ハロウィンの仮装の意味由来※幼稚園保育園の子供に簡単に説明

公開日:2015年7月7日

[ハロウィン, 各季節のイベント, 幼稚園・保育園, 生活の雑学・トリビア, 生活・ライフスタイル, 育児・教育]

【2016/10/03追記】

こんにちは、管理人のコタローです。

 

日本におけるハロウィンのイベントって
以前はあまり定着していなかった
イメージがありましたけど

ディズニーや各地でのハロウィンイベントに
ケーキ店やお菓子店でも

 

ハロウィンをイメージしたかぼちゃのケーキや
お菓子類が出回ったりして

結構ハロウィンのイベント自体は
有名になってきました。

 

まあ各家を回ってお菓子を
もらうってところまでは
定着していないんですかね。


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今回はこの日本にも馴染みつつある
ハロウィンイベントについて

仮装の意味にイベントの由来など解説しつつ
幼稚園、保育園など小さいお子さんに
伝えるにはどうすればいいか。

 

そのあたり見ていくことにしましょう。
では、本日の内容こちらになります。

 

ハロウィンの仮装の意味由来※幼稚園保育園の子供に簡単に説明するには?

ハロウィンのイベントについて

もともとこのイベントは
古代民族のケルト人発祥の民俗行事
だったとのことで本来の名前は

 

「サウィン祭(samhain)」

 

samhainはゲール語において
「夏の終わり」を意味する言葉でもあって

古代ケルト人の祝祭では
最も重要なものとして
位置づけられていたといいます。

 

 

古代ケルト人の人々は
光と闇、昼と夜、生と死など

相反しながらもコインの裏表のように
絡み合うその概念を崇拝し祝ったとされています

中国とかの
陰陽の考え方に似ている部分ありますね。

 

そしてケルトでは1年を
「昼の長い光」「夜の長い闇」
2つの季節に分けて

「光」を5月1日に
そして「闇」を11月1日に祝ったとされています

で「闇」を祝った方を「Samhain」
現在でいうところの
「ハロウィン」だったというわけですね。

 

紀元前5世紀あたりのケルト民族の暦では
11月1日が新年にあたる日だったので

前日の10月31日は
大晦日にあたる日だったわけです。

 

加えてキリスト教における
聖人たちを祭る行事の「万聖節」の
前夜祭であったといいますね。

大晦日+万聖節、この2つの行事を
お祝いするため

ハロウィンのイベントが
行われるようになったそうですよ。


時期的に10月31日~11月2日のこのイベントは

 

・1年の収穫をお祝いし感謝する

・厄災や悪霊を祓う

 

といった日本でいうところの
「お月見」や「重陽の節句」などといった行事に
近い部分があったそうですが

 

現在ではそういった宗教的な意味合いは薄まって

カボチャをくりぬいて
ジャック・オ・ランタンを作り飾ったり

子供たちが仮装をして

「Trick or treat! 」

の掛け声とともに近所から
お菓子をもらい歩くといった
お祭りになっていますね。

 

宗教的な意味合いから随分と
行事の中身が変わったような気もしますけど

そういった行事になったのは
どうしてなんでしょう??


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ハロウィンで仮装する意味に理由は???

ハロウィンは死者の魂が現世に戻ってきたり
あの世の魔物がやってくる日ともされました。

日本でいうところの
お盆に似たような考え方ですね。

 

しかし、日本と異なるところは
魔物に悪霊も一緒に
やってきてしまうというところ。

 

悪霊は家畜や農作物に悪影響を与え
あまつさえ子供たちを魔界へ
連れていってしまうと信じられていました。

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そのためやってくる魔物や悪霊を欺くために
仮面をかぶったり、仮装をしたりして

魔物や悪霊の仲間と信じこませ
連れて行かれるのを防いでいたといいます。

 

その仮装の習慣が今でも
こうして残っているというわけですね~。

 

お菓子をもらい歩くのにも理由がある?

このお菓子をもらい歩く起源については
現在でもよくわかっていないようですね。。

「Trick or treat!」つまりは
「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!」

という意味なんですけど

 

一説としては発音がよく似た
トリック(イタズラ)とトリート(お菓子)を

語呂合わせにして言葉遊びを
そのまま実行したという説や

 

中世のヨーロッパで
食料の残りを子供たちが貰って歩いた

修行僧が各家を周り食料を分けてもらいつつ
死者たちのために祈りを捧げたなど

数々の説があるとされています。

 

 

あと、お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ
という事はお菓子をあげれば
帰っていくという意味でもあるので

家の中に入ってきて悪さをしないように
魔除けの意味も込められていたといいます。

 

このあたりは日本の節分に
通じるところがあるように思います。

節分は豆を当てて強制的に鬼、つまりは
厄を追い払うといった意味合いでしたけど。

 

ハロウィンの仮装の意味や由来を幼稚園や保育園の子供に説明するには?

さて、以上のようにハロウィンの仮装には
あの世からやってくる魔物に対して

仲間だと思わせるように仕向けて
連れて行かれないようにする

魔除けの意味があると説明しましたが

 

このあたり幼稚園や保育園など
小さいお子さんに伝えるには
どう説明したらいいですかね。

 

概要としては

「厄除け」と「魔除け」

イベントの内容的には
「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ」
というところだと思います。

 

なので、小さいお子さんにに伝えるとしたら
この世界にやってきた悪い魔物やバケモノに
子供が連れて行かれないために

仲間のお化けや魔物の格好をするんだよ、とか。

お化けや魔物の格好をして
お菓子をもらえる外国のお祭りなんだよ~。

 

あたりの説明で問題ないんじゃないでしょうか。

小さいお子さんなら
一応納得してくれると思いますが。。

(実際どうなんだろう;;

 

今回のまとめ

はい、というわけで今回は
ハロウィンで仮装する意味や由来

それに幼稚園や保育園のお子さんに
説明するにはどう伝えるか。
そのあたり説明していきました。

 

ハロウィンの仮装に魔物や
バケモノを欺く魔除け効果があったとは
知りませんでしたね。。

こうして調べてみると
日本に通じる文化もあったりで
なかなか勉強になります。

 

日本でのハロウィンはどちらかというと
単純に広告的なお祭り効果を狙っている部分が
多いように感じますけど

ハロウィンの時期が近づいたら
仲間と仮装パーティーしたり

部屋をハロウィンの飾りで装飾したりして
ちょっとしたハロウィン気分を
味わってみてはいかがでしょうか。

 

ではでは、今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょう~。


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引き続きハロウィンの雑学系の記事や
衣装、飾りの作り方などもどうぞ
ご覧くださいませ。

 

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