時候の挨拶1月上旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

公開日:2015年11月25日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

 

こんにちは、管理人のコタローです。

 

1月上旬となりますと新しい年を迎えて
正月気分がまだ若干抜けていない部分
あるかもですが

年賀状などの他にもビジネスや
プライベートなどに使うために
手紙を送る必要性もあるんじゃないかと思います


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今回は新年の挨拶以外でのビジネスや
プライベートで使える時候の挨拶について

書き出しの候や結び、例文など
紹介していきたいと思います。

 

ではでは、早速今回もいってみましょー。

 

時候の挨拶1月上旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

1月上旬に使うといい時候の挨拶

さて、1月上旬は「1月1日~10日」ですよね。

 

二十四節気の期間で見てみますと

 

「冬至(12月22日~1月5日)」

「小寒(1月6日~1月19日)」

 

このあたりの期間に被っています。

 

冬至はまさに夏至の正反対で
南中の高さも一年でもっとも低くなり
太陽の力が最も衰える日とされています。

 

この日を境に太陽の力が
徐々にまた回復し運気が上がっていく様子を
「一陽来復(いちようらいふく)」というそうで

その点についてはこちらの記事で書いています。

 

合わせてどうぞご覧くださいw

⇒⇒⇒冬至で「ん」の付く食べ物の由来!かぼちゃゆず湯の意味は?

 

そして小寒については冬至から数えて約2週間。
冬至と大寒の中間あたりの季節になります。

 

小寒から節分までの約1ヶ月は
「寒の内」といいまして

まさに冬真っ盛りで寒さが
厳しくなる様子を表しているといいますね。

寒中見舞いを出し始めるのもこの時期です。

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では1月上旬に合いそうな
時候の挨拶の書き出しとしては
どんなものがあるでしょうか。


「小寒の候」

1月6日前後から
19日あたりまでの期間が小寒なので

上旬の期間に使用する分には
まだ問題ないかと思います。


「新春の候」「初春の候」「迎春の候」

新年の挨拶文として適した
「新春」「初春」「迎春」は
そのまま時候の挨拶としても活用できます。

正月のイメージが若干強いので
使用するなら1月上旬の期間がいいでしょうね。


「七草の候」「人日の候」

人日の節句の1月7日あたりにぴったりな候です。
このあたりに手紙を出すとしたら

「七草」「人日」あたりを
使ってみるといいですね。


「松の内の候」

主に1月1日~7日までで
地域によっては15日あたりまでの期間で
新年を祝う期間となっています。

基本的には7日までの
期間限定の候と考えるといいですね。


それではこのあたりの候を使った
ビジネスやプライベートでの
手紙の例文はどんなものがあるでしょうか。

 

1月上旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など

それではまず最初に1月上旬の時期の
時候の挨拶を使ったビジネス上でのやり取りの
例文を見ていってみましょう。

拝啓

新春の候

貴社ますますご繁栄の事と
お喜び申し上げます。

(中略)

今年は暖冬とは申しますけど
何卒ご自愛専一にて
お願い申し上げます。

敬具

拝啓

小寒の候

貴社ますますご発展のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

寒さ厳しき折
風邪など召されませぬよう
くれぐれもご自愛ください。

敬具

謹啓

人日の候

寒さが一段と厳しくなるなか
○○先生におかれましては

ますますご壮健のことと
ご拝察致します。

(中略)

厳寒の折
ご健康とご多幸を祈りつつ

本年も変わらぬご支援ご厚情
賜りますようよろしくお願い
申し上げます。

謹白

と、こんな感じですかね。

 

この時期はまさに冬真っ盛りですから
まずは「候」を書いたら

寒さが厳しい旨を書いて
そして相手の健康と体を気遣う文章を
盛り込んでいきたいですね。

 

基本的な構成はどの例文も似ていると思うので
あとはどういった言葉を選ぶのか。
という点かなと思います。

 

あとより畏まる必要がある人に手紙を送る場合は
書き出しを「謹啓」結びを「謹白」
書いておきましょう。


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1月上旬の時候の挨拶・プライベートでの手紙の例文など

それではプライベートで
手紙を送る場合の例文については
どういった文章がいいでしょうか。

今年は例年にない
寒さでございますが

ご家族の皆さん共々
お変わりないでしょうか。

(中略)

早いもので松の内も過ぎましたので
お互い気を引き締めて
頑張っていきましょう。

今年もどうぞよろしくお願いします

寒に入り
寒さが本格化してきましたが
風邪などひいていないでしょうか

(中略)

厳しい寒さはまだこれからが
本番ですので
健康には十分お気をつけください。

新春とは申しながらも
まだまだ厳しい寒さが続きます。
いかがお過ごしでしょうか。

(中略)

そちらの地域では
雪が舞っているかと思うので

足元には十分お気をつけ
風邪などひかれませんよう
ご注意ください。

本年もよろしくお願いします。

と、だいたいこんな感じですかね。

 

ビジネス用の文章よりは
表現をちょっと砕いて親しみやすくして

 

・寒い時期になりましたが~

・松の内の期間は過ぎましたが~

・新春とはいえまだまだ寒い季節~

 

といった具合に1月上旬の時期にしか
使えない書き出しで書いていき

あとは寒さによって体の調子を
崩さないようにという気遣いの言葉を
いれておけば

基本的な時候の挨拶としては
問題ないでしょう。

 

今回のまとめ

はい、今回は時候の挨拶の1月上旬の候や結び
ビジネスやプライベートなどの
手紙の例文など紹介していきました。

 

1月となりますと地域によっては
大雪に見舞われたりすることもあるので
そのあたり地域の様子とか盛り込むと

手紙の内容に
厚みが出ていいかなーと思います。

 

寒さが厳しくなる時期ですので
そのあたりの気遣いの文章も
忘れずに書いておきましょう。

それでは今回の時候の挨拶
1月上旬の候、結びについての記事は
以上になります。

 

また次回にお会いしましょう~。


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引き続き1月中旬下旬に
12月下旬の候や結びについての
記事もチェックしてみてください。

⇒⇒⇒時候の挨拶1月中旬下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶12月下旬の候に結び!ビジネスや年末年始の例文の書き方

 


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