時候の挨拶10月中旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

公開日:2015年9月12日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

先日は10月上旬の時候の挨拶の候に
結びなどの内容についてお送りしていきましたが

今回は10月中旬の時期について。

 

10月中旬ともなるとすっかり秋も深まり
ちょっと寒いかな?といった日も
出てくるかもですね。

秋の行楽にレジャーなど出かけるのも
楽しくなるこの時期にぴったりな時候の挨拶は
どんなものがあるでしょうか。


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では10月中旬の時候の挨拶の候や結び
それにビジネスやお礼状の例文などについて
お送りしていきます。

では早速いってみましょー。

 

時候の挨拶10月中旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

10月中旬に使うといい時候の挨拶

さて10月中旬は11日から20日の
あたりになるわけですが

二十四節気の期間で見てみると

「寒露(10月8日~10月23日)」

の時期の中にすっぽり入った形になります。

 

こちらの記事でも書いてみましたけど

⇒⇒⇒寒露(二十四節気)の意味由来に時期はいつ?食べ物に献立は?

秋の長雨の季節も終わって
秋の雰囲気もより深まっていく
時期になりますね。

 

日中は大気が比較的
安定することから秋晴れが気持よく
夜には月が美しく見える頃合いになります。

時期的には体育祭や運動会などの行事が
注目を集める頃合いでしょうか。


では10月中旬あたりに使うと良さそうな
時候の挨拶の書き出しは
どういったものがありますかね。

 

「寒露の候」
まさに二十四節気の寒露の季節に入っているので
この寒露の候はある意味ぴったりと
言えるでしょう。

 

「錦秋の候」
ほぼ10月全般で使える使い勝手の良い「候」です
木々の葉っぱが錦織の着物のように
鮮やかに色づく季節なので
この候が使われます。

木々の色が黄色く赤く
色づき始めたら使っていきましょう。

 

「紅葉の候」
こちらも10月全般で
使用することの出来る「候」になります。

10月に手紙を出す時に書き出しで困ったら
この候を使うのが一番無難かもしれないです。

 

あと他に上げるなら・・・

「菊花の候」

「秋冷の候」

「爽秋の候」

「清秋の候」

「秋涼の候」

「秋麗の候」

このあたりの時候の挨拶の候も
10月の秋の雰囲気を感じさせるのには
ぴったりでしょう。

20150911-04

あとは友人などに手紙を出す時に
「候」の書き出しだとちょっと堅いかな・・・
といった場合には

 

「秋の夜長を感じる季節に~」

「スポーツの秋にうってつけの季節~」

「読書の秋」

「実りの秋に~」

「行楽やお出かけをするのに良い季節~」

 

こんな感じに身の回りで
秋を感じる言葉を盛り込みつつ書き出していけば
手紙の構成も幾分か立てやすくなるでしょう。

 

10月中旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など

では10月中旬あたりのビジネス関連で使えそうな
時候の挨拶はどんなものがあるでしょうか。

いくつか例文を書いていきますと・・・

拝啓

錦秋の候

貴社ますます
ご繁栄のこととお慶び申し上げます

(中略)

秋冷が加わります折
よろしくご自愛のほど
お願い申し上げます。

敬具

拝啓

寒露の候

皆様におかれましては益々
ご健勝のこととお慶び申し上げます

(中略)

秋雨の折、皆様のご健康を
心よりお祈り申し上げます。

敬具

謹啓

紅葉の候

貴社ますますご繁栄のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

秋気肌に染む時節
貴社の更なるご発展を
心よりお祈り申し上げます。

謹白

とまあ、こんな感じでしょうか。

 

ビジネス系の手紙の場合ですと
この時期にぴったりな「候」を選び

涼しくなってきた、季節の変わり目という事で
相手の体調を気遣う言葉などを入れておけば
まず問題ないかと思います。

 

比較的テンプレートに当てはめやすいので
構成としては作りやすいでしょうか。

通常の場合は書き出しを「拝啓」
結びは「敬具」と書いておき

相手がより上位の立場にある人の場合は
書き出しを「謹啓」結びを「謹白」にして
より畏まった文章にするといいです。

このあたり覚えておいて損はないですよ。

 

あ、あとは「候」以外にも

「錦秋のみぎり」

「紅葉のみぎり」

など「みぎり」という言葉を使うのも
いいかなと思います。


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10月の時期のお礼状について

さて、この時期のお礼状となりますと
冠婚葬祭関連が多いんでしょうかね。

お礼状を書く時のポイントとしては

・書き出しの言葉

・お礼や感謝の気持ちの言葉

・本文

・今後もお付き合いをお願いする言葉

・結びの言葉

基本はこの順番で
書いていくといいかと思います。

 

一応結婚祝いのお礼の
お礼状例文を書いておきますと

拝啓

錦秋の候

皆様におかれましては
ますますご盛栄のことと
お喜び申し上げます。

先日は私共の結婚に際し
ご丁寧なお祝いの品を賜りまして
厚く御礼を申し上げます。

(本文中略)

今後は2人で力を合わせて
幸せな家庭を築いていく所存で
ございます。

なお、こころばかりの内祝いの品を
お送り致しましたので
ご笑納いただければ幸いです。

秋が深まりゆく季節ですが
くれぐれもご自愛ください。

まずは書中をもちまして
御礼申し上げます。

敬具

こんな感じでしょうか??
お礼の内容に秋の時候の挨拶を付け加え

更に相手への気遣いの文章を入れておけば
ほぼ問題ないはずです。

 

今回のまとめ

はい、今回は時候の挨拶の
10月中旬あたりに使うと良い候に結び。

ビジネスやお礼状などの
例文の一例について紹介していきました。

 

基本秋の季節の時候の挨拶の候は
結構選びやすい部分があるので

一番季節柄雰囲気の合ったものを
選ぶといいのではないでしょうか。

秋の涼しい空気の中で手紙を書いて
送ってみるのもなかなか風情あって
いいですよね。

 

どうぞ手紙を書く際の参考になればと思います。

ではでは今回の内容は以上です。
また次回にお会いしましょう~。


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引き続き10月下旬、上旬の時候の挨拶に
秋の時期の「候」についてもご覧くださいませ。

⇒⇒⇒時候の挨拶10月下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶10月上旬の候に結び!ビジネスの手紙例文にスピーチ例

 

⇒⇒⇒錦秋の候の意味読み方に時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

 

⇒⇒⇒仲秋の候の意味に時期は10月?いつからいつまで?時候の挨拶例文集

 


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