熱性けいれんで慌てない!幼児や赤ちゃんが痙攣した時の対処法
公開日:2015年1月18日[子供の病気, 熱性けいれん, 痙攣・ひきつけ, 育児・教育, 赤ちゃん・幼児のトラブル]
こんにちは、管理人のコタローです。
自分姉がいまして
その姉に2人の子供がいるんですが
子供がいきなりなる
熱性けいれんって怖いよね。。
という話を以前したことがあります。
その姉の友達のお子さんがそうした
熱性けいれんを起こしたことあったそうで
その体験談を聞いて
そうした話になったわけですが
調べてみるといきなり
そうした症状が出てくるそうで
白目もむいて突然
ビクビク痙攣し始めるなどするので
姉の友人さんもかなり対応に慌てたそうです。
その時その方熱性痙攣の
存在自体知らなかったそうですから。。
実際かなり怖かったでしょうね;
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今回はその熱性けいれんについて
気になったのでちょっと調べてみました。
将来的に子供が出来た時の
予備知識にもなるかなと思いましたので。。
それではいってみましょー。
目次
熱性痙攣(熱性けいれん)の原因や発症しやすい年齢など
熱性けいれんの原因は???
38度以上の高熱から痙攣を起こし
髄膜炎や脳炎などの中枢性疾患、代謝性疾患
ではない場合の症状をさします。
やっかいなことにこの熱性けいれんの
メカニズムについてはあまり解明されておらず
子供の脳は未熟なところから発症しやすい
という部分しか分かってないとか。
両親、兄弟などが同じような
痙攣の発作を出していた場合
同じように痙攣の発作が出ることが多く
遺伝的な病気ともされているようです。
熱性けいれんになりやすい年齢
赤ちゃん~6歳未満の乳幼児
その10人に1人くらいがあると言われてて
1~2歳辺りがピークとされています。
熱性けいれんには2つの種類がある
その熱性けいれんですが
実は2つの種類に分けられます。
「単純型熱性けいれん」
熱性けいれんのほとんどは
このこちらの単純性の場合が多く
大体初発は6ヶ月~4歳あたりとされています。
全身がふるえる症状は
15分未満となっていますね。
「複雑型熱性けいれん」
こちらは1回の発熱で数回の痙攣が起こり
持続時間も15分以上と長いです。
体の片方だけがふるえたり
24時間以内に2回以上起こったりします。
場合によっては後年にてんかんの発作を
起こしやすくなる可能性もあるといいます。
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慌てないために、熱性けいれんの基本的な対処法など
まず熱性けいれんの80%ほどは
特に心配のいらない単純型熱性けいれんです。
こどもがいきなり痙攣しはじめたら
慌てるのが親というものかもですが
まずは慌てずに、落ち着きましょう。
親が焦って間違った対応をするとかえって
不測の事態を招きやすいです。
熱性けいれんの対処法
・まずは落ち着いて
痙攣の状態を観察しましょう。
・次に衣服をゆるめて首周りをあけて
顔を横に向け呼吸をしやすい状態にします
・吐瀉物が気道に入らないよう注意です。
・口の周り、鼻腔に吐物などが付着していたら
ガーゼや布巾などで拭き取りましょう。
・舌をかまないようにと口の中に
割り箸などを入れるなどの処置は
絶対にしないよう注意です。
・痙攣の持続している時間
左右対称に痙攣しているかどうか
しっかり確認しておきましょう。
・どうしたのかと思って子供を揺すったり
大声で呼びかけるなどするとかえって
刺激となるのでやめましょう。
基本的にこのあたりに注意しておくと
大丈夫とされているようですね。
ただ、これが複雑型の
熱性けいれんの症状が出ている場合や
痙攣の前後に頭痛や嘔吐などをするようだと
ちょっと救急車を
呼んだ方がいいみたいです。
救急車を呼んだほうがいいと思われる熱性けいれん
・発作が10分以上続くなどした場合
・1歳未満で初回の発作の場合
・複雑型熱性けいれんの症状が見られる場合
・短い間隔で発作を繰り返す場合
・痙攣前後に頭痛や嘔吐など発症している場合
このような場合はかかりつけの
病院になるべく迅速に向かってください。
今回のまとめとして
熱性けいれんは発症しても後遺症が
残らない場合がほとんどのようですが
複雑型を発症した場合、低い確率ながら
後々てんかんの発作が出ることもあるようなので
発作が出た場合はかかりつけの病院に行って
医師と相談した方がいいかなと感じます。
赤ちゃん~6歳ころまで
子供にしか起こらないといえども
いざ起こってしまった時冷静に
対処できないと更に危険になる
可能性もあります。
そこは気をつけておきたいところです。
自分のお子さんが熱性けいれんになった時
慌てずに対処できるよう心構えは
しておきたいですね。
それでは今回の内容は以上になります。
次回またお待ちしております~。ではではッ
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