時候の挨拶10月下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

公開日:2015年9月20日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

どうもこんにちは、管理人のコタローです。

 

さて、10月の時候の挨拶について
上旬、中旬と紹介してきましたけど

今回は残りの下旬の時候の挨拶の挨拶について。

 

10月の下旬には10月でも一番注目が
集まりそうなイベントの
ハロウィンがありますよね。

そうなってくるとそのあたりの
話題など絡めて手紙を出すこともできそうです。


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この時期になると秋も更に深まり
時折寒さも感じるようになるので
そのあたりも手紙の中に盛り込んでおきたい所。

では、10月下旬の時候の挨拶について
見ていってみましょうか。

 

時候の挨拶10月下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

10月下旬に使うといい時候の挨拶

10月下旬は10月21日~31日のあたり。

二十四節気の期間を見てみますと

「寒露(10月8日~23日)」

「霜降(10月24日~11月7日)」

このあたりの期間に
かぶっている形になるでしょうか。

 

「寒露」と「霜降」については
こちらの記事でも書いていますが

⇒⇒⇒寒露(二十四節気)の意味由来に時期はいつ?食べ物に献立は?

 

⇒⇒⇒霜降の候の意味読み方に時期!時候の挨拶例文に二十四節気の食べ物

 

実りの季節が始まる本格的な秋に加えて
秋の季節も更に深まり、朝晩の冷え込みも
厳しくなって

そろそろ冬支度の準備を
していく頃合いでもありますね。

 

寒暖の差が激しくなってくるので
体調も崩しやすくなってくる頃なので

そのあたり相手への気遣いの言葉として
書く事ができます。


では10月下旬あたりの時候の挨拶で
何かぴったりな書き出し「候」は
ないものでしょうか。

 

「紅葉の候」
季節柄、木々の葉っぱも紅葉していく時期で
10月全般に使うことが出来る
かなり使い勝手の良い候の1つです。

何を使うか迷ったらひとまず
「紅葉の候」を使うといいでしょう。

 

「錦秋の候」
木々が色鮮やかに紅葉する頃合いに
使いたい「候」になります。

あまり早い段階ですとまだ葉っぱが
紅葉していないかもしれないので
実際に木々の葉っぱが紅葉してきたら
使ってみましょう。

20150917-23

「霜降の候」
10月23日に迎える
二十四節気の1つでもある「候」になります。

初霜の知らせなどが
テレビのニュースで入るのもこの頃なので
耳に入り始めたら使ってもいいかなーと。

もしくはあなたがお住まいの地域で
初霜を見たなどあったら是非使ってみましょう。

 

「秋冷の候」
秋も更に深まっていき
そろそろ空気の肌寒さも感じる頃合い。

そういった時には「秋冷の候」も
時期的にはぴったりと言っていいでしょう。

 

その他にも・・・

「菊花の候」

「爽秋の候」

「清秋の候」

「秋涼の候」

「秋麗の候」

このあたりの候も秋の
心地よい涼しさを表す上で使いやすい候ですね。

 

友人や親戚などちょっと身近な人に出す場合には

「秋の夜長の月が美しい季節~」

「芸術の秋を迎え~」

「スポーツの秋となり~」

「ハロウィンのイベントが近いですが~」

などなどこの季節にぴったりな
書き出しの一例は結構色々あります。

 

秋の季節のぶどうとか梨、柿などの食べ物とか
文章に盛り込むのも秋らしさを出せますし

秋の時期は挨拶文を考える上で
結構使える季語も多くて
構成考えやすいかもしれないですね。

 

10月下旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など

では10月下旬あたりの時候の挨拶。
まずはビジネス上でのやりとりについて
見てみましょう。

拝啓

霜降の候

皆様におかれましては益々
ご健勝のこととお慶び申し上げます。

(中略)

秋冷深まりゆく折

皆様のご健康を心より
お祈り申し上げます。

敬具

拝啓

紅葉の候

貴社ますます
ご発展のこととお慶び申し上げます。

(中略)

秋たけなわの好季節

貴社の更なるご発展を
心よりお祈り申し上げます。

敬具

謹啓

錦秋の候

空は爽やかに澄み渡り
美しい紅葉の中
秋も深くなってまいりましたが

いかがお過ごしでしょうか。

(中略)

秋気肌に染む時節

体を壊しやすい時期でもありますので
何卒ご自愛くださいませ。

謹白

ビジネスでのやりとりで
書いていくとしたらこんな具合でしょうか。

 

まあ秋の時期の時候の挨拶となると
「候」の部分を切り替えるだけで

あとはテンプレートに当てはめていくだけで
挨拶文出来るのでそんなに
難しく考える必要はないですかね。

ビジネスの文章だと特に口調も堅く
機械的になるので余計にそう感じます(苦笑

 

通常ですと書き出しと結びには
「拝啓」と「敬具」を用いますけど

より相手を敬い畏まる必要がある場合は
「謹啓」「謹白」を用いるようにすると
いいかなと思います。


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10月の時期のお礼状について

時期的にはお礼状を出すパターンとしては
結婚式への出席のお礼とか

何か贈り物をしていただいたとか
そういったケースでしょうか。

 

基本的な構成は通常の時候の挨拶の
書き方と大差はないですけど

書いていく構成の順番としては

1 頭語

2 時候の挨拶

3 相手を安否を尋ねる文章

4 本文の前にお礼の言葉

5 本文

6 「今後とも宜しくお願いします」
などお付き合いをお願いする言葉

7 結びの挨拶

8 「お礼まで」
お礼状だけでお返しの品は
必要ありませんという意味。

9 結語

本文の手前に
「この度はお心遣い頂きまして
ありがとうございました」

こういったお礼の言葉を入れて
本文を書いていけばいいでしょう。

 

秋の頃合いですので
↑にあげた「候」や季語などを入れて
しっかり相手を気遣う言葉も入れていけば

お礼状としても問題のない
仕上がりになるかと思います。

 

10月下旬の時候の挨拶・親しい人に出す手紙の例文など

秋晴れの心地良い季節

葉の色もすっかり
鮮やかに色づいておりますが
お元気でいらっしゃいますか。

(中略)

徐々に冷え込みも
厳しくなっていきますので

風邪などには十分
気をつけてくださいね。

敬具

ハロウィンの季節も近づき
朝夕すっかり涼しくなってきたこの頃
いかがお過ごしでしょうか。

(中略)

ますます秋が深まり
食べ物が美味しくなる季節なので

ご家族で味覚の秋
行楽の秋をお楽しみください。

親しい間柄で手紙を送る場合は
「候」や「みぎり」などで書いていくと
ちょっと堅苦しさが際立ちますね。

 

なのでちょっと書き方を崩して
語りかけるような口調で書いていった方が
親しみのある文章になるかと思います。

こちらでももちろん相手への
気遣いの言葉など忘れないように
盛り込んでいきたいところです。

 

今回のまとめ

はい、今回は時候の挨拶の10月下旬の候に結び。
ビジネスやお礼状などの書き方について
まとめていきました。

 

10月の頃合いは色々イベント事も多いので
秋らしい季語を使っていけば
そんなにおかしい手紙にはならないはずです。

あとは時候の挨拶の「候」の使用時期を
間違えなければ大丈夫でしょう。

 

今回の内容が手紙を出す際の
参考になればと思います。

では、今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょう~。


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引き続き11月上旬に
10月中旬の時候の挨拶や

この時期の「候」についても
どうぞご覧くださいませ。

⇒⇒⇒時候の挨拶11月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶10月中旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

 

⇒⇒⇒錦秋の候の意味読み方に時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

 

⇒⇒⇒菊花の候の意味読み方に時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

 

⇒⇒⇒仲秋の候の意味に時期は10月?いつからいつまで?時候の挨拶例文集

 

⇒⇒⇒紅葉の候の意味に時期はいつからいつまで?時候の挨拶手紙の例文集

 


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