耳に水が入ったとれない!耳の中の水の簡単な取り方に冷水は危険!
公開日:[耳の不調]
こんにちは~管理人のコタローです。
つい昨日のことだったんですけど
入浴の際にふと耳の中に
水が入ってしまいまして
いつもだったらほどなくして
抜けてくれるのに
なかなか耳の中の水が抜けず・・
そして朝になっても詰まった感じがしたので
とある方法試してなんとか取れてくれました。
方法色々と試していく途中で
「あ、これ試すと危ないかも・・」
と思った方法もありました。
平衡感覚失って立っていられない
状況になってしまいまして;;
いやはや危ない危ない・・・;
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今回はそういうわけで
耳に水がはいってとれない場合の
耳の中の水の簡単な取り方
抜く方法について
まとめていきたいと思います。
では、早速いってみましょー。
目次
耳に水が入ったとれない!耳の中の水の簡単な取り方抜く方法とは
耳の中の水ってどのあたりに溜まっているの?
さて、耳の中に水が入って
とれない状況になった際
不思議に感じるのが一体どこに
水が溜まっているのか?
という部分です。
耳の奥の方には鼓膜がありますから
大抵の場合、水が溜まっている箇所は
耳の「外耳」の部分になるはずです。
ちょっと耳の構造イラストを
自作してみましたが
水が溜まっている箇所は
図の丸で囲んだところですね。
微妙に奥まって
傾斜している箇所があって
そこに少量の水が入り込んで
取れなくなっている可能性が
高いわけです。
耳の中の水、そのままにしているとどうなる?
耳の中に水が入って抜けない;;
こういう状態になってしまうと
頭を傾ける度に耳の中で
「ゴロゴロ・・・」
となってなんとも不快なんですよね;;
なのでさっさと抜いて
しまいたところなんですけど
耳の中に入った水ってそのまま
放置しているとどうなるんでしょうか?
基本的に耳の中の水は
だいたい半日程度で自然蒸発してしまうので
放置しておいても特に問題になる事は
少ないといいます。
むしろ、耳の中に水が入った際
綿棒などで何度も耳の中を
こすってしまいたくなるものの
こうすると綿棒が耳の中の壁に触れる度
細かい傷を作っていくので
そこから細菌感染を起こして
「外耳炎」といった耳の病気に
発展してしまうケースもあります。
このため耳の中に水が入ってしまった場合は
基本放置しておいた方が良いとも
言えるんですけど
3日以上経過しても耳の中に
水が残っている感じが抜けず
「ゴロゴロ・・・」
と鳴っていたとしたら
「滲出性中耳炎」といった
耳の病気になっている可能性もあります。
いつまで経っても耳の中の水が
抜けない場合はちょっと
耳鼻科に行って診てもらった方が
いいかもしれないです。
ちなみに外耳炎の症状としては
耳の穴から鼓膜までの箇所は
耳の「外耳」と呼ばれる部分で
先ほど書いたように耳の中に
細かい傷が出来て菌に感染し
そこから炎症が起きてしまうのが
外耳炎ですね。
・耳の痛み
・耳の中のかゆみ
・耳垂れ
・耳を引っ張ったり
押したりすると強く痛む
だいたいこのあたりの症状になります。
とはいえ、耳が痛くなる疾患は
他にもたくさんあるので
外耳炎と気づかないでそのまま
自然治癒してしまうケースも
あるといいます。
だいたい数日で
自然治癒していくといいますが
数日経過しても症状が収まらず
むしろ痛みが強まっている場合は
早めに耳鼻科へ行ってください。
耳に水が入った時の水の取り方、抜き方
耳の後ろの方を引っ張って傾ける
外耳はこんな感じにカーブしているので
普通に傾けてもなかなか中の水は
抜けてくれません。
そのため耳介、耳の後ろの部分を
上に引っ張って
その状態を維持して水が入った耳側を
ゆっくり地面へと傾けていきましょう。
引っ張ることで奥の微妙なへこみの部分が
ちょっと平坦に近くなるので
だいたいはこの方法で
水は抜けてくれます。
片足立ちでケンケン
プールとかで耳の中に水が入ってしまった際に
真っ先に試すオーソドックスな方法ですよね。
この場合も耳の後ろ側を
後ろ斜め上に引っ張りながら頭を傾けて
片足立ちでケンケンしてみましょう。
この方法は耳に水が入ってしまった直後に
水が奥の方まで達していない状況下で
有効な手段です。
あんまり繰返すと脳に振動がいって
気持ち悪くなっていくので
数回程度に留めておきましょう。
寝転がって耳を下にする
最初に仰向けに寝転がっている状態になりまして
「あーうー、あーうー」
と言いつつ、口を開けたり閉めたりして
その状態で1~2分待ちます。
そこから水が入ってしまった方の耳を
下にするようゆっくりと傾けていきましょう。
これで奥の方から
「タラーッ」といった具合に
水が出てくれば成功です。
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耳を温める
耳の中に水が少量入って
残ってしまった場合
冷たい水は表面張力によって
がっつり引っ付いた状態になっています。
表面張力は簡単に書くなら
水分子が互いに引き合い
凝縮しようとする力となります。
そしてこの表面張力は
温度が低いほどに強く
高いほどに
弱くなるという性質を持ちます。
そして耳の中の水も時間経過と共に
体温で温められるので
徐々に外に出しやすい状況に
なっていきます。
なので人肌程度に温めたタオルや
ドライヤーなどの温風を当てて
耳を温めてみましょう。
温めた後で上記の耳を傾ける方法など
併用してみてください。
呼び水
これは水が入った耳に
再び水を入れる「呼び水」という
水の抜き方です。
あえて耳の中に水を入れて
奥の方に残っている少量の水を
一緒に出してしまおうという方法で
自分はこの方法で耳の中の水を
抜くことに成功したわけですが・・・
この方法なんですけど
くれぐれも
「冷水」
を使わないでください。
自分この冷水を入れる方法実践して
めまいを覚えて、数分平衡感覚失い
立っていられなくなりました;;;
これちょっと調べてみたんですけど
どうも耳の中に冷水を
いきなり入れてしまうと
体温との温度差によって
内耳の中のリンパ流の異常が起こって
平衡感覚がおかしくなり
めまいが発生するというんですね。。。
自分の場合朝になっても耳の中に
ゴロゴロ感が残っていたので
この呼び水の方法を試したんですけど
冬の朝の水道水ですから
まあ冷たいこと冷たいこと。
その冷たい冷水を耳の中に入れたら
ほどなくして気分が悪くなり
何度もぐるぐる回った時と同じような
まさに世界が回っているような
感覚でした。
とても立っていられず仰向けに横になって
数分してなんとかめまいの感覚も
なくなったので
水の入った耳を下にするよう傾けたら
なんとか水が抜けたわけですが。。
耳の中に冷水が入るという状況は
プールや海などに入っている際に
起こりやすく
泳ぎが得意な人の耳の中に
冷水が入って
そこでめまいが起きてしまい
前後左右、上下の感覚が
まったくつかなくなり
そのままおぼれてしまう
ケースもあるといいます。
なので、呼び水の方法を試して
水を抜く場合は人肌程度に温めたお湯や
ぬるま湯などを入れて
実践した方が安全といえるでしょう。
いやはや、本当勉強になりました;;
やらない方がいい耳の中の水の抜き方
さっきちょろっと書きましたけど
耳の中の水を抜く際に綿棒や
こよりを使って抜こうとすると
中耳炎といった耳の炎症を
引き起こす可能性があります。
奥の方まで水が溜まっていない状況なら
1回で水が取れると思うので
まだ許容範囲内かと思いますけど
そして奥の方まで水が入り込んでしまうと
こよりや綿棒ではなかなか取れてくれません。
どんなに先っぽ細くしてもダメでした。
(実践済み)
こよりがちぎれて耳の中に
ティッシュが張り付くと
対処が面倒なことになるので
あんまりやらない方がいいですね。
今回のまとめです
はい、そんな感じで今回は
耳に水が入ったとれない場合の
耳の中の水の簡単な取り方
抜き方など紹介していきました。
耳の奥の方まで
水が入り込んでいない状況下なら
軽く綿棒などを使った方が
すぐ取れるかと思いますが
奥まで入り込んでからこよりや
綿棒を使っていくのはやはり
おすすめできません。
なので今回紹介した水を抜く方法など
順次試してみてください。
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呼び水の方法はくれぐれも冷水は使わずに。
何度も書きますけどめまいを覚えて
立っていられなくなりますからね;;
自分で行う場合は
自己責任にてお願いします。
それでは、今回の内容は以上になります。
また次回お会いしましょう~。