時候の挨拶2月中旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

公開日:2015年12月21日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

 

どうも~こんにちは、管理人のコタローです。

 

2月中旬の頃合いのイベントとなりますと
主にバレンタインデーを思い出すわけですが

中旬の頃合いになると寒さの中にも
若干の暖かさを感じ

あともうちょっとで春になる・・

そんな時期でもあります。

 

ではこの時期に手紙を書くとして
時候の挨拶の書き出しの候や結び

ビジネスや手紙などはどういった
書き方をしていけばいいでしょうか。


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今回は2月中旬の頃合いの時候の挨拶について
紹介していきたいと思います。

 

時候の挨拶2月中旬の候に結び!ビジネスや手紙の例文

2月中旬に使うといい時候の挨拶

2月中旬ですけど
「2月11日~20日」の期間ですよね。

 

この期間を二十四節気で確認してみますと

 

「立春(2月4日~2月18日)」

「雨水(2月19日~3月5日)」

 

だいたいこのあたりの期間と重なっています。

 

「立春」は主に一年の始めとされており
行事や季節の節目の決まり事などは
この日が起点になっているといいます。

立春という事で暦の上では
もう春という事なんですよね。

 

そして中旬ぎりぎりのあたりで
始まるとされるのが「雨水」

冬の季節の雪も雨へと変わっていき
氷も溶けて水になる、そんな季節。

草木が芽生えて農耕の準備を
始める時期でもあります。

 

まだ春と呼ぶには遠く寒
くなったり暖かくなったりの

三寒四温を繰り返して
春へと向かっていきます。

 

2月中旬で時候の挨拶を意識するなら
寒さの中にも暖かさを感じるもの

もしくは冬の雰囲気が減り
春を感じるような単語を選んで
おきたいところですね。

 

ではどういった候が合っているでしょうか。。


「残雪の候」

冬の間に降り積もった雪が春の時期になり
溶けきれず残っているような状態を意味します。

 

時期的にはまだ冬で
雪がすごい残っている地域もあるでしょうし

まだすごい雪が降っているなんて所も
あると思うので

天気予報などを見て雪が降っていたけど
もうしばらく降らないかな?といった時期に
使えるでしょう


「余寒の候」

暦の上では春になりつつも
まだまだ寒い時期は続いているというような
意味を指すので

結構この時期には合っている候かなと感じます。

時期的にも2月~3月上旬のあたりまで
使えるようなのでこの時期で迷ってみたら
この候を使ってみるのもいいですね。


「梅鴬(ばいおう)の候」

主に2月の時期に使う時候の挨拶で
梅の花が咲き始める時期の2月に

鴬(うぐいす)を加えたもので
「梅に鶯」は慣用句として
取り合わせの良いものとして使われます。

 

花札にも梅と鴬が一緒に写っている
絵柄ありますからね。


「向春の候、早春の候」

春へと向かっている
もしくは春と呼ぶには若干早い時期に
使いたい時候の挨拶の書き出しです。

2月中旬あたりはまさに春に向かいつつも
まさに春とは呼べない時期でもあるので

この時期にはぴったりじゃないでしょうか。

 

2月中旬の時候の挨拶・ビジネスや手紙の例文など

それでは2月中旬の時期に良さそうな
ビジネスに使える例文部分を
見ていってみましょう。

拝啓

残雪の候

皆様におかれましては
ますますご健勝のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

残寒の時節柄
何卒ご自愛専一にて
お願い申し上げます。

敬具

拝啓

梅鴬の候

貴社ますますご発展のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

梅の便りが聞かれる昨今

どうぞ皆様お健やかに
お過ごしください。

敬具

謹啓

早春の候

貴社ますますご繁栄のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

暦の上に春は立ちながら
まだまだ寒い時期が続きます。

何風邪など召されませぬよう
ご自愛下さいませ。

謹白

だいたいこんな感じでしょうか。

 

2月中旬の時期は若干の暖かさを感じながらも
まだまだ寒い時期が続く頃合いでもあるので

そのあたりに触れつつ

 

・春まであともう少しですが

・梅の花が咲く時期ですが

・寒さの中にも春の兆しが

 

などの文章と

風邪などひかないようなどの
相手への気遣いの言葉なども入れておけば
ほぼ問題ないかなと思います。

 

通常は「拝啓」「敬具」の
書き出しと結びでいいと思いますが

より畏まる必要のある相手に送る場合は
「謹啓」「謹白」の単語を選んで
使ってみるのもいいでしょうね。


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2月中旬の時候の挨拶・手紙プライベートの例文など

では表現を若干柔らかくした感じの
2月中旬の時候の挨拶は
どういったものがあるでしょうか。

寒さの中にも春の暖かさを
若干感じる今日このごろ

皆様風邪など召されず
お過ごしでしょうか。

(中略)

春の訪れまであともう少しです。

お互い風邪などひかないよう
健康には気をつけていきましょう。

梅の便りに鴬の初音など
聞かれる頃となりましたが
いかがお過ごしでしょうか。

(中略)

長い冬もそろそろ終りへと
近づいていますので

無理せずお体を
大切にしてください。

デパートの特設売り場や
町中がバレンタイン一色に
なっております今日このごろ

いかがお過ごしでしょうか。

(中略)

バレンタインデーを過ぎてなお
まだ寒い時期が続きますので
健康には十分ご留意くださいませ。

とかこんな感じですかね。

 

手紙など表現をちょっと柔らかくする場合には

時期的なイベント事などを手紙の中に
盛り込んでみるのもいいですね。

20151220-01

この時期ですとやっぱり
バレンタインデーとかチョコレートなど

そういった季語を入れてみると
季節感も出るでしょう。

 

あとはやっぱり季節的にまだまだ寒いので
相手への気遣いの言葉など忘れずに
入れておきたいところです。

 

今回のまとめ

はい、今回は時候の挨拶の2月中旬の候や結びに
ビジネスや手紙などの例文を
紹介していきました。

 

寒くなったり暖かくなったりと
この時期の時候の挨拶の書き出しは
若干難しい部分あると思いますが

寒さの中にも一抹の春の暖かさ・・・

といった言い回しをしておけば
大体問題ないような気もしますね。

 

実際の天候や気温を感じつつ
そのあたりの書き出しを選んでいきましょう。


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引き続き2月下旬、上旬の時候の
挨拶についてもどうぞご覧くださいませ。

⇒⇒⇒時候の挨拶2月下旬の候に結び!ビジネスやお礼状の例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶2月上旬の候に結び!ビジネスやお礼状の例文

 


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