上様の意味!領収書で使うと税務署に疑われる?書き方をマスター!
公開日:2015年1月26日[ビジネス・経済, ビジネス全般, 基本スキル, 領収書の書き方]
どうもこんにちは~管理人のコタローです。
社会人になると領収書を扱う機会とか
増えると思いますけど
領収書に宛名を書くときに
「上様」
と書く場合もありますよね。
もしくは会社の上司から「上様」と
書くように言われたからひとまず
上様と書いておいたなど。
しかし冷静に考えなくても
この「上様」でどうして領収書が通るのか
人名でも会社名でもないのに
安易に使ってもいいんですかね??
あまりこの「上様」という単語を
使っていると税務署の職員に変に疑われるかも?
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今回は領収書を書くにあたり
その「上様」の意味を中心に
ちょっと掘り下げていってみようと思います。
目次
上様の意味や領収書で 「上様」と使うのは大丈夫なの?
上様の意味とは?
なんというかこの「上様」の響きが
江戸時代などの城内で家臣が殿様を
呼ぶときに使っていたような言葉にしか
聞こえないです(苦笑
この「上様」という意味ですけど
古くは天皇の意味をさしていたものの
室町時代あたりに大名の事をさすようになり
更に江戸時代には征夷大将軍のことをさす
言葉に変化していったといいます。
昔はそうした身分が高い方々の
名前を呼ぶこと自体畏れ多いとされていたそうで
名前は呼ばず代わりに「上様」と
呼ぶような体制ができていたといいます。
あと「上客様」が略された形とも
されているとか。
この2つの説についてはどっちが
正しいというわけでもないそうですが
読み方としては「うえさま」の方が
浸透しているように感じますね。
まあ2つ目の由来でとって
「じょうさま」と言っても
まず店員の方が聞き返してくると
思いますし(苦笑
それなら「うえさま」の
方が手っ取り早いですよね。
領収書に「上様」と書くのはどうなの?
「上様」の意味は一応分かりましたが
では、この「上様」を領収書の宛名として
使用しても問題はないんでしょうかね?
一般的に慣例化されてしまっていて
使用しても問題はないといえばないようですが
宛名が具体的にどこの誰なのか
第三者が見て理解できないので
正直それで経費として認められなくても
領収書を書いた本人は文句言えません。
だってどこの誰なのか
分からないですからね(苦笑
買った物を経費として支払う場合
「私はこの品をこの金額で購入した」
という証明書が必要になり
その証明書として効力を発揮するのが
「領収書」
個人事業の場合は自分の名前を明記し
会社などで使う場合などは会社の名前を
宛名に明記しないといけません。
こういった理由から
何を購入したのかという部分について
具体的に明記しない
「品代」
という書き方もよくないわけですね。
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「上様」と「品代」を使いすぎていると税務署に疑われる?
「品代」という部分は本来なら
何を購入したのか具体的に
明記しないといけない箇所です。
筆記用具なら「消耗品」資料なら「図書費」
事業に関係のある
セミナーとかなら「勉強費」とか
お金を使うからにはそのお金を使用する
人物と対象とが存在するはず。
その部分を具体的に明記しないで
「上様」「品代」のみで済ませておくと
税務署としては誰が何を購入したのか
使用用途がはっきりしないので
脱税などしているのでは?
という疑いをもつキッカケにも
なるといいます。
1件や2件とかで金額も妥当なものなら
突っ込まれるとは思いませんけど
不自然にそういった件数が多かったり
購入したお店が事業とは
関係なさそうな場合があったりして
経費として申請されていると・・
チェックが入る可能性は
十分あるというわけですね。
なので領収書にはしっかり
どこの誰なのかの宛名と
何を購入したのか、何に使ったのかの
使用用途をしっかり
明記しておくことが大事です
ちなみにレシートは領収書の代わりになる?
昔のレシートだと金額しか
書いていないものもあって領収書としての
効力はありませんでしたが
最近のレシートは買ったものの内容、値段
誰が販売したのか、どこで購入したのか
様々な情報が載っているので
領収書として十分代わりになります。
個人事業主の方としては
このあたりは嬉しいですね。
いちいち領収書の発行をしなくていいので。
ただ会社側としてはレシートでは
領収書として認めない会社もあるので
そういった会社ではちゃんと
領収書をもらうようにしてください。
あ、もちろん会社名と
使用用途を記載しましょう。
今回のまとめとして
個人事業主の方の場合は
レシートそのものが領収書の代わりになるので
あまり「上様」と書く機会はないかもですが
会社勤めの方の場合だと逆に
領収書を書く機会が結構多いのでは
ないかと思います。
その場合宛名と使用用途は
「上様」「品代」ではなく
会社の名前と但し書きを
しっかり書くように心がけておきましょう。
領収書をもらう機会が多い場合などは
このあたりしっかり徹底して
おきたいところですね。
変に税務署に疑われるのも
気持ちのいいものじゃないですから;;;(怖い
それでは、今回はこのあたりで失礼しますね。
またお会いしましょう~。
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