時候の挨拶2月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の例文

公開日:2015年12月13日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

 

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

2月・・・新しい年も1ヶ月が過ぎて
冬の寒さが一番強くなる時期でもありますね。

2月上旬あたりとなりますと
節分のイベントがありますけど

暦の上で春を迎える立春も
2月上旬の時期になります。

 

では2月上旬あたりに適した
ビジネスやお礼状などに使える時候の挨拶は

どんな書き出しや結びを
使っていけばいいでしょうか。


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ではでは、早速見ていってみたいと思います。

 

時候の挨拶2月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の例文

2月上旬に使うといい時候の挨拶

まず2月上旬となりますと
「2月1日~10日」のあたりになります。

 

二十四節気の期間を確認してみますと

 

「大寒(1月20日~2月3日)」

「立春(2月4日~2月18日)」

 

このあたりの期間に重なっていますね。

 

 

大寒は小寒と立春の間にあり
この期間を寒の内と呼ぶそうです。

 

この期間に汲んだ水は「寒の水」と呼んだそうで
雑菌が少なく体に良い水、薬とされ

寒の水で作られたみそ、しょう油、酒などは
腐敗しにくい特性を持っているとされてます。

 

立春は暦の上での春を表し
決まり事、イベントなどの節目は
この立春が起点となっています。

徐々に梅の花が咲き始めて暖かくなっていき
春の始まりを感じさせるようになっていきます。

 

立春の早朝には「立春大吉」
書かれた紙札を春風習もあるそうで

左右対称で縁起がいい点から
厄災除けになるとされているようです。

 

では2月上旬に合いそうな
時候の挨拶の書き出しとしては
どんなものがありますかね?


「立春の候」

暦の上で春を告げ、2月4日から
中旬あたりまでの期間の候となります。

実際の所はまだまだ寒いわけですけど
この時期どの候を使うか迷ったら

「立春の候」を使っておけば
ひとまず問題ないかなーと思います。


「節分の候」

まさに2月3日の節分の時期に
合わせた書き出しになりますね。

20151212-01

若干ピンポイントすぎる部分もあるので
ちょっと過ぎた頃合いに使う場合は

・節分を過ぎて
梅の花の開花まであと少し・・・

みたいな書き出しにするといいかもしれません


「余寒の候」

2月4日の立春の頃合いから
まだまだ寒い時期が続く時に使います。

なので寒さが残る2月の期間は使用しても
おかしくはないでしょうね。


「早春の候」

2月4日を起点として徐々に
春へと向かっていく頃合いに用います。

なので2月の期間中は使っても
そんなにおかしくはないかと感じますね。


ではこのあたりの候を使用した
ビジネスやお礼状などの例文も
あわせて見ていきましょう。

 

2月上旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など

ではまず最初に2月上旬の時期の
時候の挨拶を使ったビジネスでの

やり取りに使えそうな例文の一例を
見ていきましょう。

拝啓

立春の候

貴社ますますご発展のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

暦の上では春ですが
まだ厳寒の折でございますので

風邪など召されませぬよう
ご自愛下さいませ。

敬具

拝啓

節分の候

貴社ますますご繁栄のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

節分の時期が過ぎ
梅の花の開花が待たれる
頃合いですが

寒気冴え返る時節ゆえ

何卒ご自愛下さいますよう
お祈り申し上げます。

敬具

謹啓

余寒の候

~~様に至っては
ますますご活躍のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

残寒の時節柄

どうかご自愛専一にて
ますますのご活躍を
お祈り申し上げます。

謹白

と、だいたいこんな感じでしょうか。

 

基本的にはこの時期は立春を迎えますので
暦の上では春を迎えつつも

実際の所はまだまだ寒いですね。
といった内容の文章が多めになるかと思います。

 

そして寒いので体調管理などには
お気をつけくださいといった内容にすれば

基本的には問題ない挨拶文に
なるかと思います。

 

書き出しと結びの部分には基本
「拝啓」「敬具」を用いますけど

より畏まる必要のある相手に送る場合には
「謹啓」「謹白」を用いるように
するといいですよ。


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2月上旬の時候の挨拶・お礼状やプライベートの例文など

この時期お礼状などで用いる場合は
以下の様な書き出しなどどうでしょうか。

余寒の候

ますますの
ご清栄お慶び申し上げます。

いつも何かとお心にかけて
下さいましてありがとうございます

立春の候

ますますご繁栄のことと
お慶び申し上げます。

いつも一方ならぬお力添え
誠にありがとうございます。

余寒の候

いよいよ御清祥のことと
お喜び申し上げます。

いつもなみなみならぬ
お気使いを賜り
誠にありがとうございます。

もう一息力を抜いて
柔らかい文章にするとしたら

立春を迎えましたが
冬の名残がなかなか去らない
今日この頃

いかがお過ごしでしょうか。

冬の寒さの中にも
一抹の春の暖かさを感じる
季節ですが

お元気にされていますでしょうか。

暦の上では春とはいえ
まだまだ寒い時期が続きますね。

皆様お変りなくお過ごしでしょうか

と、こういった具合に
やはり立春を迎えたもののまだまだ寒い。

もしくは寒さの中にも
春の暖かさを感じるようになってきた。

 

といった書き出しにすると時期的には
ぴったりなんじゃないでしょうか。

結びの部分にはまだまだ寒いので
風邪などひかないようにといった

相手への気遣いの言葉など入れると
文章の内容に暖かさが加わりますよ

 

今回のまとめ

はい、今回は時候の挨拶の2月上旬の候や結び
ビジネスにお礼状の例文など見ていきました。

 

2月の時期は新年度が始まる
手前の季節でもありますから

ちょっと疎遠になっている友人知人などに
近況の報告などしてみるのも
いいかもしれないですね。

これを機会に距離が縮まるかもしれません。

 

ではでは、今回の2月上旬の候や
結びの内容は以上になります。

また次回にお会いしましょう~。


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引き続き2月中旬に1月中旬下旬の
時候の挨拶、候や結びについても
どうぞご覧くださいませ。

⇒⇒⇒時候の挨拶2月中旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶1月中旬下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の手紙例文

 


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