チョコレートアレルギーの症状や原因!かゆみや湿疹の対応について

公開日:2016年2月15日

[アレルギー系の病気, チョコレートアレルギー, 健康・医療, 生活の雑学・トリビア, 生活・ライフスタイル, 病気・症状, 食材の雑学ネタ]

 

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

バレンタイン、もしくはホワイトデーの
時期などに出てくるのはチョコレートかなと
思うのですが

そうでなくてもチョコレートを使ったお菓子は
子供から大人まで人気ありますよね。

自分も仕事の合間とかに
糖分補給がてら口にします。

 

しかしこのチョコレート、人によっては
アレルギーの原因になるって知っていましたか?

 

花粉症とかハウスダスト、そばアレルギーとか
特有のアレルギー色々ありますけど

チョコレートアレルギーなるものもあるとは
自分知りませんでした。

 

相手がチョコレートアレルギーなの知らずに
チョコレートを渡してしまったら
色々大変な事になってしまうかも?


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今回はそうしたチョコレートアレルギーについて
症状や原因、かゆみや湿疹などの対応について
まとめていきたいと思います。

ではでは早速見ていってみましょー。

 

チョコレートアレルギーの症状や原因!かゆみや湿疹の対応について

そもそもチョコレートアレルギーとは?原因や症状について

アレルギーの代表格となると
花粉症を思わせるのですが

近年においてよく聞くアレルギーは
以下のようなものがありますね。

 

・花粉症

・アトピー

・ダニ、ホコリアレルギー

・食品アレルギー

・金属アレルギー

・ペットアレルギー

 

そして今回取り上げている
チョコレートアレルギーですが
食物アレルギーに分類され

チョコレート(カカオ)を食べる事で
発症してしまうアレルギーとなっています。

 

 

で、そのカカオに含まれている成分の中で

・ニッケル

・チラミン

この2つの成分がチョコレートアレルギーの
原因になっているそうなんですね。

 

この2つの成分について
もう少し詳しく見ていきますと

ニッケル

カカオマスにはニッケル・・
つまり微量ながらも金属が含まれています。

金属ということは要するに
ニッケルによる金属アレルギーを
引き起こす可能性があるわけです。

 

ネックレスや指輪など
金属に触れる事で肌が赤くなってしまう。

そういった金属アレルギーを持っている人は
チョコレートを食べる事でアレルギーを

引き起こしてしまう可能性が
あることになります。

 

ただ、チョコレートアレルギーを
持っている人が必ず金属アレルギーを
引き起こすというわけでもないらしく

どちらか一方のみ
発症するという人もいるそうです。

 

この金属アレルギーが出てくると
以下のような症状が出てきます。


「金属アレルギーの症状」

 

「1」
金属製の物を身につける事で
汗が出てきて金属が少しずつ溶け出す

 

「2」
溶けた金属がイオン化し体内に入り
タンパク質と結合する。

この時アレルギーの原因にもなる
タンパク質に変質します。
これを「アレルゲン」と呼称します。

 

「3」
体内で「アレルゲン」に対する抗体が作られる

 

「4」
その状態でまた別のアレルゲンが作られると
抗体がアレルゲンを発見し過剰に
反応してしまう。

 

この過剰に反応してしまう部分で
金属アレルギーの症状が出てくるわけです。

 

 

主な症状としては

 

・湿疹

・かゆみ

 

などが出てきてしまうので

対応策としてはまずどんな行動
身につけたもの、食べたものによって

アレルギー症状が出てくるのか
特定することでしょう。

 

特定のアクセサリーを身につけた場合や
チョコレートを食べた時に何故か

全身に湿疹やかゆみの症状が出てくる場合は
それらを身につけたり、食べたりするのを
やめるのが得策です。


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チラミン

はい、次にチラミンの成分について。

なんとなく可愛らしい響きの成分ですけど

このチラミン、赤ワインやチーズなどにも
含まれるもので

 

・高血圧発作の誘発

・血管性浮腫を引き起こす

 

ものとされています。

 

「血管性浮腫(けっかんせいふしゅ)」

正直日常生活を送る上で
聞く機会ないような名称ですけど

簡単に書いていくと
チラミンによって血管が収縮して
その影響で血管が細くなり
その部分が腫れていきます。

 

そしてチラミンの効果が切れることで
急激に血管が拡張してしまいます。

 

この急激に血管が拡張してしまう部分が問題で
そこでアレルギー症状が出てくるとか。

 

主なアレルギー症状としては

 

・蕁麻疹

・頭痛

・粘膜が腫れる

 

こういった症状が出てくる可能性あるので
チョコレートを食べた後に

なんとなく頭が痛かったり、体中がかゆい・・!
なんて症状が出てきたら

チョコレート・・というよりは
チラミンが含まれている食材の摂取は
控えた方が良さそうです。


ここで一旦まとめておきますと
チョコレートアレルギーというよりは

 

・ニッケル

・チラミン

 

この2つの成分がアレルギーの原因となっていて

 

・湿疹

・かゆみ

・蕁麻疹

・頭痛

・粘膜が腫れる

 

などの症状を引き起こしてしまうという事が
分かったかと思います。

 

チョコレートアレルギーの対応策について

チョコレートアレルギーの対応策の前に・・

バレンタイン、もしくは
ホワイトデーなどの時期は

チョコレート菓子が表に出てくることが
多くなりますね。

20160214-01

この時期にチョコレートを
沢山摂取してしまうと

チョコレートアレルギーを発症する可能性が
高くなるそうですが

これを「バレンタイン症候群」
呼ぶそうで。

 

特にバレンタインを過ぎた日を境に
病院に駆け込む患者さんが多くなる事から
こうした名称がつけられたとか。

 

アレルギーって複数の原因となる物質が
体内に入り込み

処理しきれなくなった結果
何かしらのスイッチが入って
アレルギー症状として出てくるものなので

いきなりチョコレートをたくさん食べることで
チョコレートアレルギーを
発症してしまう事もあるわけですね。

 

 

そしてもしもアレルギーかも・・?
といった疑念を抱いた場合には

素人判断しないで

「早めに病院で診察を受ける」

これが最も賢い対応策かなと感じます。

 

チョコレートアレルギーも
上記にあげたものの他に

・脈拍が速い

・全身がむくんでいる

・身体が重くぐったりしておる

・けいれんを繰り返す

・心臓の鼓動が速い

・呼吸が苦しい

などの症状が出てくる事もあります。

 

「アナフィラキシーショック」など
急性アレルギーショックの状態
になってしまうと命の危険も出てくるので

明らかに普通の状態でない場合は
救急車を呼んで迅速に対応したいところです。

 

チョコレートを食べて
アナフィラキシーショックで亡くなっただなんて
あんまりですからね;;

 

今回のまとめ

はい、今回は
チョコレートアレルギーの症状や原因。

それと対応策などについて紹介していきました。

 

こういったアレルギー症状って
特定の食品を食べ過ぎることによって
出てくる事が多いそうです。

これは他の食品にもいえることですから
嗜好品などの摂取は一気にどか食いしないで

適量ずつ食べていくようにしたいですね。

 

チョコレート大好きだからといって
毎日大量に食べるという事はしない方が
懸命ですよ(苦笑

では、チョコレートアレルギーの症状や
原因などについては以上です。

 

また次回によろしくお願いします。


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