時候の挨拶11月中旬下旬の候に結び!ビジネスお歳暮のお礼状の例文集
公開日:2015年9月27日[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]
こんにちは、管理人のコタローです。
さて、先日11月上旬の時候の挨拶についての
記事を紹介しましたが
今回は11月中旬と下旬とでまとめての
時候の挨拶の記事になります。
中旬から下旬
そして翌月の12月になっていきますと
更に寒さも強まって
冬の季節へと突入していきます。
あと最近は年末の忙しい時期を避けて
11月中旬~下旬あたりの時期にお歳暮を
送る所も増えてきているようなので
この時期の時候の挨拶の書き方など
覚えておいて損はないかなーと
いったところです。
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それでは早速11月中旬、下旬あたりの
時候の挨拶について見ていってみましょー。
目次
時候の挨拶11月中旬下旬の候に結び!ビジネスお歳暮のお礼状の例文集
11月中旬下旬に使うといい時候の挨拶
11月中旬、下旬の時期となりますと
「11月11日~11月30日」の時期まで。
このあたりの時期は
二十四節気の期間で見てみますと
「立冬(11月8日~11月22日)」
「小雪(11月23日~12月6日)」
このあたりの時期に重なっている形となります。
冬の始まりの季節から朝晩の冷え込み
日中の日差しも徐々に弱まり
木枯らしに初雪も降り始める頃合い。
そして紅葉していた葉っぱなども落葉し始め
冬の備えを進めていく頃合いでもあります。
お歳暮の準備をし始めるのは
だいたい下旬のあたりが一般的のようです。
では11月中旬、下旬で使えそうな
時候の挨拶の「候」はどんなものが
あるでしょうか。
「向寒の候」
だいたい11月の中旬、下旬あたりに
使うといい候として「向寒の候」があります。
意味合いとしては
「寒い季節へと向かい今日この頃ですが・・・」
こういった使い方ですね。
時期的に見れば12月上旬のあたりまで
使用しても問題はないようです。
「菊花の候」
「菊花の候」についてはこちらの記事でも
書いておきましたが
⇒⇒⇒菊花の候の意味読み方に時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集
11月の季語でもあって、俳句などにも使えて
更に手紙の「候」としても使用可能です。
時期的に見ると10月下旬~11月中旬あたりまでが
ベストのようですが、11月下旬あたりも
使用して問題ないようですね。
「晩秋の候」
主に11月全般に使用できる
「候」なので使い勝手が良く
加えて11月中旬、下旬は、まさに
秋の終わりの時期でもあるので「晩秋」の表現は
まさにぴったりなんじゃないかと思います。
使う候の表現に迷ったら
この候を使っておけばまず大丈夫かなーと。
「小雪の候」
11月23日前後を意味する「候」で
時期的には11月の下旬あたりに使用可能です。
次に「大雪」が12月7日にやってくるので
使用時期としてはそのあたりまでですね。
あと他にも
「深秋の候」
「暮秋の候」
「霜秋の候」
「向寒の候」
「冷雨の候」
「霜寒の候」
その他にも
「日増しに寒さが身にしみるようになりました」
「紅葉した落ち葉が舞う季節となりました」
「朝晩の冷え込みも強くなってきました」
と、こんな具合に寒くなってきたことを
書き出しの文章で書いて
本文の方へ移っていくのもいいでしょう。
11月中旬、下旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など
では11月中旬、下旬あたりのビジネス上での
時候の挨拶について例文を紹介しておきましょう
拝啓
向寒の候
皆様におかれましては益々
ご健勝のこととお慶び申し上げます。(中略)
向寒のみぎり
風邪など召されませぬよう
ご自愛くださいませ。敬具
拝啓
晩秋の候
皆様におかれましては、ますます
ご清祥のことと心より
お喜び申し上げます。(中略)
年末に向かい
ご多忙のことと存じますが皆様おそろいでご壮健にて
長い冬にお備えください。敬具
謹啓
小雪の候
~~様に至っては益々
ご活躍のこととお慶び申し上げます。(中略)
師走の時期に向けて
諸事ご多用の事と存じますが今後共、ご支援ご厚情を
賜りますよう宜しくお願い
申し上げます。風邪など召されませぬよう
ご自愛ください。謹白
と、こんな感じでしょうか。
時期的に気温が下がり冬へと向かっている点とか
寒暖の差で体調を崩さないようにとか。
そのあたりの気遣いの文章などを
きっちり入れておきたいところですね。
まあ基本的にビジネスの文章は
定型文的なものができているイメージなので
最初の「候」に書き出しの挨拶。
そして本文の内容に結びの文章
といった流れで書いておけば大丈夫かと。
送る相手がすごい畏まる
必要のある相手の場合は
書き出し、結びを「謹啓」「謹白」と
書いておくといいでしょう。
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11月中旬、下旬の時候の挨拶・お歳暮のお礼状など
さて、冒頭でも書いた通り
最近は年末の忙しい時期を避けて
お歳暮を11月の時期に
送るところも増えているそうで
一般的には11月下旬の時期に送るようですが
中旬、11月20日のあたりに送ることもあるとか。
この時期にお歳暮が届いたとしたら
どんな文章でお礼状を返すべきでしょうか。
そのあたり考えてみますと・・
拝啓
菊花の候
貴社ますますご繁栄のことと
お慶び申し上げます。さて、このたびは大変結構な
お品を頂き
本当にありがとうございました。いつもながら細やかなお心づかいに
恐縮するばかりです。これから年末に向けて
ますます寒くなってまいりますのでどうぞご自愛くださいませ。
敬具
お歳暮を頂いた場合の基本形な書き方は
こんな感じで問題ないでしょう。
更に書き足す場合には
頂いたお歳暮についての感想や
お返しの品を送る場合には
「本日別便にて心ばかりの品をお送りしました。
お口に合うかどうかわかりませんが
ご笑納ください」
こんな具合に文章を
書き足すといいかと思います。
今回のまとめ
はい、今回は11月中旬、下旬の候や結びに
ビジネスやお歳暮のお礼状の
例文の一例など紹介していきました。
ビジネスシーンなどの場面では
こうした時候の挨拶をしようした
やりとりも割とあると思いますので
もしも11月の段階でお歳暮を頂いた場合には
参考にしてみてくださいね。
ではでは今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょう~。
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引き続き12月、11月上旬の時候の挨拶や
11月の時期の「候」についても
どうぞご覧くださいませ。
⇒⇒⇒時候の挨拶12月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文
⇒⇒⇒時候の挨拶11月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文
⇒⇒⇒立冬の候の意味に時期は11月?時候の挨拶例文に二十四節気の食べ物
⇒⇒⇒菊花の候の意味読み方に時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集