中濃ソースの代用はとんかつ・お好み焼きソースでOK!ウスターソースと違いは?

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[アイデアレシピ]

 

こんにちは、管理人のコタローです。

 

調味料系の中でもソースは
とてもメジャーな調味料といえますが

その中でソースといったら
どれが一番好みでしょうか。

 

自分の場合はソースといったら
トロッとしていて

ウスターソースよりも甘味が強い
中濃ソースあたりが一番好きなんですけど

 

それとなく使っていると
すぐに無くなってしまって

買い足すの忘れていた・・・
なんてことがたまーにあります。

 

中濃ソースがない時は仕方ないから
ウスターソース使ったりもしますが

やっぱりあのトロッとしていて
甘みのあるソースを使いたいもの。


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なので今回は中濃ソースが欲しい時に
代用となりそうな組み合わせや

各ソースとの違いについて
見ていこうかなと思います。

 

では早速見ていきましょー。

 

中濃ソースの代用はとんかつ・好み焼きソースでOK!ウスターソースと違いは?

「ソース」についての豆知識とそれぞれの特徴について

ソースですがもともとは
ラテン語の「salsus(塩した)」
由来しているとされ

日本に伝わってきたのは
江戸時代の中期あたりだったのでは
ないかと推察されています。

ただこのあたりは文献が存在しないため
詳細は不明との事。

 

ソースが初めて国内で製造されたのは
だいたい明治20年あたりで

当時の日本の調味料といったら
醤油と味噌が一般的で

明治時代に入っても
しばらくこのスタイルは
変わらなかったそうです。

 

しかし文明開化中の日本の
洋食文化の普及スピードはめざましく

明治20年あたりを境に
国内の企業が色んなソースを販売し始め

徐々にソースという調味料が
日本人に馴染んでいくように
なったとされていますね。

 

そしてだいたいソースといったら
「ウスターソース」だという認識が
定着していったとされています。


さて、調味料として
日本の文化に定着したソースですが
現在の日本農林規格によると

「1」
野菜若しくは果実の搾汁
煮出汁ピューレー

または

これらを濃縮したものに
糖類、食酢、食塩及び香辛料を加え
調整したもの。

「2」

1にでん粉、調味料を加えて
調整したもの。

以上の規格に粘度によるとろみや
味の違いなどが加わって

 

・ウスターソース

・中濃ソース

・濃厚ソース

 

といった3種類に分けられるようです。

 

ウスターソース

先ほど書いたようにソースとして
一番一般的でメジャーなのが
ウスターソース。

イギリスのウスターシャ地方が
発祥の地であり

ある日とある主婦が
余ったりんごや野菜などを保存する際

 

腐らないように
胡椒やからしといった香辛料

更に酢や塩も一緒に混ぜて
壺の中に数か月放置していたところ

いつの間にか発酵して液状化しており
味見してみたら

なんだか美味しかった事から
ソースとして広まっていったといいます。

 

こうした偶然から
ソースの調味料が出来たのは

なんとも不思議であり
面白いところでもあります。

 

ウスターソースは
だいたいとろみが少なくサラサラしており

味の方も若干ピリッとした
辛味が利いているのが特徴ですね。

 

とろみが少ないのは野菜や果物のなどの
繊維質が少ないからだそうです。

 

中濃ソース

中濃ソースといったら
ブルドックソースの「中濃ソース」を

思い浮かべる人が
多いのではないでしょうか。

「中濃ソース」ですけど

ウスターソース類で
粘度が0.2Pa・s以上2.0Pa・s未満のもの

といった定義がされていまして

 

だいたいウスターソースと
とんかつソースなどの濃厚ソースの
中間程度のとろみついている事から

中濃ソースとなっているそうです。

 

ちなみに東日本、北の地方だと
中濃ソースはそれとなく
定着しているそうですですが

 

西日本の方だとウスターソースや

とんかつソース、お好み焼きソースなどの
濃厚ソースがデフォルトで

中濃ソースは定着していないんだとか。

 

西日本地方だと
お好み焼きやたこ焼きといった
粉もん文化が広まっていた関係から

濃厚ソースの方が合っていたので

中濃ソースは
浸透していかなかったのではないかと
されていますね。


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濃厚ソース(とんかつ・お好み焼きソースなど)

濃厚ソースはウスターソース類で
粘度が粘度が2.0Pa・s以上のものと
定義されています。

 

野菜や果物をふんだんに使い
繊維質が多く溶け込んでいるため
粘度が高めで

ウスターソースよりも
甘味を感じやすい点が特徴です。

だいたいとんかつソースや
お好み焼きソースなどが
ここの部類に入ります。

 

とんかつソースなどの濃厚ソースは

日本にとんかつの文化が入ってきて
だいたい50年経過してから
生み出されたとされますね。

 

当時は戦争が終わったばかりで
戦時中は砂糖といった調味料が
出回る事はなく制限もされていたため

その反動で甘口なとんかつソースは
どんどん広まっていったともされます。

 

今でも揚げたてのとんかつに

たっぷりのとんかつソースが
かかっているのを見ると
食欲そそりますから

当時は余計にそれらの組み合わせは
ごちそうに見えたのではないでしょうか。

 

中濃ソースの代用方法あれこれ

ウスターソース+とんかつソース

そもそもにおいて

中濃ソースがウスターソースと
とんかつソースの中間にあたる代物なので

 

それぞれを「 1:1 」の
割合で混ぜていけば中濃ソースに近い物が
できあがります。

 

多分分量的にも味わい的にも
この組み合わせが一番代用としては
簡単なんじゃないでしょうか。

 

濃厚ソース+ケチャップ+お酢を少し

濃厚ソース、この場合は
とんかつソースやお好み焼きソース。

それにケチャップとお酢とを組み合わせて
中濃ソースに近い物を
作ることができます。

 

濃厚ソース系は甘さが強いのが特徴なので
そこにケチャップとお酢を加える事で
酸味をプラス。

それによって中濃ソースに
近い味を出しているというわけです。

 

割合ですけど

 

濃厚ソース・・・3

ケチャップ・・・1/2~1

お酢・・・1

 

このあたりがデフォルトで

あとは好みに合わせて
調整してみてください。

 

ウスターソースそのまま

料理などにかける分には
粘度が違うのでなんとなく違いが
あるように思いますが

料理の中に入れる場合には
ウスターソースと中濃ソースとで
そこまで言うほど成分に大差はないので

料理の中に投入する場合は
ウスターソースそのままでも
ひとまず問題なく代用できるかと思います。

 

今回のまとめです

はい、そんな感じで今回は

中濃ソースの代用品についてと

ウスターソースや

とんかつソースお好み焼きソースといった
濃厚ソースなどとの違いについて
お送りしていきました。

 

調味料にも歴史がある事は
当然といえば当然なんですけど

調べてみてなかなか
奥が深いなぁと思いましたね。

ソースが主婦のとったひょんな行動から
出来上がった部分もなかなか
面白かったですし。。


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ひとまず中濃ソースが
見当たらないといった場合は

今回書いた方法である程度
代用は可能かと思いますので
試してみたください。

 

ではでは、また次回お会いしましょう~。

 

その他代用系のレシピについては
引き続きこちらの記事をご覧ください。

⇒⇒⇒生クリームの代わりや代用品の作り方!牛乳豆乳やヨーグルトは使える?

 

⇒⇒⇒パン粉がない時の代用!ハンバーグは食パン小麦粉や高野豆腐でOK?

 

⇒⇒⇒アーモンドプードルやパウダーを代用!お菓子別の代用レシピについて

 

⇒⇒⇒ナンプラーの代わりや代用レシピの作り方!醤油やアンチョビで大丈夫?

 

⇒⇒⇒豆板醤コチュジャン甜麺醤!代わりや代用レシピの作り方に違いについて

 


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