時候の挨拶2月下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の例文

公開日:2016年1月2日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

 

こんにちは、管理人のコタローです。

 

さて、2月上旬中旬ときましたので
今回は2月下旬あたりの時候の挨拶の候や

結び部分についてみていこうかなと
思うわけですが

2月下旬あたりとなるとだいたい
高校とか大学の受験結果や合格の知らせなどが
出てくる頃合いでしょうか。

 

季節的な部分では春の陽気を
感じ始める頃合いでもあるでしょうね。

この時期の時候の挨拶はそのあたりの内容を
うまく盛り込んだ内容にしてみると

季節感を感じさせる内容に
なるんじゃないかと思います。


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では2月下旬の時候の挨拶の
書き方などについて
見ていってみましょー。

 

時候の挨拶2月下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の例文

2月下旬に使うといい時候の挨拶は?

さて、2月下旬となりますと
その年がうるう年か否かによって
若干かわりますけど

「2月21日~28日 or 29日」

となりますね。

 

この期間を時候の挨拶で見ていきますと

 

「雨水(2月19日~3月5日)」

 

この期間にすっぽり重なっている形になります。

 

 

雨水の季節については
2月中旬の時候の挨拶の時の記事にも
書きましたけど

時期的に雪の降る季節も徐々に雨へと変わり
氷も溶け始め水へと変わっていく
時期を表します。

 

農業においては農耕の準備を始め
春一番の風邪が吹いて

春の陽気を感じさせるのも
この頃だといいますね。

 

まあ実際には2月の下旬は春の訪れと呼ぶには
程遠いので段々と春へと向かっていく頃と
考えておけばいいでしょうか。

それではこの時期に合いそうな
時候の挨拶の書き出しの候について
見てみましょう。


「雨水の候」

時期的にぴったりなのは
この雨水の候ですかね。

寒い地域の場合ですと
まだ雪が降っている場合も
もしかしたらあるかもしれないので

そのあたりは天気予報で
送る地域の状況を確認したうえで
選んでいくといいでしょう。


「三寒四温の候」

寒さと暖かを繰り返しつつ
春へと向かっていくこの時期には
合っている候かなと思います。

 

・三寒四温の候

寒さの中にも暖かさを
感じるようになってまいりました。

 

などの使い方ができますね。


「解氷の候(かいひょうのこう)」

「げひょうのこう」かと思っていましたけど
「かいひょうのこう」が正しいみたいです。

雨水の候と意味合いとしてはほぼ同じですね。

 

暦の上ではすでに春を迎えており
若干の暖かさを感じられるようであれば

この「解氷の候」を使っても
そんなおかしくはないかなと思います。

地域によって寒暖差もあるので
2月~3月中旬か下旬まで

使用できる候でもあります。


「春寒の候」

春と呼ぶにはまだちょっと
早いかなと感じる頃合いに使うと
しっくりくる候になります。

あとは同じように
まだまだ寒いと感じる場合には

 

・寒風の候

・残寒の候

・残冬の候

 

などこのあたりの候も使えるでしょうね。

 

2月下旬の時候の挨拶・ビジネスやお礼状の例文など

それではまず2月下旬に使うと良さそうな
ビジネスの時候の挨拶部分について
見ていきましょう。

拝啓

雨水の候

貴社ますますご発展のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

雪が溶け水へと変わり
寒さの中に春の兆しが感じられる折

何卒ご自愛専一にて
お願い申し上げます。

敬具

拝啓

解氷の候

貴社ますますご繁栄のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

余寒なお去り難き折
どうぞご自愛専一にてますますの
ご活躍をお祈り申し上げます。

敬具

謹啓

春寒の候

~~様におかれましては
ますますご健勝のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

暦の上では立春を迎えたものの
まだ残寒の時節柄

風邪など召されませぬよう
どうぞご自愛くださいませ。

謹白

基本的にはだいたいこんな感じでしょうか。

 

ビジネス上でのやり取りの場合は
基本気温、もしくは季節の部分に焦点を当てて

 

・春と呼ぶにはまだ遠い

・冬の寒さの中に春の暖かさ

・暦の上では春は立ちましたが

 

そのあたりの書き出しと共に
寒いので風邪をひかないようにといった
気遣いの文章を入れておきたいところですね。

 

書き出しと結びの部分は基本
「拝啓」「敬具」で問題ないと思いますが

より畏まる必要のある上位の方に送る場合には
「謹啓」「謹白」の書き出しと結びを
使用しましょう。


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2月下旬の時候の挨拶・手紙プライベートの例文など

それではプライベートや
受験の合格祝いなどで使えるような例文は
どんなものがあるでしょう。

雪解けの水もようやくぬるみ
春の訪れを感じる今日このごろ
いかがお過ごしでしょうか。

この度は~~君(ちゃん)が
志望校に合格した事
お慶び申し上げます。

(中略)

暖かさを感じるようになったものの
まだまだ寒い時期は続きますので

風邪などにはくれぐれも
お気をつけください。

本格的な暖かさが
待ち遠しくなるこの頃ですが
お元気でお過ごしでしょうか。

この度は~~君(ちゃん)の
受験が無事に終えられたとの事。

本当お疲れ様でした。

(中略)

長い冬の時期もようやく
終わりに近づいておりますので
健康には十分ご留意くださいませ。

こちらは受験を終えた
もしくは合格した事に対しての
お祝いの言葉を書いた挨拶文になります。

20160101-01

基本受験を終えた事についての
内容に触れて、ねぎらいの言葉や
お祝いの言葉。

 

あとは健康への気遣いなどの
言葉を入れておくといいですね。

梅のつぼみがほころぶ季節となり
春の季節ももうすぐそこですが
お元気にされていますか。

受験シーズンも終わりまして

この度は~~にお祝いを
頂戴いたしまして
誠にありがとうございます。

(中略)

まだ寒い時期が続きますので
風邪など召されないよう
気をつけつつ

お互い良き春の季節を
迎えられるようお祈り致します。

こちらは合格祝いを
頂いた場合のお礼状の一例です。

 

受験のお祝いに対してのお礼を書きつつ
お互いに良い新しい春のスタートをきれるよう
書いておくのも

季節感を感じることが出来て
いいかもしれないですね。

 

今回のまとめ

はい、今回は時候の挨拶の
2月下旬の候に結び

ビジネスや受験に対しての
お祝いやお礼状の例文など紹介していきました。

 

下旬ともなると春の雰囲気を
感じる事もできるようになるので

そのあたり盛り込みつつ

 

・梅の花や鴬

・雪解け水

・菜の花

・たらの芽

・ふきのとう

 

などの季節感を感じさせる季語なども加えて
手紙の内容を彩るのもいいですね。

どうぞ春を感じさせるような
時候の挨拶の文章を考えてみてください。

 

ではでは、今回の2月下旬の
時候の挨拶については以上になります。
また次回にお会いしましょー。


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引き続きこちら3月上旬、2月中旬時期の
時候の挨拶の候や結びになります。
合わせてご覧くださいませ。

⇒⇒⇒時候の挨拶3月上旬の候に結び!ビジネスや卒業祝いの例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶2月中旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

 


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