七草粥の代用レシピ!覚え方や意味由来にいつ食べるの?

公開日:2015年11月26日

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こんにちは、管理人のコタローです。

 

お正月の時期は過ぎて1月7日あたりは
「七草粥」を食べるのが
風習みたいになっていますけど

なんとなく正月の後はお腹もたれ気味だから
お腹や胃に優しい食べ物として
七草粥を食べるってのは有名かもしれません。

 

しかし場合によっては
七草粥苦手ーという人もいるでしょうね。


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今回の内容は七草粥が
苦手な人のための代用レシピの紹介や

覚え方に意味由来、いつ頃食べるものなのか
そのあたりまとめていきたいと思います。

ではでは、早速いってみましょー。

 

七草粥の代用レシピ!覚え方や意味由来にいつ食べるの?

七草粥の由来にいつ食べるの?

いつ食べるのか?そのあたりは
冒頭で書いたように「1月7日の朝」
食べる物です。

松の内の期間中に重なっていることもあって
正月行事かなとも思ったのですが
「人日の節句」の行事とされています。

 

「人日の節句」とは

3月3日の「上巳の節句(ひなまつり)」や
5月5日の「端午の節句(こどもの日)」のように

五節句のうちの1つであり「人の日」を表します。

 

中国では古来より、元日から以下のように
それぞれの日に動物を当てはめて占いが
行われていたといいます。

 

元日・・・鶏

2日・・・狗(犬)

3日・・・猪(豚)

4日・・・羊

5日・・・牛

6日・・・馬

 

それぞれの日に当てはめられた動物は
その日命を奪わないとされ

1月7日は「人の日」と定められて
「人の命を奪わない」

つまり犯罪者を罰する事を
この日だけ禁じたわけです。

 

 

唐の時代では人日の節句に
「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」といった

7種の野菜を入れた羹
(あつもの、とろみのある汁物)

を食べることにより
無病息災を祈ったとされています。

 

このあたりの習慣が日本に伝わり
日本の古来からの習慣の「若菜摘み」と
混じりあって

「七草粥」といったものが
でてきたとされているようですね。

 

 

この若菜摘み、新春の若菜を体に取り込むことで
邪気を祓い病気や体の不調を取り除く効果が
あると考えられていたといいます。

 

そしてこの七草、当時は野菜ではなく

七種の穀物
「米、麦、あわ、きび、ひえ、ごま、小豆」

このあたりだったと言われていますね。

 

そして徐々に野菜を
入れるようになったそうですけど

野菜の種類については
特に決まっていなかったそうで

鎌倉時代の歌人
「四辻 善成(よつつじ よしなり)」が

 

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら
ほとけのざ、すずしろ、これぞ七草」

 

と歌を詠んだことから定番になったといいますね。

 

七草粥を食べる意味について

冒頭で書いたように正月のご馳走によって
疲れた胃腸を休ませるために
七草粥を食べる・・・と言われることが
多いですけど

これは後付けされた理由であるともいいます。

 

本来の理由としてはその一年の

「無病息災」「五穀豊穣」

とを祈るために食べるものとされました。

 

七草粥の七草、その種類に覚え方は?

春の七草ですけど

 

せり、なずな、ごぎょう、はこべら

ほとけのざ、すずな、すずしろ

 

この7つですね。

 

それぞれ邪気を祓うというだけあって
デトックス、整腸作用などの効能があります。

 

「芹(せり)」

効能・・・食欲の促進、解熱、整腸作用

 

「薺(なずな)」

効能・・・解熱、利尿作用

 

「御形(ごぎょう)」

効能・・・去痰、咳を鎮める効果

 

「繁縷(はこべら)」

効能・・・歯槽膿漏

 

「仏の座(ほとけのざ)」

効能・・・解熱、解毒作用

 

「菘(すずな)」

効能・・・利尿、便秘解消効果

 

「蘿蔔(すずしろ)」

効能・・・食欲増進、利尿作用

 

それぞれの七草の覚え方については
以下のような動画がありましたので
参考にしてみたいてください。

⇒⇒⇒七草の覚え方【動画】

 

ベートーベンの「エリーゼのために」
にのせて歌っているんですけど
大分覚えやすいですww


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七草粥が苦手な人のための代用レシピについて

こうした由来や効能などがある七草ですけど
中にはこうした七草粥が苦手な人も
いるでしょうね。

お粥の食感がアウトだったり
七草自体が青臭くてダメって人も。

 

基本お正月のご馳走類はたんぱく質
炭水化物が中心でビタミンやミネラルが
不足しがちなイメージがあります。

あと以前こちらの記事に
胃に優しい食べ物とかまとめてみましたけど

⇒⇒⇒胃に優しい食べ物や飲み物について!料理レシピまとめました

 

野菜系なら

 

・ほうれん草

・大根、カブ

・小松菜

・キャベツ

・じゃがいも

・かぼちゃ

・人参

・長芋、里芋

・バナナ

・りんご

 

などなどこのあたりの食材が使えそうです。

 

食物繊維などを考えるなら

 

・こんにゃく

・ごぼう

・わかめ

・めかぶ

・さつまいも

・かぼちゃ

・ほうれん草

・れんこん

・大根

 

このあたりを使っていくのもいいでしょうね。

 

そのあたりの胃腸に優しい食材類で
いくつかレシピを見ていきますと


「七草粥の代わりに♪大根雑炊 」

20151124-01

⇒⇒⇒七草粥の代わりに♪大根雑炊


「胃にやさしい ヨーグルトサラダ 」

20151124-03

⇒⇒⇒胃にやさしい ヨーグルトサラダ


「リンゴと豆野菜のポタージュ」

20151124-04

⇒⇒⇒リンゴと豆野菜のポタージュ

こんな感じに七草ではなくても
胃に優しいレシピなど色々あるので
試してみるのもいいかなと思います。

 

今回のまとめ

はい、今回は七草粥についての意味由来に覚え方
そしていつ頃食べるのかについて。

七草粥の代用になるレシピや
食べ物などについて紹介していきました。

 

昨今は七草の代わりになる食べ物が
スーパーなどで溢れていますからね~。

基本七草粥を食べる理由が胃を休ませるために
という事であるなら無理に七草粥を
食べなくても問題はないと思いますが

 

近いもので揃えたいかな?という場合には

 

「ほうれん草、小松菜、かぶの葉
大根の葉、水菜、三つ葉」

 

このあたりで代用していくのも
いいんじゃないかと思います。

 

正月で疲れた胃をしっかり休めて
新しい一年を乗り切っていきましょー。

ではでは、今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょー。


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