時候の挨拶10月上旬の候に結び!ビジネスの手紙例文にスピーチ例
公開日:2015年9月4日[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]
どうも~こんにちは、管理人のコタローです。
10月上旬あたりともなればすっかり
秋も深まって過ごしやすくなり
色々と食べ物が美味しくなってくる
頃合いでしょうか。
この頃の季節だとスポーツの秋とか芸術の秋とか
手紙などに盛り込んでおきたい季語とかも
色々出てくるかなーと感じますね。
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「体育の日」とか「栗」とか「柿」などなど。
そこで今回は時候の挨拶の
10月上旬あたりの候や結び
手紙の例文などについて
いくつか書いていきたいと思います。
ではでは、いってみましょー。
目次
時候の挨拶10月上旬の候に結び!ビジネスの手紙例文にスピーチ例
10月上旬に使うといい時候の挨拶
10月上旬となりますと1日~10日のあたり。
この時期は二十四節気でいいますと
「秋分(9月23日~10月7日)」から
「寒露(10月8日~10月24日)」の
あたりになります。
お彼岸の時期も過ぎ、秋分の時期あたりを境に
昼の長さが段々と短くなっていきますね。
そして寒露の時期に入り
本格的な秋の始まりとなっていくわけです。
ちょうど農作物の収穫の時期となりますので
農家あたりでは忙しくなってくる時期ですね。
時期的秋晴れが多くなってきて
大気の状態も比較的安定しているので
夜の月もキレイに見える時期でもあります。
さて、10月上旬辺りに使うといい
時候の挨拶の書き出しとなりますと。。。
「仲秋の候」
仲秋の候は現在ですと
9月10日前後~10月10日前後あたりと
10月初旬あたりまでしか
使えない候でもありますね。
「寒露の候」
冒頭で書いたように二十四節気の
「寒露」の季節にも入っているので
「寒露の候」も使用可能ではあります。
まあ10月8日~という点を考えると
どっちかといえば中旬向けですかね。
あとは・・・
「紅葉の候」
「錦秋の候(きんしゅう)」
「秋冷の候」
「爽秋の候」
「清秋の候」
「秋涼の候」
「秋麗の候」
といった具合に秋を感じさせる言葉など。
このあたりは10月全般的に使うことができて
迷った時に季節感も出せるので
結構使いやすい印象がありますね。
「候」ではないですけど他にも
「衣替えの季節となりましたが~」
「絶好の行楽シーズン~」
「スポーツの秋となりましたが~」
「芸術の秋となりましたが~」
「収穫の秋を迎え~」
などなど季節を感じさせる書き出しは
結構レパートリーあるかなと感じさせますね。
10月上旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など
では最初に10月上旬あたりの
ビジネスに用いる場合の例文などを
紹介しておきましょう。
拝啓
爽秋の候、皆様におかれましては
益々ご健勝のことと
お慶び申し上げます。(中略)
日毎に秋冷がつのる季節ですので
風邪など召されませぬよう
ご自愛ください。敬具
拝啓
秋冷の候、澄み渡る秋の季となり
ますますご繁盛のほど
お喜び存じます。(中略)
肌に感じる空気が
過ごしやすい季節ではありますが無理なさらぬよう
お気をつけください。敬具
謹啓
秋冷の候、澄み渡る秋の季となり
ますますご繁盛のほど
お喜び存じます。(中略)
秋雨の折、ご健康に留意され
ますますご活躍されますことを
心よりお祈り申し上げます。謹白
この季節は時期的に涼しく過ごしやすい
もしくは季節の変わり目という事もあるので
風邪などひきやすいということで
その点健康に気をつけるように
といった相手への気遣いを一緒に
文章中に含めるといいでしょう。
ビジネス上でのやりとりは
これくらい堅苦しい位がちょうどいいかと。
あとは通常は「拝啓」と「敬具」の組み合わせで
書き出しと結びを書いて
より畏まる必要のある相手には
「謹啓」と「謹白」とを
使うようにすればいいかと思います。
謹白は頭語でも使うケースがあるとの事ですが
まあ、迷ったら「謹啓」「謹白」の組み合わせで
書いておけばいいかなと。
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10月上旬のスピーチ例はどうする?
仮に10月あたりにスピーチを
行う必要が合ったりする場合・・
どういった言い出しにすればいいか。。
緊張しますよね(苦笑
このあたりは深くは考えず
この時期の分かりやすい言葉と季語を
使っていくのがポイントでしょうか。
例えば・・・
柔らかな秋の日差しの中
絶好の行楽シーズンを迎えております
スポーツの秋となりまして
運動会や体育祭など活気ある声が
聞こえる季節になりました。
秋たけなわ
気持ちの良い秋晴れが続いておりますが
お元気でいらっしゃいますか。
といった具合にこの時期の気温や
過ごし方、イベントごとなどと
絡めて言い出して本題へと入っていけば
秋の雰囲気を感じさせる事も
出来るのではないかとかんじますね。
10月上旬の時候の挨拶・親しい友人、親戚への例文など
秋晴れが心地よい季節となり
美味しいものをついつい
食べ過ぎてしまう時期です。お元気でしょうか。
(中略)
朝晩徐々に冷え込んできましたので
体調には十分気をつけて
お体大切にしてください。
めっきり秋めいてきて
澄み渡る空が気持ちのいい
季節となりましたが皆さんお健やかに
お過ごしの事とと存じます。(中略)
世間では行楽シーズンですので
是非お時間ありましたら1度こちらに遊びに
いらしてくださいね。
爽やかな秋の下
栗や柿など季節の食べ物が
美味しくなってきました。お変りなくお過ごしでしょうか。
(中略)
秋の夜長の
名月も美しい季節ですので一度一杯ご一緒したいものですね。
この時期気温も落ち着いてくるので
結婚式とか親戚とのやりとりなど
多くなってくる家庭もあるかなーと思います。
そういった時も季節を感じさせる
挨拶文や季語など色々盛り込んで
なおかつ相手への気遣いの言葉など
忘れずにいれれば季節を感じつつも
温かみのある文章になって
完成度が高まるかなーと思いますね。
今回のまとめ
はい、今回は10月上旬辺りの
候や結び、ビジネスやスピーチなどの
一例、例文などについてお送りしていきました。
8月から9月への切り替わりよりは
残暑とか残ったりしていないので
この時期は挨拶文結構
書きやすいんじゃないかなーと思ったりします。
季語も豊富ですからね。
文中では書きませんでしたけど
10月の時期にぴったりな
「金木犀」「藤袴」の花や
「かぼちゃ」「さんま」「きのこ」
といった食材に関する季語も盛り込んでみても
いいかもしれないです。
どうぞ10月あたりの手紙を書くときの
参考にしてみてくださいね。
ではでは、今回の内容は以上です。
また次回にお会いしましょう~~。
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引き続き10月中旬の時候の挨拶や
9月下旬の時候の挨拶などについても
どうぞご覧になっていってください。
⇒⇒⇒時候の挨拶10月中旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文
⇒⇒⇒時候の挨拶9月下旬の候に結び!ビジネスの手紙やお礼状の例文は?