喪中で正月年始の過ごし方!神棚の飾り方や飾りにおせちは?

公開日:2015年10月3日

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こんにちは、管理人のコタローです。

 

1月1日の元旦の日。

世間一般では
「明けましておめでとうございます」

と言って新年をお祝いする所でしょうけど

 

もしも喪中の際はそのあたりの過ごし方とか
どうするべきなんでしょうか?

お正月飾りは?おせちや初詣は?
神棚の飾り方とかは?

 

普段から意識していないとこういった事って
結構分からないこと多いと思います。

知らないでやってしまって
恥をかかないためにも今のうちに
確認しておきたいところですね。


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そんなわけで今回は喪中の正月年始の過ごし方で
神棚の飾り方、正月飾り、おせちなどは
どうするべきなのか?

そのあたりまとめていきたいと思います。

では早速いってみましょー。

 

喪中で正月年始の過ごし方!神棚の飾り方や飾りにおせちは?

さて、身内の方が亡くなった場合
49日法要を境に「忌中」「喪中」とで
分かれますね。

 

この部分については以前忌中と
喪中との違いの記事で詳しく書いてあるので
そちらも参考にしてみてください。

⇒⇒⇒忌中と喪中の違いに期間は?やってはいけない事にマナーを紹介

 

ついでに49日法要の部分についても
興味ありましたらどうぞ~

⇒⇒⇒御霊前・御仏前・御香典の違いに意味!49日法要の金額相場に使うのは何?

 

新年の挨拶について

さて新年の挨拶の部分については
先日書きましたこちらの記事でも書いていますが

⇒⇒⇒喪中で年始の挨拶!会社やメールの場合※手土産にのしは必要?

 

基本「おめでとうございます」などの
お祝いの言葉を口にしないように
注意すれば大丈夫です。

 

年明けに職場の人や友人などに会った場合は

「昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします」

といった具合に挨拶をしておけばいいでしょう。

 

逆に相手先から

「明けましておめでとうございます」

といった具合に挨拶をされた場合
どう返すかちょっと詰まるかと思いますけど

 

この場合も「おめでとう」などの
お祝いの言葉は口にせず

「今年もよろしくお願いします」

といった感じに返して普通に
挨拶しておけば問題はないでしょう。

 

正月飾りはどうするべき?

さて次に正月飾りの扱いについて。
一般的な正月飾りとなりますと

 

・しめ縄

・門松

・鏡餅

 

この辺りを指すかなと思いますが
これらの飾りは一切飾ったりしないで

いつもと同じように普通に過ごすのが
一般的です。

20151002-03

家の外に飾ったりすると他の家の人から
喪中の正月飾りの扱いについて
知らないのかな?と思われそうなので
飾らない方が無難かと思いますけど

 

もしも故人がお正月の雰囲気のように
お祝いごとが好きな性格で

湿っぽい雰囲気は
好まないような人だったとしたら
家の中の範囲内で正月の雰囲気を出すのは
悪くないかと。

 

このあたりはそれぞれの
家の流儀によるところも増えていますかね。

 

おせち料理やお屠蘇はどうする?

次に食事関連。

 

基本お屠蘇などの
お祝い事の儀式は控えるようにして

忌中の49日間があけているようなら
日常的な食事として食べるなら
そのあたり問題ないとしています。

 

「おめでたい」を連想する
鯛の煮付けは作らないようにするとか

紅白のかまぼこは入れないようにするとか。

お箸も正月の祝い箸はさけて
いつも通りのおはしを使うなど。

 

そこまでする必要はないと考えるなら
重箱につめるなどは避けて
普通に皿盛りにするとか。

 

この部分も、ようは考え方に
よるところなような気がしますけどね。

 

 

ちなみに年始手前の年越しそばについては
あれは別にお祝いをしているわけではなく

一年間の勤労の感謝と新しい一年を
健康で迎えられるようにとの
願掛けのようなものでもあるので

喪中の間でも食べて問題ないです。

 

なんとなくこういった食べ物も
食べてはいけないのかな?と
思ってしまう部分ありますよね。


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お年玉について

正月行事として「歳神」様にお供えしたお餅を
お下がりとして子供たちに食べさせたのが
由来だそうで

室町時代あたりから
金品を贈る言葉として使われ始めたといいます。

 

本来はこのお年玉も控えるべきだそうですけど

お子さんにとってお年玉がなくなるというのは
かなりショックなものでしょうから

 

このあたりは「喪中」という部分を
分かってもらうためにも

 

・紅白のお祝いタイプのポチ袋は控える

・「お年玉」と書かず「書籍代」「おもちゃ代」
といった表書きにする。

 

このあたりに
気をつけておけばいいかなーと思います。

 

神棚の飾り方について

身内などに不幸があった場合
49日法要の期間があけるまでは

神棚の御札などを隠すように
半紙や白い布を貼るようにして

その期間は毎日のおまつりを遠慮して
神社への参拝も慎むようにします。

 

そして49日があけたら
心身を清めた後に半紙などをはずして
再び毎日のおまつりを行うように
すればいいとの事です。

 

ちなみに一緒に住んでいない
「親戚」などに不幸があった場合は
これらは行わなくていいかと思いますけど

一緒に住んでいなくても「母親」「父親」など
血筋的に近い方に不幸があった場合は
やっぱり49日があけるまで神棚に半紙を
被せておく必要があるとの事です。

 

なかなかこのあたりも知らないと
「???」ととまどう事になりそうですよね。

 

浄土真宗の場合について

さてこちらの記事で詳しく書いているんですが

⇒⇒⇒御霊前・御仏前・御香典の違いに意味!49日法要の金額相場に使うのは何?

 

真宗(浄土真宗、真宗大谷派)などの場合は
霊という概念そのものを認めておらず

49日法要という期間関係なく
極楽浄土に向かうという考え方になっています。

 

つまり「忌中」「喪中」というものがないため

喪中にはがきとかも出す必要はなく
お正月も割と好きに過ごして
構わないとなっています。

 

祝うつもりなら祝っていいし
祝わないなら、いつもどおり普通に
過ごしてもいいし。

そのあたりの扱いは結構フリーダムなようです。

 

まあ一般的に考えると浄土真宗だからといって
喪中に派手にお祝いというのも

どこかずれているような気がしますので
そこは節度を守るようにしてもらえたらと
思います。

 

今回のまとめ

はい、そんな感じで今回は
喪中の時の正月、年始の過ごし方に

神棚の飾り方からお正月飾りに
おせちなどは用意していいのか?

そのあたり解説していきました。

 

基本「忌中」の期間が明けて
「喪中」の期間になっているのなら

そこまで厳しく線引きを
することはないかな?と個人的には思います。

 

おせち料理の部分だって
お祝いをするつもりでなく

いつもどおりの食事として
出せばいいとありましたけど

結局おせち料理自体は出ている事になるので
要は本人の心の持ちようや考え方
なんじゃないかなと。

まあ派手にお祝いせずに
慎ましくお祝いする位なら
問題ないんじゃないでしょうか。

 

どうぞ心穏やかに正月を迎えられますように。

ではでは今回の内容は以上になります。
また次回にお会いしましょう~。


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