時候の挨拶4月中旬の候や結び!ビジネスや個人の手紙例文
公開日:2016年2月8日[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]
こんにちは、管理人のコタローです。
さて、入学式や新しい仕事場での
歓迎会などのシーズンも過ぎた頃合いの
4月中旬の時期
この頃になると若干新しい環境に
体が馴染んで来る人もいれば
まだ慣れるまで時間かかりそう・・
という人もいるかもですね。
この時期は春もまっただ中なので
春の陽気を感じさせる
時候の挨拶の書き出しをすると
手紙の内容も春らしいイメージになります。
あと桜が散り始めるのもこの頃なので
そのあたり組み込むといいかもです。
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そんなわけで今回は時候の挨拶の
4月中旬頃の候や結び。
ビジネスや手紙などの例文など
見ていってみましょう。
目次
時候の挨拶4月中旬の候や結び!ビジネスや個人の手紙例文
4月中旬に使うといい時候の挨拶について
さて、4月中旬の頃合いですけど
「4月11日~4月20日」この期間ですよね
二十四節気から見ていきますと
「清明(せいめい)(4月4日~4月19日)」
「穀雨(こくう)(4月20日~5月4日)」
ほぼ「清明」の期間といっていいですが
ギリギリ穀雨の期間にも重なっています。
「清明」はその単語が示すように
春先の清々しくも明るい美しさを
表すといいます。
「清浄明潔」という清らかで
生き生きした様子を表した四字熟語を
略したものでもあるとか。
そして一応「穀雨」の方も書いておきますと
春先の雨は百穀を潤し
種まきの時期を迎える事から
「穀雨」という名称になったとか。
雨が降ってしまうのはちょっと
気が重いですが乾燥した空気を潤し
穀物や農作物にとっては
必要な雨なわけですね。
ではこのあたりの期間でぴったりな
時候の挨拶の書き出しはどんなものが
あるでしょうか。
「清明の候」
ひとまず4月中旬の頃合いで使用するなら
ぴったりかなと感じる「清明の候」
暖かな陽気を感じる中空気も清々しく
晴れた日には絶好のお出かけ日和と
なるでしょう。
そのあたり手紙に書き込んでもいいですね。
・春陽の候
・春嵐の候
・春暖の候
・春爛漫の候
・春風の候
・惜春の候
・仲春の候
春真っ盛りな季節なのでまさしく
「春」の一文字が入った候を使用するのも
季節感あってとっても効果的
「惜春」は過ぎゆく春に対しての
一抹の寂しさを感じる言葉といいますが
穏やかで平和な時間が過ぎていくと共に
現実に向き合わないといけない部分も
表現しているとか。
桜が散るのもこの時期なので
表現としてはなんとなく分かるかもです。
・桜花の候
・葉桜の候
・桜端の候
桜の時期はまだ続いているので
このあたりまだ使用できるかと思いますが
まだ咲いているなら「桜花の候」
もう散り始めてしまっている場合は
「桜端の候(おうたんのこう)」あたりを
使用するといいでしょう。
では具体的な例文の方も見ていきましょうか。
4月中旬の時候の挨拶・ビジネス上での例文など
拝啓
清明の候
貴社いよいよご盛栄のことと
お慶び申し上げます。(中略)
春陽麗和の好季節
皆様のますますのご健康と
ご多幸を心よりお祈り
申し上げます。敬具
拝啓
春爛漫の候
皆様におかれましては益々
ご健勝のことと
お慶び申し上げます。(中略)
新年度を迎え
諸事ご多用のことと存じますが今後ともご支援ご厚情を
賜りますよう宜しく
お願い申し上げます。敬具
謹啓
桜端の候
○○様におかれましては益々
ご繁栄のことと
お慶び申し上げます。(中略)
桜も散り始め過ぎゆく春を
感じますがご自愛専一にて
ご精励くださいますよう
お願い申し上げます。謹白
ひとまずビジネス上でのやりとりとしては
こんなイメージですかね。
書き出しの候については結構選び放題ですので
春の季節感を感じるものであれば
何を選んでも違和感はないと思います。
あと「候」の部分は
「折」や「みぎり」と書き換えてもいいですし
より畏まる必要のある
位の高い人に手紙を送る場合には
「謹啓」「謹白」の
書き出しと締めの言葉を使うようにしましょう。
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4月中旬の時候の挨拶・個人の手紙での例文など
花便りも伝わる今日この頃
皆様お元気でお過ごしでしょうか。(中略)
春麗らかなな好季節ですので
春を感じに外へお出かけに
なるのもいいと思います。どうぞ心穏やかにお過ごしください
春の清々しい日差しも心地良く
おぼろ月夜も美しいこの頃
いかがお過ごしでしょうか。(中略)
新しい土地での生活と仕事が
実り多きものとなるよう
心より願っています。新天地での生活
忙しいと思いますが健康には
くれぐれもお気をつけください。
花の盛りもいつしか過ぎて
過ぎゆく春を惜しむ季節と
なってまいりました。お元気でいらっしゃいますか。
(中略)
行く春を惜しみつつも
春雨などで体を冷やしませんよう健康にはくれぐれも
お気をつけください。またお会いしましょう。
と、身近な人たちに手紙やメールな
ど送る場合はこんな雰囲気の
文章になるでしょうか。
ビジネスで送る場合よりも
くだけた文体にしておきたいところですね。
その他手紙の中に盛り込むと
良さそうな季語としては
・朧月夜
・たけのこ
・ヒヤシンス
・チューリップ
・スイートピー
などなどその他結構季語が多いので
あなた自身の生活や環境に応じて
季語の単語を選んで組み込んでいくと
手紙の内容が華やかになりますよ。
今回のまとめ
はい、そんな感じで
時候の挨拶4月中旬の候や結び
あとビジネスや個人での
手紙の例文など見ていきました。
4月中旬は新しい学校や仕事先での環境に
体が慣れ始めていくなか
早く慣れていこうとちょっと
無理しがちなところも出てくるので
そこを心配するような
文章など入れていくのもいいでしょう。
基本的な時候の挨拶の候などおさえつつ
身の回りの出来事や季語など入れて
あなたの言葉で手紙を
書いていってみてください。
ではでは、時候の挨拶4月中旬の候や
結びについては以上になります。
また次回にお会いしましょう。
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引き続き4月下旬、上旬の時候の挨拶の
候や結びについてもどうぞご覧ください。
⇒⇒⇒時候の挨拶4月下旬の候や結び!ビジネスや手紙メールの文例
⇒⇒⇒時候の挨拶4月上旬の候や結び!ビジネスや学校入学祝いの文例