
巻物には古来より知識や文化などの
発展の意味が込められています。


「栗きんとん」

きんとんに黄金の団子という意味があるそうで
見た目から金塊、小判などの連想させるので
金運アップなどの意味が込められています。


「錦たまご」

見た目が黄色と白で分かれているところから
「二色(にしき)」

そこからおめでたい「錦(にしき)飾り」に
かけています。
こちらも金運アップの意味が込められます。


「お多福豆」

たくさんの福を招き寄せ
幸運になれるようにとの願いが込められます。


「だいだい」

黄色の色が太陽と生命力を表す点から
子孫繁栄の意味が込められています。


「干し柿」

柿の木が長寿な事と

干し柿のシワが老人の肌に似ていることから
長寿祈願の意味があります。

 

おせち料理の具材、大人と子供での人気具材ランキング

さて、そのおせち料理の具材ですけど
やっぱり年代別によって好きな具材は
異なってきますよね。

 

昔は好きだったけど今は
そんなでもない食べ物とか

昔はダメだったのに今は好きなものとか。

 

そのあたり、大人と子供の好みの違いで
変わってきますよね。

そのあたりのランキングについて
見てみましょうか。


「大人が好きなおせちの具材ランキング」

1位・・・数の子

2位・・・栗きんとん

3位・・・伊達巻

4位・・・黒豆

5位・・・かまぼこ


「子供が好きなおせちの具材ランキング」

1位・・・黒豆

2位・・・栗きんとん

3位・・・伊達巻

4位・・・えび

5位・・・鯛の焼き物


と、ランキング的には
こんな結果になったそうです。

 

大人と子供で違い出ているには出ていますけど

「栗きんとん」「伊達巻」「黒豆」あたりは
双方共に5位以内に入るほどに人気なんですよね。

 

数の子が大人の方で一位になっているのは

酒のさかなに合うから、とか
見た目がゴージャスで正月にピッタリだから
という理由だそうです。

 

あとは味覚の方も大人になって
変化したからだと見ていいでしょう。

 

今回のまとめ

はい、今回はおせち料理の具材について
各種具材に込められた意味や由来に

子供や大人が好きな具材の
ランキングなど見ていきました。

 

具材の意味、知っているものあれば
知らないものもあって調べていて
なかなか楽しかったですね。

勉強になりました。

 

おせち料理を作る時、こういった意味が
あるんだなーと考えつつ作るのも
なかなか楽しいんじゃないですかね。

ではでは、今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょう。


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