こんにちは、管理人のコタローです。

これまで何回かレジンのアクセサリーを
制作したりしてみましたけど

前々から作ってみようかな～と思っていた
「ラピュタの飛行石」を今回ようやっと

作れるに至ったので
紹介していこうかなと思います。

天空の城ラピュタに出てくる飛行石といえば
ラストの「バルス！」の掛け声と同時に
ラピュタが崩壊していくシーンとか
印象的でしたね～。

今回はダイソーで売っていた100均レジンと
宝石タイプのモールドを使用して
作っていきました。

（仕上げに高いタイプのレジン使いましたが）

では作り方の方見ていってみましょー。

100均UVレジンとモールドで手作り！飛行石アクセサリーの作り方

飛行石の制作計画

さて今回作っていくにあたり
どう作っていこうか、結構考えました。

モールドを使用していけば多分宝石部分は
そんなに時間かからず作れるでしょうけど

問題なのは飛行石についているあの「紋章」

他の方の制作方法見てみると
直書きアクリル絵の具で紋章書いたり

パテで紋章部分盛って型を作る云々ありましたが
どうもしっくり来なかったもので。。

そこで紋章部分を何か透明なシートに印刷し
切り取って、金色のアクリル絵の具を塗って

それを表面近くに設置して硬化
という流れにしていきました。

レジン飛行石制作１・「先に紋章部分を作っていきます＋金具の下準備」

まずモールドの大きさに合わせた
飛行石の紋章部分を画像その他参考にして
作っていきます。

そしてそれをOHPシートに印刷して

デザインカッターなどで気をつけて丁寧に
カットしていきまして

それを金色のアクリル絵の具につけて放置します。

１回だけだと着色が甘いので
時間を置いて何回か着色していきます。

今回金色はこちらの「青金」と
いうものを使用していきました。

古い時代に作られたものなら
金色の部分もそんなに光り輝いているって
感じよりも

ちょっと暗めな金色の方が
映えるかなと思いまして。

そんな感じで表と裏でこんなパーツが出来ました

こちらのパーツを配置していきます。

次に飛行石レジンを
革紐などに引っ掛けておくための
金具部分を作っておきます。

こちらのヒートンを

適度な長さに切り、丸めておきます。

丸めたのはまっすぐだと
引っこ抜ける可能性もあるからです。

用意できたらひとまず
無くさないよう保管しておきましょう。

レジン飛行石制作２・「レジンを硬化させていきます」

次にこちら宝石タイプの
モールドを使用していきます。

使用していくのは一番右上の型の部分です。

まず最初に100均レジン液を型の中に
ちょっと入れて

エンボスヒーターなどで気泡を取りつつ
伸ばしていきます。

薄く全体に伸びたら
UVライトに当てて硬化させます。

次に硬化したレジンの上にまたちょっと
レジン液を入れて

今度はそこに飛行石の紋章章部分を
設置していきます。

見せたい方を下に置くよう
方向に注意してください。

爪楊枝などを使い根気よく
位置と全体の調整をしていきます。

位置調整したら硬化しておきましょう。

次に作業しやすいよう短く切った
紙コップの中にレジン液を入れて

青系のアクリル絵の具を入れ
レジン液の色味を徐々に調整していきます。

今回はこちら「スカイブルー」と
「ウルトラマリンブルー」を少しずつ加え
調整していきました。

だいたいいい色になったら
この青いレジン液を先ほど硬化させた
モールドの中に少量入れます。

あと金具もこの時点でいれておきました。

一気に入れると固まらない可能性もあるので
２回に分けて硬化させていきます。

そして出来上がったのがこちら

なかなか良い感じに仕上がりました。

そうしたら裏側も同じように

先にレジン液を薄く伸ばして硬化させ
更にレジン液を入れて伸ばし

裏側の飛行石の紋章部分を設置します。

そして硬化させて青色レジン液を
２回に分けて硬化させていきます。

硬化してもまだ取らないでくださいね。

レジン飛行石制作３・「蓄光パウダー＋貼りあわせて硬化」

次に飛行石のボーっとした
明かりの部分再現のために

以前も使った「蓄光パウダー」を使っていきます

蓄光パウダーにレジン液を適量加えて
トロッとした状態のレジンを

先を尖らせた割り箸などでちょっとずつ加えて
２つ目のレジンパーツの上に乗せていきます。

そして硬化して取り出したのがこちら

そして２つ目のパーツの上に
またレジン液を伸ばして
１つ目のパーツと重ねます。

量そこそこあった方が
いいかなーと思いましたね。

貼りあわせた時にはほぼ
ピッタリかなと思ったのですが

今見るとちょっとずれてましたよね；；
案の定この状態で硬化させたので

サイドの部分削り作業して
滑らかにしていきます。

レジン飛行石制作４・「削り作業＋表面の仕上げ」

さて硬化させた時にちょっとずれていたので
側面部分をヤスリで削っていきます。

100均ショップで売っている
爪ヤスリの粗目と細目

そしてスポンジヤスリを使用していきました。

最初に粗目のヤスリで
側面部分をちょっとずつ削り調整し

細めのヤスリとスポンジヤスリといった順に
削っていきます。

そんなわけでこちらが
だいたい削って調整したものです。

余計な段差の部分少なくなって
丸みを帯びているのがわかりますかね？

そしてこの表面にまた
薄くレジン液を塗っていきます。

表面のレジン液なのでこっちは
25gで1500円タイプのちょっと高めな
レジン液使用しています。

こっちだと表面ペタつきにくいので（セコいｗｗ

そしてだいたい薄く表面に塗ったら
硬化させていきましょう。

ちなみに飛行石レジンは金具の部分を
100均の木製バサミで固定し

下にガムテープを張りその木製バサミを
更に固定といった感じに即席の
固定台を作っています。

もうちょっとスマートな方法あれば
よかったんですけどね～（苦笑

ひとまずレジン飛行石自体はなんとか完成です。

横から見てみるとこんな感じですね・

若干分かりづらいですけど、表面には出ておらず
紋章はレジン内部に収まっている状態です。

しかし横から見ると
微妙に紋章が盛り上がって見える不思議

レジン飛行石制作５・「最後の仕上げ＋暗闇では・・・？」

さて最後の仕上げに金具の穴の部分を
９０度回転させて、レザーコードに通せば

ラピュタの飛行石
レジンアクセサリーの完成です。

さてでは肝心の
蓄光パウダーの効力ですけど・・・

この状態の飛行石レジンが・・・

こんな感じに淡くぼんやり光ってくれました。

紋章部分もちゃんと判別出来ますし
結構うまい感じに出来たような気がします。

個人的にはかなり大満足です。

今回のまとめ

と、いうわけで今回は100均レジン液と
宝石タイプのモールドで

天空の城ラピュタの
飛行石アクセサリーを作ってみました。

レジンを何回か触った程度の自分でも作れたので
普通にレジン液の扱いに慣れている人なら
問題なく作れるような気がします。

まあ最初のOHPシートの切り出し作業が
多分一番神経使った部分だったかなーと
思います（苦笑

なにせパーツ自体が小さすぎて
デザインカッターでないと
切り出しも上手く出来ず・・

無言のまま1時間以上はちまちま切ってました。

まあそうした苦労をしたかいは
あったかなーと思います。

ああ、この飛行石で飛べたらなぁ・・と思いつつ
今回はこれにて失礼しますね～。
ではでは。

新しくクリスマスの時期の
レジンオーナメントの作り方もアップしました。

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