鼻うがいは副鼻腔炎(蓄膿症)に効果あり?安全なやり方はどうやる?

公開日:2015年1月23日

[うがい・手洗い, 健康・医療, 健康管理, 副鼻腔炎・蓄膿症, 病気・症状, 鼻うがい, 鼻の不調]

こんにちは~管理人のコタローです。

 

自分の友人に蓄膿症を患っている人がいまして
そんな彼が言うには「鼻うがい」を自ら
実践しているといいます。

 

「鼻うがい」は花粉症や
副鼻腔炎(蓄膿症)などにも効果が
あるとされていて

結構多くの人が実践しているといいますね。

 

しかしやり方を間違えると中耳炎になったり
やりすぎによって鼻粘膜の機能が低下したりと

メリットばかりでもないようです。

実践するならばやはり
安全な方法を取りたいですよね。


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そこで今回は副鼻腔炎(蓄膿症)などに
効果があるされる「鼻うがい」のやり方について
書いていってみたいと思います。

では、いってみましょう。

 

鼻うがいの主な効果について

鼻うがいを実践するうえで
気をつけることがあるとすれば

うがいする際に使用するのは
冷たい水道水などではなく

 

ぬるめの生理食塩水(約1%の食塩水)
使用するということです。

この生理食塩水で
鼻の中を洗う、というわけですね。

 

水道水で鼻うがいをした場合
水道水と体液との浸透圧の差の関係からか

「ツーンッΣ」

とした痛みが出てしまうんです。

 

生理食塩水なら、体液の浸透圧に近いので
あの鼻に来る嫌な痛みが出ないわけですね。

 

 

鼻の中を生理食塩水で洗浄することで
鼻の中に付着しているホコリや菌

それに花粉などのアレルギー物質を
洗い流す事ができます。

 

鼻の中の菌類を生理食塩水で全部洗い流し
スッキリさせることが鼻うがいの目的なわけです

ではその鼻うがい、どういう風に
行うといいのでしょうか?


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鼻うがいのやり方について

「鼻うがいに必要なもの」

・一度煮沸して肌より
ちょっと温かいくらいのぬるま湯 300c

・食塩 2.7g

・口の太いストロー
(ない場合は急須などで代用可能です)

 

 

「やり方の手順」

1・ぬるま湯に食塩を加え
濃度0.9%の食塩水を用意する

 

2・容器にストローさす

 

3・片方の鼻の穴を塞ぎ
もう片方の鼻の穴にストローをさして
ゆっくりと吸い上げていく

 

4・鼻の奥に入ったと感じたら吸うのをやめて
ちょっと上の方を向く

 

5・吸い込んだ食塩水を鼻から口へとだす

 

6・この工程を左右の鼻で3回ほど繰り返す

 

 

ただいきなり吸い上げるのは
ちょっとこわい・・・という場合も
あると思うので

まず点鼻薬の容器などに食塩水を入れて実行し

 

それに慣れたら今度は
お弁当の醤油入れなどに変えていき

最終的にストローか急須などに
切り替えていくといいと思います。

 

⇒⇒⇒ネティポット (鼻洗浄)

 

こちらの動画でも鼻洗浄のやり方について
解説しているので参考にしてみて下さいね。

 

鼻うがいを行う際の注意点とポイント

正しい方法で行えば
スッキリする鼻うがいですけど
やり方や注意点を間違えると危ないです。

 

「規定濃度の生理食塩水を使用する」

さっき書きましたけど濃度0.9%
生理食塩水を使用することが大切です。

使用する水はミネラルウォーターか
煮沸消毒した水を使いましょう。

温度も人肌より少し暖かいくらいが
ちょうどいいです。

 

 

「鼻うがいの後に鼻を強くかまない」

鼻うがいの後に鼻を強くかむのは
鼻うがいの時の水が耳に入り
中耳炎になる可能性があるので注意が必要です。

 

つまりは鼻をかむ前に
洗浄液を出せばいいのですが
方法としては以下のとおりやるといいでしょう。

・洗浄したらまずまっすぐ立つ

 

・親指で軽く上に
なっていた方の鼻を押さえ・・

 

・下になっていた方の
鼻から息を出し

 

・息と一緒に残っている
洗浄液を出します(鼻をかむ要領で

 

・反対側の鼻も同じように行う

と、まあこんな感じですね。

 

 

「鼻うがい中に唾液や洗浄液を飲み込まない」

鼻うがいの最中に唾液、洗浄液などを飲み込むと
その際に耳に水が入り、これも「中耳炎」
可能性が出てくるので注意が必要です。

 

 

「鼻血が出たばかりの時は鼻うがいをしない」

鼻血が出る、という事は鼻の粘膜が
傷ついているということなので

細菌が入ってきたりしやすく
炎症を起こしやすくなっています
なので鼻うがいは控えておきましょう。

 

 

「お風呂場でやるとやりやすいです」

鼻うがいの際周囲が汚れる事を
気にしなくていいですし

体も温まっているので花粉や細菌なども
出しやすくなっています。

なのでお風呂場で実践するのはオススメですね。

 

 

今回のまとめ

鼻の中をスッキリさせる鼻うがいのやり方や
注意点などについて書いていきました。

 

正しいやり方で実践していけば
蓄膿症などの症状も良くなっていくと
友人から聞いて今回取り上げてみました。

蓄膿症、花粉症などにお悩みの方は試してみて
損はないと思います。

 

ただ、しっかり注意点などは守って
実践しましょう。

そんなわけで今回はこのあたりで失礼しますね。
ではでは、また次回に~


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