時候の挨拶9月中旬の候に結び!ビジネスの手紙やお礼状の例文は?

公開日:2015年8月8日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

さて9月の中旬(9月11日~9月20日頃)の季節
時期的にはまだまだ残暑が厳しい頃合い
なんじゃないかと思います。

昨年2014年の気温を見てみると
9月16日あたりでも東京は最高気温30度とか
記録しているあたり

 

秋の気配はどこだろうといったところですね;;

だいたい落ち着いてくるの
10月の中旬以降みたいですし。。


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ビジネスでのやりとりに
残暑見舞いなどのお礼状などを
まだ出していない場合とかは?

この時期の時候の挨拶などは
どのように書き始めたらいいでしょうか。

 

今回は9月中旬あたりの時候の挨拶や
例文の一例などについて紹介していきたい
と思います。

ではいってみましょー。

 

時候の挨拶9月中旬の候に結び!ビジネスの手紙やお礼状の例文は?

9月中旬に使うといい時候の挨拶

9月の中旬(9月11日~9月20日頃)の時期ですが

二十四節気の期間で見ておきますと

白露(9月8日~9月22日頃)の期間に
すっぽり入っている状態になっています。

 

別の記事で「白露」について書いているので
ここではサラッと流しておきますが

夜の間に大気が冷え込んで
草花などに朝露が宿り始めると
いったところから

時期的に「白露」の
名前がついたとされています。

 

「白露」の内容について
もうちょっと詳しくはこちらの記事からどうぞ~

⇒⇒⇒白露の候の意味に時期はいつ?時候の挨拶例文に二十四節気の食べ物

 

とはいいましても、暦の上で秋でも
実際はまだまだ残暑厳しい時期なのに
変わりないので

9月上旬の手紙などの書き方と
そんなに大差はないですかね。。

20150806-01

時候の挨拶で使うと
良さそうな書き出しの「候」となると

・残暑の候

・爽秋の候

・涼風の候

・秋晴の候

・秋涼の候

・野分の候

・白露の候

このあたりでしょうか。

 

残暑の厳しい頃合いなので
まだ「残暑の候」を使っても不自然には
ならないでしょう。

 

最低気温の方はさすがに
8月の時期に比べて低くなっているので

「朝晩涼しくなってきましたが」などの
言葉を入れてみてもいいかなと思います。

残暑の厳しさ+秋を感じさせる文面

この辺り盛り込めばひとまず問題はないかと。


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9月中旬の時候の挨拶・ビジネスやお礼状の手紙の例文など

9月中旬、まだまだ残暑厳しい状態なので
文面の書き出しは

ビジネスでのやりとりなどの場合は
↑の各種「候」や「~のみぎり」と書いておき

 

残暑の厳しさ+相手の安否を気遣う言葉

ひとまずこんな構成で。

 

自分の住んでいる地域を主観に置いて
最近の気温や状況から書き出していきましょう。


「9月中旬のビジネスでの例文など」

拝啓

白露の候

皆様におかれましては
益々ご健勝のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

季節の変わり目でございますので
くれぐれもご自愛くださいませ

敬具

拝啓

爽秋のみぎり

皆々様におかれましては
ますますご清栄のことと
お喜び申し上げます。

(中略)

皆様お元気で、爽やかな秋を
満喫されますことを
お祈り申し上げます。

敬具

謹啓

野分の候

貴社いっそうご清祥のことと
慶賀の至りに存じます。

(中略)

長雨の季節ゆえ
どうぞ健やかにお過ごしください。

皆様のご健康を心より
お祈り申し上げます。

謹白

書き出しの基本は「拝啓」で結びは「敬具」
文面におけるこれらの役割は
礼に始まり、例に終わるといった感覚ですね。

 

より畏まった、敬意の高い相手に手紙を送る場合は

「謹啓」で始めて
「謹白」「敬白」などで閉じます。

なかなか堅苦しいですけど
覚えておいて損はないでしょうね。

 

残暑見舞いのお礼状、出し忘れていた時は?

さて時期的に暑中見舞いはとうに過ぎて
残暑見舞いも基本は8月の末日までに
出すのが理想。

しかし「処暑の候(8月23日~9月7日頃)」
この期間までに届くように送っても
まだギリギリ大丈夫かなーと。

 

しかし中旬を過ぎたあたりで
「残暑見舞いのお礼状を送るの忘れていた!」

とついうっかりしてしまっていたという
状況もあるかもしれません。

 

その場合はひとます落ち着いて・・・

まず時候の挨拶を
この時期のものに置き換えて書きはじめ

 

「残暑見舞いをお送りしようと
思っていたのですが、9月になってしまい
大変申し訳ございません」

 

といった具合にまず
先方への謝罪の言葉を入れておき

そして近況や相手への気遣いの言葉を
書いていけばいいかなと思います。

 

何も残暑見舞いや寒中見舞いなどが
手紙のすべてではありませんので

季節にあった季語などを入れていけば
立派な時候の挨拶になるでしょう。

拝啓

日増しに秋の深まりを
感じる今日この頃

残暑見舞いをお送りしようと
思っていたのですが

9月になってしまい
大変申し訳ございません。

お元気でいらっしゃいますか?

(中略)

未だに厳しい残暑が続いております
体調には十分ご注意のうえ
ご活躍ください。

敬具

と、こういった構成でも
大丈夫かなと思います。

 

時期的に台風なども近づいてくる頃合いですから
先方の地域近くに台風が近づいていそうな
状況なら

そのあたりの安否を気遣う
言葉を入れていくのもいいでしょうね。

 

今回のまとめ

と、いうわけで今回は9月中旬あたりの
ビジネスや手紙での
時候の挨拶の例文や書き出しなどについて
お送りしていきました。

 

挨拶の手紙などを送る時期としては
暦の上では秋なのに実際は残暑が厳しいという
なんとも書きづらい季節ですが

相手を気遣う手紙などは
いつの季節にもらっても嬉しいものです。

 

昨今はメールやラインなどの
やりとりが主流になりつつありますが

たまにはこうしたアナログな方法で
文面のやりとりをしてみるのも
温かみがあっていいかもしれないですね。

 

どうぞ参考にしてもらえれば幸いです。

ではでは今回の内容は以上になります。
また次回によろしくお願いします。


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引き続き
9月の時候の挨拶関連についての記事も
どうぞ御覧ください。

⇒⇒⇒時候の挨拶9月上旬の候に結び!ビジネスの手紙例文にスピーチ例

 


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