年賀状ビジネスマナー!上司先輩など目上の人に出す時の書き方文例

公開日:2015年9月29日

[ビジネス・経済, ビジネス全般, ビジネス文書の書き方, 基本スキル, 年賀状, 挨拶状, 社外文書]

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

12月に入ったらもうそろそろ
年賀状を書き始める時期。

 

忘れているとあっという間に時間が過ぎ去って
中旬過ぎて、そして下旬と

あとあとヒーヒー言って
書くことになるかもです(苦笑

 

さて、そうした年賀状ですけど
上司や先輩に向けて書く時はどのように
書いていけばいいでしょうか。

 

友人の場合ですと、ラインとかメールなどで
済ませてしまうパターン何気に
多いといいますけど

会社の上司や先輩には出来る部下として
アピールしておきたいところです。


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今回そうした上司、先輩など
目上の方に出す年賀状の書き方
文例について紹介していけたらと思います。

では早速いってみましょー。

 

年賀状ビジネスマナー!上司先輩など目上の人に出す時の書き方文例

年賀状を出す時のマナーとして

さて、まずは一応年賀状を出す際の
基本的なマナーの部分について
書いておきましょう。

 

「元旦には届くように配慮する」

まず上司や先輩などへの年賀状の大前提として
元旦の1月1日には必着するように
しておきたいです。

 

逆算して考えるなら12月中旬の15日あたりから
クリスマスの25日あたりまでには
書き終えて出してしまいところですね。

 

年賀状を出して問題ない期間が
「松の内」といわれ正月飾りを
飾っておく期間になります。

関東の場合は1月7日まで
関西の場合は1月15日あたりまでだとか。

 

それ以降は寒中見舞い扱いになりますから
仮に出していない人から年賀状が届いた場合も

寒中見舞い見舞いなどで対応し
遅れてしまった事に対して
お詫びなど書いておきましょう。


「私製はがきの場合」

年賀はがきではなく私製はがきで出す場合
「年賀」の朱書きを忘れないように
書くようにしましょう。

黒字じゃないですよ。朱書きです。

これ忘れると年内のうちにはがきが届くという
なんとも間抜け展開になります;;


「宛名からしっかりと」

上司や先輩へ向けて年賀状を送る場合
宛名の部分もしっかり気を使って書く必要があります。

住所はしっかりと都道府県から。

さらには会社名は(株)(有)と略さずに
きちんと正式に「株式会社」「有限会社」
書くようにします。


「敬称について」

次に敬称について。
年賀状のみならず役職や肩書きに敬称
つまりは「様」「殿」をつけるのは誤りです。

 

例としてあげるなら

「鈴木部長様(☓)」

「鈴木部長(○)」

「経理部長 鈴木次郎様(○)」

 

こういった書き方となります。

会社や法人名に送る場合は
もちろん「御中」となりますね。


「忌み言葉の使用を避ける」

いわゆる縁起の悪い表現の単語など、ですね。

「去る」「滅びる」「絶える」

「衰える」「破れる」「失う」

「枯れる」「倒れる」「病む」

このあたりの単語や漢字になります。

 

年賀状書く場合「去年」という言葉を
書きそうになりますけど

「去」という漢字には離れる、別れるといった
意味が含まれていますので

別の漢字の「昨年」「旧年」などで
対応するようにしましょう。


「重複言葉を使わないように」

意味が重複する言葉は使用すると
失礼にあたるので注意が必要です。

 

一例をあげるなら

「一月一日 元旦」

どちらも一月一日を意味するので
最初の段階で誤りです(苦笑

この場合は「○○年 元旦」と書くように
しましょう。

 

「新年あけましておめでとうございます」

新年の時点ですでに年があけているので
意味が重複します。

この場合は
「明けましておめでとうございます」

が正しいですね。


「年賀状は普通な無難なもので」

上司や先輩へ送る場合
子供や家族の写真が入った年賀状は
送らないほうが無難でしょう。

普通バージョンの年賀状の方が安心です。

20150928-43

まあ家族ぐるみで良くしてもらっているとか
お互いの距離がちょっと近い場合は
写真入りでもいいかもです。

そのあたりのさじ加減は
送る人の判断次第でしょうか。


「言葉遣いに注意」

いくつかの言葉遣いで注意するなら

「迎春」「賀正」などの賀詞は
主に目上から目下の人に向けての表現です。

 

今回のケースでは使用できないので
かわりに以下の四字熟語とかいかがでしょうか。

謹賀新年

謹賀新春

恭賀新年

恭賀新春

このあたりの四字熟語は
目上の方に送っても問題ありません。


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上司や先輩への年賀状・文例集など

では、上司や先輩などへ向けた文例など
どういったものがあるでしょうか。

「上司・先輩に向けての年賀状1」

謹賀新年

昨年は大変お世話になりました

昨年の経験を生かし
今年はご期待に応えるべく
精進する所存でおります

年頭にあたり 本年も変わらぬ
ご指導をお願いいたしますとともに

ご家族の皆様のご健康とご多幸を
お祈り申し上げます

平成○○年 元旦

「上司・先輩に向けての年賀状2」

明けましておめでとうございます

日頃の親身な
ご指導に深く感謝申し上げます

本年もご期待に添えるよう
精進いたす所存です

ご家族の皆様には
ご健康で幸多い一年で
ありますよう祈念いたしております

平成○○年 元旦

「上司・先輩に向けての年賀状3」

謹んで新春のご祝詞を申し上げます

旧年中は公私にわたり
大変お世話になりました

心より感謝いたしております

本年もご指導ご鞭撻の程
よろしくお願い申し上げます

平成○○年 元旦

「上司・先輩に向けての年賀状4」

昨年は大変なお力添えをいただき
ありがとうございました

おかげさまで○○プロジェクトを
無事終了することができました

本年も引き続き
ご指導くださいますよう
よろしくお願い申し上げます。

上司や先輩への年賀状の場合
どうも当たり障りない感じの文章になって
他の人の年賀状に埋もれてしまう
可能性もあるので

少し書き加えたりするなら

・部長の~~の名言を
身にしみて感じております。

・先日おすすめされた
~~購入してみました。

・~~プロジェクトを
今年も誠心誠意頑張ります!

・入社○○年目とまだまだ未熟ですが
これまでのご指導を活かせるよう
務める所存でおります。

といった具合にちょっと書き足すことで
あなたらしい年賀状に生まれ変わりますから

あなた自身の会社での立ち位置などを
考えつつほんの一言の文章など
考えてみるといいですね。

 

あ、でも忌み言葉などの漢字とか
間違って使用しないようそのあたりは
注意しておきたい部分ですね。

 

今回のまとめ

はい、今回は年賀状のビジネスマナーで
上司や先輩など目上の人に向けて

出す時の書き方や文例など
紹介していきました。

 

文例もそうですけど年賀状自体のマナーも
なかなかいろんな決まり事あって大変ですよね。

それでも新年の挨拶でちょっとした
一言を入れた年賀状をもらえたら
何気に嬉しいものですし

あなたの評価もちょっとアップするかもです。

 

どうぞ年賀状作成の時の参考にしてみて下さい。

ではでは今回はこれにて失礼します。
また次回にお会いしましょう~。


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