節分の柊(ひいらぎ)と鰯(いわし)の由来に飾り方!いつから飾る?

公開日:2015年1月15日

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どうもこんにちは~管理人のコタローです。

 

2月にはいくつかイベントがありますけど
その中の日本古来の行事となっている節分。

家族で豆をまいて家に振りかかる邪気を祓い
無病息災をお願いしますね。

最近だと節分の時期は恵方巻の広告とかが
多くなるのはやっぱり時代が
変わったんだろうなと考える今日このごろです。

 

で、節分となると豆に鬼の仮面・・
あとは柊と鰯の頭を合わせたオブジェ的な
ものは有名ですよね?

あれ正式名称を「柊鰯(ひいらぎいわし)」
と呼ぶそうで、なんともそのままな
ネーミングですが古来より魔除けとして
用いられてきたといいます。

 

現代だとこれを節分の時期に飾っている
家庭とか少なくなってきたのかな、、と感じつつ


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今回はその「柊鰯」について
書いていってみようと思います。

それではいってみましょう~。

 

柊鰯の由来や飾り方など、いつからいつまで飾るものなのか

柊鰯の由来について

柊鰯の由来は平安時代にまで遡るようで
正月の門口に飾られたしめ縄に

柊の絵だとボラの頭を
指していた事が由来のようです。
紀貫之の土佐日記にも

小家の門の注連縄の鰯の頭
柊らいかにぞいひあえなえる

と書かれていたそうです。

 

江戸時代にもその風習は普及していたそうで
今でも奈良県奈良市や福島県などで

この風習はしっかり
受け継げられているそうですよ。

20140114-01

主な意味としては悪い存在
邪気の意味を持つ鬼は

古来より臭いのきついものや
尖ったものなどを厄祓いに使ってきていて

鬼が嫌いなものが
「臭い鰯の頭」「柊のトゲ」
されてきたんだとか。

 

そして鰯の頭を焼いたものを柊の枝に刺して
家の戸口などに置いておき

鬼・・つまり邪気の侵入を防ぐ
「焼嗅(やいかがし)」という風習が
生まれたといいます。

こうした意味合いから節分に
鰯料理を作る家庭も多いそうです。


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柊鰯の作り方や飾り方・いつからいつまで飾る?

さて飾るもなにも
作れないと飾り用がないわけですが
柊鰯の作り方はすっごい簡単なんですよね。

使用するのは

・柊の頭
・葉のついた柊の枝

 

これだけです。
柊の枝は鰯の頭がちゃんと刺せる位の
大きさのものを選びましょう。

 

手順ですが

・鰯の頭を適度に焼いて

・鰯の頭を柊の枝に刺しておく

はい、これで完成!(笑

 

飾り方としては家の軒先や玄関などにつったり
長めの瓶を用意してそれに入れておいたりと
飾り方については割りと自由みたいです。

家の中に飾る家庭も多いようですが
臭いとかこもらないんでしょうかね?(謎

 

柊鰯を飾る期間については大体

節分の日の2月3日から
翌日の立春の2月4日までが一般的ですね。

 

他にもひな祭りまで、2月いっぱい

と諸説色々あるようですが

いつまでも鰯の頭を飾っておくのも
虫が寄ってきそうですし
数日飾ったら処分した方がいいかもですね。

 

柊鰯の処分方法について

魔除けのお守りとして作って飾った柊鰯。
しかし処分するとなると・・
ちょっと扱いに困るかもしれません。

 

一応魔除けとして使用した手前
そのまま生ゴミとして処理するのは
なんだか躊躇してしまうし

かといって神社に柊鰯を持っていくのも
なんだか変な感じがします。。。

 

一般的には
「半紙に包み、塩で清めて祓った後に捨てる」
という方法がとられているようですね。

 

あとは灰になるまで焼き、玄関先に盛るか

玄関先に埋めてしまうか

などなど色んな方法がありました。

柊鰯ひとつにも
結構色々と深い部分があるんですね~。

 

今回のまとめとして

と、いうわけで今回は節分にちなんて
「柊鰯」のことについて紹介しました。

 

自分の地域ではあまり馴染みがなかったので
あまりやったことはなかったんですけど

魔除けとしての意味合いを持つとなると
なんだか実践してみたくなるから不思議です(笑

 

鰯と柊は割りと簡単に手に入りますから
魔除けがてらちょっと飾ってみようかな。。

今年の運勢があまり良くないようなので
考えておこうかと思います(苦笑


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節分の記事で恵方巻についての
内容を紹介しているので引き続き
どうぞご覧ください~。

2015年の恵方はどこだったでしょうか?

⇒⇒⇒節分や恵方巻の由来!いつから始まった?食べる方角とレシピを紹介!


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