彼岸花(曼珠沙華)の花言葉の意味由来に黄色白は?英語の読み方は
公開日:2015年8月27日[生活の雑学・トリビア, 生活・ライフスタイル, 花言葉, 英語, 語学, 語学・学習]
こんにちは、管理人のコタローです。
なんだか一気に涼しくなってきましたね~。
9月あたりの秋めいた季節になってくると
よく目にしたりポスターなどでも
出てくるかなーと思われるのが
彼岸花もとい曼珠沙華。
あの見た目鮮やかに咲き誇る雰囲気は
美しいと感じさせる反面
どこか怪しげな雰囲気も持っていたりして
なんともミステリアスだなーと感じさせます。
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今回はそのミステリアスな彼岸花について
花言葉や英語の読み方などの
ちょっとした雑学知識を
お送りしていきたいと思います。
ではいってみましょー。
目次
彼岸花(曼珠沙華)の花言葉の意味に黄色白の由来!英語の読み方は?
彼岸花(曼珠沙華)の名前の由来や花言葉について
ひとまず彼岸花の名前の由来から書いてみますと
一番分かりやすいのは秋のお彼岸の時期でもある
9月23日の秋分の日の前後3日間
そのあたりの時期に咲き始めるという点から
この名前がついたとか。
そしてこっちの内容については
別途記事にしてお送りする予定ですが
彼岸花の球根にはなんと毒があるそうで・・
ちゃんと毒を抜いた場合は薬効効果があり
救荒食(きゅうこうしょく)
つまりは飢餓や災害などに見舞われた時の
緊急的な食材になり得るんですが
毒抜きしないで食べた場合は
彼岸へと旅立つ。
つまりは死んでしまうという点から
この名前がついたとされています。
そうした危険も覚悟して植えて
食べなければならなかった時代も
あったということですよね。。
ちなみに彼岸花の別名として
これまた有名な曼珠沙華は
サンスクリット語における
「天界に咲く花」といった意味で
めでたい事が起こる前触れとして
赤い花が天から降ってくるといった
記述が仏教の経典にはあるそうです。
サンスクリット語では
「manjusaka」と書くそうですよ。
そして通常のよく見る赤色の花言葉としては
「情熱」「独立」
「再会」「あなたを1人だけ想う」
といった意味合いの他に
「悲しい思い出」「諦め」
といった意味などもあります。
「情熱」はなんとなく
燃えるような赤色をしている点から
ついたようなイメージがありますね。
「悲しい思い出」と「再会」
については彼岸へと旅だった人を
供養する意味合いで
墓地などに捧げる供花に
彼岸花を用いたりしますけど
そうした時に亡くなった人が
生きていた頃を思い出し涙する様子が
「悲しい思い出」に
彼岸の時期には先祖が
家に帰ってくるという点から
「再会」の意味がついているのではないかと。。
「あなたを1人だけ想う」については
彼岸花の特性から来ているものとされてますね。
彼岸花は長い茎の上にまず花が咲いて
次に花が落ちてから葉っぱが出てくるといいます
この点から韓国の方では
「葉は花を思い、花は葉を想う」と捉え
こういった花言葉が
ついたのではないかとされています。
彼岸花1つで結構
色々な意味合いが含まれているんですね~。
彼岸花(曼珠沙華)の黄色や白の花言葉は?
個人的に黄色や白色の彼岸花が
あるとは知りませんでしたね。
生で見たことないもので。。
黄色や白色の彼岸花の花言葉は以下の通り
「黄色」
・追想
・深い思いやりの心
・悲しい思い出
・陽気
・元気な心
「白色」
・あなたを1人だけ想う
・また会う日を楽しみに
といった具合になっています。
花言葉の意味合いとしてはいくつか
赤色の彼岸花とかぶっている部分ありますね。
黄色の「追想」については
「あなたを1人だけ想う」と似たような意味で
花が咲いている時には葉っぱがなく
葉がある時には花がない。
そうした点から
それぞれが互いを想う。。といった
意味がこめられたんでしょう。
「元気な心」については
花の色が黄色という点から
明るく元気に、という意味が
込められていると考えられます。
白色については
「また会う日を楽しみに」は
「再会」とかぶっているように感じるので
省いておきましょうか(苦笑
ちなみに黄色の彼岸花は
「鍾馗水仙(しょうきずいせん)」
「鍾馗」とは中国の
民間伝承に伝わる道教系の神様だそうで
その人が生やしているひげを
「鍾馗ひげ」というそうですが
彼岸花の花弁が波打っている様子が
そのひげとそっくりという点から
こうした名前がついたとか。
そして白色の彼岸花は
鍾馗水仙(黄色彼岸花)と
曼珠沙華(赤い彼岸花)とかけあわせて
誕生まれたものなんだとか・・・・
そして厳密に言ってしまえば
黄色と白の彼岸花は彼岸花ではない
という話なんだそうですね(なんだってーΣ
どっちもヒガンバナ科で
ヒガンバナ属(リコリス属)となっていて
彼岸花の仲間で
ある事に違いはないようですけど。
なんというか、調べている最中に
面白いトリビアにぶちあたりました(苦笑
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彼岸花(曼珠沙華)の英語の読み方について
さて彼岸花の英語の読み方についてなども
書いていきますが
英語の読み方だと下記のようになるみたいです。
「cluster‐amaryllis
(クラスター・アマリリス)」
アマリリスとは
ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の花であり
彼岸花の仲間であるとされてます。
こんな感じの花ですね。↑
「クラスター」とは日本語に訳すと
「集団・群れ」という意味を持ちまして
直訳するなら
「アマリリスの群れ」という言葉になります。
曼珠沙華の写真とか見てみると
1つの花弁がつまって1つの花のようになっており
その1つ1つが
アマリリスのように見えるという点から
「クラスター・アマリリス」の
英語名がついたのでは、とされてますね。
「hurricane lily(ハリケーン・リリー)」
そのまま直訳するなら「台風リリー」となって
なんのこっちゃって感じですが。。
「リリー」とは英語の「lily」であり
訳すと「ユリの花」の意味を持つようになります
つまりは「台風のユリの花」となるわけで
彼岸花そのものが台風みたいってこと??
とミスリードしそうですが
これは彼岸花が咲く時期に
関係しているみたいです。
主に彼岸花が花を咲かせるのは9月の時期で
この時期って毎年毎年台風が
日本にやってくる時期でもありますよね~。
それも連発で;;
アメリカの方でも同じ時期に
ハリケーンが発生するとのことで
ハリケーンが発生する時期に
咲き誇るユリっぽい花・・・
そのため「ハリケーン・リリー」の名前が
ついたとされています。
「red spider lily
(レッド・スパイダー・リリー)」
なんだかどこぞの
アメコミヒーローガールみたいな呼び名ですね。
「lily」とは先述した通りユリの花の意味を持ち
「red spider」は直訳すれば「赤い蜘蛛」
彼岸花の所々から出ている触覚みたいなものが
蜘蛛の足に見えたことから
こうした呼び名になったのではないかと
されています。
なんというか、彼岸花の英語名
どれもこれも格好いいのばっかりですね。
今回のまとめ
はい、そんなわけで今回は
彼岸花(曼珠沙華)の花言葉の意味や由来
英語の読み方についての雑学知識について
お送りしていきました。
個人的には黄色と白の彼岸花が
厳密にいうと彼岸花でなかったってところに
ちょっと驚きでしたね。
白の彼岸花が赤と黄色とをかけあわせて
できたってところも知りませんでしたし・・
英語名についてもなかなか勉強になりました。
次回は彼岸花が持つ毒の部分について
ちょっと調べていこうかなーと思います。
ではでは、今回はこのあたりで失礼します。
また次回にお会いしましょう~~~。
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追加したので、どうぞご覧くださいませ~。
⇒⇒⇒彼岸花の球根に毒?茎に触ると子供や犬は危険?別名が怖い…!