チャイルドシートの助手席装着は法律違反?前向き後ろ向きもNG!
公開日:2015年4月4日[お出かけ用品, チャイルドシート, ベビー用品, 生活の雑学・トリビア, 生活・ライフスタイル, 育児・教育]
どうも、こんにちは。管理人のコタローです。
小さいお子さんがいるご家庭だと
車にチャイルドシートが
装着されているはずですが
助手席と後部座席どっちに装着していますかね。
ほとんどの方が後部座席に
装着していると思うのですが
助手席に装着しているというケースも
あるのではないでしょうか。
確かに後部座席よりも助手席に
装着したほうが子供が何をしているのか
分かりますから
助手席に装着する気持ちも分かります。
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しかし助手席にチャイルドシートを
装着するのって違反になりませんでしたかね?
今回はチャイルドシートを
助手席に装着する点について法律違反なのか
どういった危険があるのか。
そのあたり見ていってみたいと思います。
目次
チャイルドシートの助手席装着は法律違反?前向き後ろ向きも実は危険なんです
助手席にチャイルドシートは違反になるのか
まずこの助手席にチャイルドシートを
装着すると違反、違法になるのかどうかと
いったところですけど
結論から書いておきますと
「違反ではありません」
道路交通法上では
助手席にチャイルドシートを付けても
別に違反にはならないんですね。
そうなってくると心理的には
やはり何をしているのかすぐ分かるし
ぐずりはじめたら手で触って
安心させる事も可能な助手席に
装着したいところですよね。
後ろだと泣いていても
どうして泣いているのか分かりづらいし
運転にも集中できないでしょう。
しかし一般的にはチャイルドシートの装着は
後部座席となっています。
そこにもちゃんと理由があるんですよね。
助手席のチャイルドシート装着はかなり危険
まず助手席ですけど車の中でも
事故にあった時亡くなる確率が高いという点。
それと最大の要因が「エアバッグ」の
衝撃による大ケガの可能性です。
事故に合いそうになった時
運転手は本能的に自分の身を
守ろうとするためハンドルを
右に切ろうとする人が多く
そうなれば助手席の人が
大怪我などを負うリスクも高くなります。
エアバッグがあるから大丈夫なのでは?と
思うかもしれませんが
そのエアバッグ、子供にとっては
亡くなる、もしくは大怪我を負う
原因にもなります。
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本来命を守るはずのエアバッグでどうして?と
思うかもしれませんが・・
エアバッグは本来大人の体型を
守ることを想定し作られているものであり
膨らむ時の膨張速度は
時速100km以上を軽く越えます。
通常なら膨らみきって
ふわふわした状態のエアバッグに
顔を突っ込むことになるのですが
これがチャイルドシートに乗せている子供だと
まずチャイルドシートを装着した時点で
子供の頭は通常の座席位置よりも
前になっていますよね。
そうなるとエアバッグが
膨らみきる前の膨張している途中の
エアバッグに顔を突っ込むことに。
その衝撃は時に大人の鼻の骨や腕を骨折
するほどの衝撃だといいますから
小さいお子さんだとどうなるのか・・・(怖
こちらにエアバッグを
展開させている動画がありますけど
開いただけでこの衝撃です。。
こういった部分があるからこそ
助手席に装着するのは
絶対やめた方がいいというわけですね。
あと助手席の後ろ向き装着も危険です
あと助手席に後ろ向きで
チャイルドシートを装着しているケースも
あるといいますが
これも危険とされています。
進行方向に対して後ろ向きに
つけているとなると子供は後ろを
向いているわけですが
そうなるとエアバッグが作動した時に
シートが押し出され
子供が勢い良く座席の背もたれ部分に
突っ込むことになります。
膨張速度が軽く100kmを超えるとなれば
その衝撃はどれほどのものなのか・・;;
背もたれ部分とチャイルドシートに挟まれて
首の骨を折るという事故も起きていますし
とにもかくにも
チャイルドシートを装着する時は
助手席に取り付けないのが
大原則ということになりますね。
今回のまとめです
はい、というわけで今回は
チャイルドシートを助手席に乗せるのは
法律違反になるのか?という点と
助手席に装着するのは前向きでも
後ろ向きでも危ないので
絶対やめておきましょう
という点について書いていきました。
違反にならないからといって
いざ事故が起きた時に子供が大怪我した場合
それがエアバッグによる
衝撃が原因だったとしたら
後悔してもしきれませんよね;;
確かに助手席に乗せていた方が
子供の状態を確認しやすいですから
お気持ちはすっごいよく分かりますけど・・
しかし一時の楽さを求めて
安全性が疎かになるのは
いざ何かあった時に遅いので
やはり後部座席に乗せておきましょう。
というわけで今回はこれにて失礼しますね。
次回また~。
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