七五三で早生まれの男の子女の子!数え年と満年齢どちらで祝う?

公開日:2015年9月13日

[七五三, 生活の雑学・トリビア, 生活・ライフスタイル, 育児・教育, 赤ちゃんや子供の行事・お祝い]

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

子供の成長を祝う年中行事の中で
3歳、5歳、7歳でお祝いをする「七五三」
ありますよね。

そうした時に一般的に早生まれとされる
1月~3月に生まれた子供とか

あと早生まれじゃなくても
満年齢で祝うのか、それとも
数え年でお祝いするのか。

 

そもそも満年齢、数え年ってどんな意味だっけ??

と、ちょっと
混乱しちゃう人もいるかもしれません。

普段から意識しておかないと
結構分からないものかも?


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そこで今回は七五三さんのお祝い関連で
年齢の部分についてちょっと見ていきたいと
思います。

では早速見てみましょうか。

 

七五三で早生まれの男の子女の子!数え年と満年齢どちらで祝う?

満年齢と数え年ってなんだっけ?

まず満年齢と数え年自体がなんだっけ??
という方のためにこちら書いておきますと・・

 

まず「満年齢」とは
生まれた日を0歳として数えて

以降誕生日を迎えた時に1歳ずつ
追加していくというもの。

 

正式な考え方ですと誕生日前日午後12時に
年齢が加算されていく数え方となります。

つまり誕生日当日に年齢が
加算されていくものではないんですね。

 

履歴書などで
満~~歳とか書く場合が多いですけど
この場合は履歴書に書く時点での自分の満年齢

つまりは今の自分の年齢そのままを
書いていけばいいです。

 

こちらは現在の年齢の
一般的な数え方になりますね。


次に「数え年」ですけど
生まれた年を1歳として1月1日を迎えるごとに
1歳ずつ加算されていく考え方になります。

つまり0歳がない考え方ですね。

 

例としてあげるなら12月に生まれたお子さんは
生まれた直後には1歳

そしてその翌年の1月1日にはもう
2歳になっているということです(ややこしい


そもそもどうして満年齢と数え年とで
異なる考え方が出てきたのか。

 

結構長いので本題からずれるので
ササッと書いておきますが

昔は数え年での数え方が一般的だったものの
1902年(明治35年)12月22日に施行された
「年齢計算ニ関スル法律」という法律により
満年齢を使用するようになりました。

 

この法律の制定理由としては

「1」
「若返る」事で日本人の
気持ちそのものを明るくする

「2」
正確な出生届の促進

「3」
国際性向上

「4」
配給時の不合理の解消

このあたりだったとか。

 

極端ですけど年末の大晦日に生まれて
翌日の正月には2歳になります。

 

2歳だとキャラメルを
配給されていたようですけど

生後ほぼ0歳の時にキャラメルを
食べるなんて無理ですよね。
喉につまらせる危険もありますし。

 

そういった混乱もあった点から
満年齢での考え方を
するようになったといいます。

生後2日でもう2歳の考え方・・・
確かに色々と問題ありそうですよね;;

 

七五三のそれぞれの年齢のお祝いについて

さて次に「七五三」のそれぞれの年齢の
お祝いについても軽くまとめておきますと

3歳・・・「髪置きの義」男の子&女の子

5歳・・・「袴着の義」男の子

7歳・・・「帯解きの義」女の子

とこんな具合に年齢によって
男の子、女の子のお祝いする時期が
変わってきます。


「髪置きの義」とは
男女ともに赤ちゃんの時に剃っていた髪の毛を
この日を境に伸ばし始める儀式で

我が子が健やかに
健康に育ち長生きしていくようにという
願いが込められているとのことです。

 

このあたり日本の古くから伝わる
伝統行事に通じるところありますね。

「ひな祭り」とか「端午の節句」とか。


「袴着の義」は男の子が
この日から袴を着用するようになる儀式で

宮中においては「着袴の儀」という名前で
呼ばれているとか。

 

かつての平安時代には女の子もこの儀式に
参加していたそうですけど

江戸時代を境に次第に男の子のみが
参加する儀式になっていったとか。

 

五歳の七五三の歳には袴に加えて
紋付と羽織のセットで晴れ着となっているので

これらを揃えて七五三に臨みたいところです。


そして「帯解きの義」ですが
七歳の女の子が対象で、女児がこの日でを境に
紐付きの子供用の着物を着るのをやめて

大人と同じく帯を
締めるようになる儀式となります。

 

こうした年齢を重ねていって
ちょっとずつ大人へと近づいていく・・
というわけですね。


あと近年では定説的に男の子は五歳のみ
女の子はそのまま三歳と七歳でお祝いを
するという考え方もあるとか。

 

男の子の場合ですと三歳と五歳で
お祝いするので間隔が短いという点から

三歳の男の子は七五三のお祝いを
しないという家庭もあるとかないとか。

 

まあ正直そのあたり結構
いい加減なところがあります(苦笑

 

近年ですと仕事などの都合で
余計に時間をあわせるのも困難なことから

本来なら11月15日が七五三なわけですが
9月10月にもう済ませておくという
家庭もあるようなので。

 

うちの姉も3歳になる
男の子の子供いるんですけど
9月のうちに済ませてしまったそうなので。

日付的な概念も昨今だと
かなり薄れているというのが現状なんですかね。
これも時代というやつなんでしょうか。


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早生まれの場合はいつやる?

さて早生まれの子供の場合
今年やるべきか、それとも来年か。

そのあたりで迷っている
お母さんもいるかもしれませんが

正直なところ「どっちでも構わない」そうで
相当なこだわりがない限りは

子供に合わせて
お祝いするのがベストのようです。

 

早生まれのお子さんの場合
3歳とかだとまだオムツもとれていない
お子さんもいるでしょうし

着慣れない着物に髪飾りなどは
小さいお子さんにとってはかなり
ストレスでしょう。

20150912-03

そういった場合は翌年にまわした方が
良い笑顔の写真も撮れるかもしれないですからね

7歳の女の子の場合は他の同級生と同じく
6歳で行ってあげた方が喜ぶでしょう。

 

そのあたり家庭の事情などに合わせて
臨機応変に対処してもらえたらと思います。

 

数え方は満年齢と数え年どっちで祝う?

さて、では七五三の場合は
満年齢と数え年、どっちで祝うべきなのか。

 

本来は数え年で考えていましたけど

さっき書いたように
仮に年末の12月31日に生まれた子がいたとして

数え年で考えるとその子は正月でもう
2歳になってしまいます。

 

七五三のお祝いをする時
そのこの実年齢は「1歳11ヶ月ほど」ですから

正直訳が分からないですよね(苦笑

 

なので満年齢での考え方が最近では
一般的となっていますね。

 

昔ながらの伝統にのっとってお祝いしたい
という場合は数え年でも
いいといえばいいですが・・

あくまで主役はお子さんですから
地域や家庭の慣習など考慮しつつ

お子さんに負担のかからない
お祝い、お参りをしていくといいかなと思います

 

なかなかどうしてややこしいですね~(苦笑

 

今回のまとめ

はい、今回は七五三関連で
早生まれのお祝いや数え年、満年齢では
どっちで祝えばいいのか。

そのあたりについてまとめていきました。

 

昔ながらの決め方もある中で近年ですと
新しい考え方も混じって結構わかりにくい
部分もあるかと思います。

 

年齢や時期的な部分についても
その日にやらなければならないという
わけでもないので

日取りやスケジュールなど考慮しつつ
お子さんにとっても思い出になるような
七五三にしてもらえたらと思います。

 

ではでは、今回の内容は以上です。
また次回にお会いしましょう~。


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引き続き七五三のヘアアレンジ関連の
記事もどうぞご覧くださいませ。

⇒⇒⇒七五三で7歳女の子の髪型!日本髪の簡単なやり方アレンジ方法

 


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