立秋の候の意味に時期は8月のいつからいつまで?時候の挨拶例文集

公開日:2015年7月20日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

どうも~こんにちは。管理人のコタローです。

 

夏の暑い季節が続く中
8月上旬あたりには「立秋」の時期となりますけど

この時期に合わせて「立秋の候」を使った
時候の挨拶を送る方々も多くなると思います。

 

だいたいはビジネスなどで使用することの多い
「候」を使った時候の挨拶。

しかし使ってみるとなると慣れない言葉遣いは
なかなか難しいものです。


「Sponsored link」

そのあたりの使い方を前もって知っておかないと
ちょっと恥ずかしいことになるかも?

今回は立秋の時期から使える
「立秋の候」の意味に使用時期

時候の挨拶例文などについて
紹介していきたいと思います。

それではいってみましょー。

 

立秋の候の意味に時期は8月のいつからいつまで?時候の挨拶例文集

立秋の候の読み方に使える時期は8月のいつからいつまで

「立秋の候」人によっては読み方が
「りっしゅうのそうろう」に
なるかもしれませんが

正解は「りっしゅうのこう」の方。
ひとまずそのまま読んでOKです。

 

「そうろう」と読む場合は「候う」と書き
意味合いとしては

「ある」「いる」の丁寧ごになり
「ございます」「おります」といった
具合になります。

 

漢語調の「立秋の候」を
日本語調に言い換えるなら

「立秋でございます」

といった具合に畏まった表現になるわけですね。


そして使用できる時期についてですが

年によって微妙にその時期が変化するわけですが
二十四節気で見てみますと

「立秋(8月8月~22日頃)」となっているので

基本的にはこの期間中に
使用するのが望ましいでしょうね。

 

時期的に残暑見舞いの時期と被っているので
残暑見舞いの挨拶に使用する
ケースもあるといいますよ。

ちなみにこっちの記事でも書きましたが

⇒⇒⇒残暑の候に残暑見舞い時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

 

残暑見舞いを出す時期は

「立秋(8月8月~22日頃)」~
「処暑(8月23日~9月7日)」

基本この期間中なので

処暑の期間を過ぎて使うのもすごいおかしい
というわけではないと思いますが

 

8月上旬に立秋迎えたのに
その2週間以上経過した後に

「立秋の候(立秋でございます)」

と書かれているのも
微妙に変な感じがしますね(苦笑

20150719-01

なので処暑を過ぎた時期になると

・残暑の候

・晩夏の候

・処暑の候

・秋暑の候

・納涼の候

・初秋の候

・向秋の候

・早涼の候

このあたりの時候の挨拶なら
ぴったりではないでしょうか。

 

割と「立秋の候」って使用期間が短いですね。

ちなみにこの「立秋」には

「この時期を境に徐々に
季節も秋に移っていきますよ」

という意味合いを持ちます。

 

8月の上旬じゃまだまだ夏真っ盛りですけど
暦の上では秋に切り替わるんですから

なんとも変な感じしますよね。


「Sponsored link」

「立秋の候」を使用した時候の挨拶例文など

次に「立秋の候」を使用した
時候の挨拶の例文をいくつか
紹介しておきましょう。

拝啓

立秋の候

皆様におかれましては
益々ご壮健のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

残暑厳しき折り
くれぐれもご自愛下さい。

敬具

 

拝啓

立秋の候

貴社ますますご発展の
こととお慶び申し上げます。

(中略)

晩夏の折、皆様のご健康を
心よりお祈り申し上げます。

敬具

 

謹啓

立秋の候

ΟΟ様にはますます
ご壮健のこととお慶び申し上げます

(中略)

残暑なお厳しき折柄
熱中症、夏風邪など
召されませぬようご自愛ください。

謹白

基本的に「候」「みぎり」を使用するのは
ビジネスの時だったり

相手が著名な先生とか
有名な方だったりする時かなと思います。

 

一般的に頭語は「拝啓」
結語は「敬具」ですけど

更に相手が畏まる必要のある方
偉い上司や著名な方の場合は

頭語を「謹啓」
結語を「謹白」にするといいでしょうね。


ただ、この書き方だとちょっと堅苦しいと
感じる場合は

「立秋の候」の表現の仕方を
漢語調から日本語調にしたり

少し文章構成を崩したものに
するといいかなと思います。

立秋の候を迎えましたが
まだまだ厳しい暑さが
続いております。

皆様いかがおすごしでしょうか。

 

立秋を過ぎてなお
暑い日が続いておりますが
いかがおすごしでしょうか。

 

立秋の候となり
暦の上では秋となりましたが
まだまだ厳しい暑さが続きます。

夏バテなどしていないでしょうか。

と、まあこんな具合に
立秋と書いている時の気温と気候を交えつつ

相手のことを気遣う内容を盛り込めば
挨拶文としては問題ない構成になるかなと
思います。

 

今回のまとめ

はい、そんなわけで今回は「立秋の候」を中心に
意味に使える時期はいつからいつまでか。

それと時候の挨拶の例文について
紹介していきました。

 

書き方の構成を見てみれば
そんなに難しい事もなかったかなと思います。

テンプレートに沿った書き方ですと
どうしても機械的になりますから

そこを解消する場合は近況やその季節に合った
単語などを盛り込むと文章の内容にも
丸みが出てきますよ。

 

この時期なら
「かき氷」「すいか」「花火」「海」など
結構色んな単語出てくるんじゃないでしょうか。

立秋の候を使って手紙、残暑見舞いなどを
書く時に参考にしてみてください。

 

ではでは今回の内容は以上となります。
また次回にお会いしましょう~。


「Sponsored link」

引き続き夏の時候の挨拶系の内容についても
どうぞご覧くださいませ。

⇒⇒⇒残暑の候に残暑見舞い時期はいつからいつまで?時候の挨拶例文集

 

⇒⇒⇒時候の挨拶8月上旬の候に結び!手紙やビジネス例文に残暑見舞いも

 

⇒⇒⇒時候の挨拶8月中旬の候に結び!ビジネスに残暑見舞いの手紙例文

 


ピックアップ関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ