時候の挨拶1月中旬下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

公開日:2015年11月30日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

 

こんにちは、管理人のコタローです。

 

1月中旬となりますと正月に続き
鏡開き、成人の日などの
イベントもあったりしますね。

季節の方は冬真っ盛りといった感じで
かなり寒い時期が続く頃合いですから

時候の挨拶の書き出しも
寒さにまつわるものが多いかと思います。


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そこで今回は1月中旬、下旬のあたりの
時候の挨拶の候や結び。

ビジネス、お礼状のなどの例文を
紹介していけたらと思います。

では早速いってみましょー。

 

時候の挨拶1月中旬下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

1月中旬、下旬に使うといい時候の挨拶

さて、1月中旬と下旬はそれぞれ

 

「1月11日~20日」「1月21日~31日」

 

の期間となっていると思いますが

二十四節気の期間で見てみますと

 

「小寒(1月6日~1月19日)」

「大寒(1月20日~2月4日)」

 

このあたりの期間に重なっていますね。

20151128-01

小寒は冬至と大寒の中間地点であり
寒さが更に加わる「寒の入り」を
指すともいいます。

 

更にこのあたりから
節分までの1ヶ月間は「寒の内」といいまして
寒さがより厳しくなる冬本番となっていきます。

 

大寒はまさに冬まっさかりな季節で
一年の中でも最も寒い時期がこの大寒。

寒稽古、耐寒のための古くから
伝わる行事が行われるのもこのあたりですね。


こちらの1月上旬の時候の挨拶記事で書きましたけど

⇒⇒⇒時候の挨拶1月上旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

 

中旬までの頃合いは主に
正月の時期を表す季語でもある

 

・新春 ・初春 ・迎春 

・新年 ・七草 ・人日 ・小寒

 

このあたりの候を使いましたが
中旬、下旬の頃合いになると
さすがに候の方も変化していきますね。

 

中旬の頃合いに使うと
いいかなと感じる候としては

 

・小寒

・酷寒

・仲冬

・寒冷

・厳寒

・厳冬

 

と冬の時期の寒さを表現する候。

 

下旬の頃の候も
そんなに違いはありませんけど

 

・大寒

・極寒

・烈寒

・降雪

・厳冬

 

と一部被っていますが
より寒さを感じさせる候が
あっていると感じますね。

 

まあ、基本的に手紙を書く時点で
どれくらい寒いと感じたかで

↑の中から選んでおけば
そんなに問題はないかなと思います。

 

小寒、大寒については
時期が決まっていますので
そこだけ注意ですけどね。

ではこのあたりの候を使用した
ビジネスやお礼状の例文などは
どんなものがあるでしょうか。

 

1月中旬、下旬の時候の挨拶・ビジネスやお礼状の手紙例文など

拝啓

小寒の候

貴社ますますご発展のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

時節柄、厳しい寒さが続きますので
くれぐれも風邪など
召されませぬよう

ご自愛くださいませ。

敬具

拝啓

烈寒の候

貴社ますますご繁栄の事と
お喜び申し上げます。

(中略)

寒さひとしお厳しき折

ご自愛くださいませ。
皆様のご健康とご多幸を
心よりお祈り申し上げます。

敬具

謹啓

極寒の候

貴社いよいよご清祥のこと
とお慶び申し上げます。

(中略)

極寒の候ではございますが

何卒ご自愛専一にて
お願い申し上げます。

謹白

と、大体はこのような
文章形式に収まるかなと感じます。

 

時期的に冬も本番を迎える頃合いですから
候もそれに合わせて寒さを感じさせるものを選び

その寒さで体を壊さないよう
相手への気遣いの言葉を書くようにしましょう。

 

ビジネス系の文章構成は
基本テンプレートにあてはめる感じに

言葉を選んでいけば特に問題ない挨拶文に
なるかと思うのでそこまで
難しくはないかと思います。

 

あと「拝啓」「敬具」よりも
より目上の人に手紙を出す場合は

「謹啓」「謹白」の書き出し
結びを選んで書くといいでしょう。


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1月中旬下旬の時候の挨拶・プライベートでの手紙の例文など

ではもう少し文章を崩した雰囲気にして
親しみをこめた文例の方も見てみましょう。

鏡開きも終わり
お正月気分も抜けた頃かなと思いますが
いかがお過ごしでしょうか。

(中略)

朝夕の冷え込みが
厳しくなっていますので

体調にはどうぞ
お気をつけくださいませ。

雪が舞い身も芯まで
凍りそうな寒さが続きますが
皆さんお変わりございませんか。

(中略)

早いもので松の内も過ぎましたので
お互い気を引き締めて

寒さを乗り切っていきましょう。

大寒の時期を迎え
例年にない大雪となっていますが
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

(中略)

例年にない厳しい寒さが続き
春にはまだ遠い季節ですが
健康には十分ご留意ください。

親しい間柄などプライベートで
手紙を送る場合は文章を若干崩し

1月の時期のイベントなどと絡めて書いていくと
1月の雰囲気をより演出できるかと思います。

 

あと相手の体調を気遣う文章。
この季節ですとやっぱり風邪とか
インフルエンザなどですね。

それらに注意するよう
促す文章も入れておくといいですね。

 

今回のまとめ

はい、今回は1月中旬
下旬の時期に使うと良さそうな候や結びに

ビジネスなどに使える
手紙例文などについてまとめていきました。

 

やはりこの時期は
1年の間でも特に冷え込む時期ですから

寒さと冬の時期を感じさせる
候を入れるとぴったりですね。

 

ただ、その冬の季節が暖冬か寒冬かによって
書き出しなどの文章も若干変わってくるので
感じ方によって「候」を変えるようにしましょう

 

ではでは、今回の時候の挨拶1月中旬下旬の
内容については以上になります。

また次回にお会いしましょー。


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引き続き2月上旬、1月上旬の
時候の挨拶についてもどうぞご覧ください。

⇒⇒⇒時候の挨拶2月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶1月上旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

 


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