残暑の候に残暑見舞い時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

公開日:2015年7月19日

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こんにちは、管理人のコタローです。

 

毎日厳しい暑さが続く中
あなたはいかがお過ごしでしょうか?

8月に入ってきますと
そろそろ残暑見舞いを出す時期だっけ?

となんとなく一瞬考えてしまうかも
しれないですね。

 

あと8月の時期の時候の挨拶で
「残暑の候」とありますが

あれも使える時期がいつからいつまでなのか
知っておかないと

ちょっと恥ずかしいことになるかも?


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そこで今回は「残暑の候」を中心に
時候の挨拶の例文と残暑見舞いの時期が
いつからいつまでなのか。

そのあたり見ていこうと思います。

それではいってみましょー。

 

残暑の候に残暑見舞い時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

「残暑の候」の読み方に使える時期はいつからいつまで?

先に「残暑の候」の
読み方について書いておきますと

「ざんしょのこう」が正解となります。

 

「候」の部分を「そうろう」と
読む人もいるようですが

「そうろう」と読む場合

「初夏にて候」「初夏にて御座候」
いった具合に書かないといけません。

 

「残暑の候」⇒「残暑の時節です」

「初夏にて候」⇒「初夏でございます」

 

とこういった翻訳になるわけですね。


ちなみに「残暑の候」の使用可能期間ですが

二十四節気の「立秋(8月8日~22日頃)」から
「処暑(8月23日~9月7日頃)」

この期間中となっています。

 

なので

「8月8日~9月7日頃」

までならひとまず使用しても問題ないです。

 

残暑見舞いを送る場合も
この期間中に送るのがマナーとなっていますね。

まあ大体8月中旬位に届くようにするのが
一般的ではないでしょうか。

 

9月に入ってからだとちょっと
遅いかなーといった印象ですけど(苦笑

9月8日になりますと「白露」の時期に
突入しますから

さすがにその時期過ぎての
残暑見舞いはちょっと恥ずかしいですね。


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「残暑の候」を使用した時候の挨拶例文など

さて次に時候の挨拶で「残暑の候」を使用した
文例など紹介していきましょう。

拝啓

残暑の候、皆様におかれましては
ますますご健勝のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

残暑厳しき折柄、夏バテなど
召されぬようご自愛くださいませ。

敬具

 

拝啓

残暑の候

皆様ますますご清栄のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

立秋とは名ばかりの
暑さが続いておりますが

体調を崩されませぬよう
ご自愛くださいませ

敬具

 

謹啓

残暑の候

ご家族の皆様におかれましては
ますますご清祥のことと
お喜び申し上げます。

(中略)

残暑凌ぎ難き候
ご健康には一段とご留意ください。

謹白

と、こういった構成でしょうかね。

 

頭語を「拝啓」にした場合は結語は「敬具」

より畏まった相手に出す場合は
頭語を「謹啓」とし、結語は「謹白」「謹言」
と書いておきましょう。

20150718-01

またこの時期に使うといい
時候の挨拶としては他に

・残暑の候

・晩夏の候

・処暑の候

・秋暑の候

・納涼の候

・初秋の候

・向秋の候

・早涼の候

このあたりがあげられると思います。

 

もうちょっと相手に与える印象を
柔らかくしたい場合は

毎日厳しい暑さが続いておりますが

 

暦の上ではもう秋となりましたが

 

立秋とは名ばかりの暑さ
が続いておりますが

こんな具合に日本語調にして
時候の挨拶を書き始めるのもいいでしょう。


ただ、この時期はだいたい
「残暑見舞い」の時期とかぶっているので

残暑見舞いも兼ねた挨拶として
手紙を出した方が自然なような気もします。

 

時候の挨拶はあくまでも季節の挨拶ですから

残暑期間中に「残暑の候」と
「残暑見舞い申し上げます」の手紙が届くのも
なんとなく不自然ですよね。

 

そのため「残暑見舞い申し上げます」
書き出しから書き始めて

残暑の挨拶とするのも問題はないと思いますよ。

 

今回のまとめ

はい、そんなわけで今回は「残暑の候」と
残暑見舞いの時期はいつからいつまでなのか

それと時候の挨拶の例文について
ちょっと紹介していきました。

 

基本的に季節の挨拶で書き始め
安否を気遣う言葉。

最近の出来事やお礼などを書きつつ

結びの相手を気遣う
言葉などを書いて結びを書く。

こんな流れですね。

 

基本的にはテンプレートにあてはめていけば
挨拶文としては出来上がりますが

機会的すぎると感じる場合は
あなたと相手にしか分からない
共通の話題などについて書いておくと

相手も返信しやすいのではないかと思います。

 

最初に文章を構成してから
徐々にくずしていくという書き方も有効ですよ。

どうぞ参考にしてみてください。

ではでは今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょう~~~。


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引き続き8月の時期の時候の挨拶について
こちらまとめているので
ご覧くださいませ~。

⇒⇒⇒時候の挨拶8月上旬の候に結び!手紙やビジネス例文に残暑見舞いも

 

⇒⇒⇒時候の挨拶8月中旬の候に結び!ビジネスに残暑見舞いの手紙例文

 


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