時候の挨拶7月上旬の候や結び!ビジネスや梅雨明け前の例文

公開日:2016年4月24日

[二十四節気, 手紙のマナー, 時候の挨拶の書き方や文例, 生活の雑学・トリビア, 生活マナー, 生活・ライフスタイル]

 

こんにちは、管理人のコタローです。

 

7月に入りますと
長かった梅雨の季節もそろそろ終わりを告げて

梅雨明けと本格的な夏の到来も
すぐそこまで迫ってくる頃合いでもあります。

 

まさしく梅雨から夏に向けての
季節の変わり目なわけですが

7月はじめから15日あたりにかけて
お中元の時期でもあるので

そのあたりお中元に添える手紙も
必要になってくるでしょう。


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そこで今回は時候挨拶7月上旬の候や結び
ビジネスや梅雨明け前

お中元に添えると良さそうな
例文について見ていきたいと思います。

 

では早速いってみましょー。

 

時候の挨拶7月上旬の候や結び!ビジネスや梅雨明け前の例文

7月上旬の時期にぴったりな時候の挨拶は?

さて、7月上旬は
「7月1日~7月10日」なわけですが

この時期は二十四節気の観点から見てみますと
どこに重なっているんでしょうか。

 

「夏至(げし)(6月21日~7月6日頃)」

「小暑(しょうしょ)(7月7日~7月21日」

 

と、この2つに
重なっている形になっていますね。

夏至についてはこのあたりの
6月下旬の時候の挨拶の記事などでも
紹介したので

ここでは簡単に書いておきますが

⇒⇒⇒時候の挨拶6月下旬の候や結び!ビジネスや梅雨明け間近の例文

 

⇒⇒⇒夏至2016年はいつ?英語での説明に関東関西の食べ物について

 

要は一年のうちに最も日が長い日で
暦の上ですと夏の季節の
真ん中あたりになりますね。

 

 

そして次に「小暑」について
ちょうど七夕の時期から始まる節気で

このあたりを境に徐々に
夏本番の暑さへと向かっていくという
時期でもあります。

梅雨明けも間近で局地的に
大雨が降りやすいのも
このあたりでしょうか。

 

梅雨明け前は雨によって
気温が抑えられているものの

梅雨が明けたら一気に気温が
上がっていくので
体調を崩しやすくなるのもこの時期。

 

なので手紙を書く際は
そのあたり気遣いの言葉を
入れるといいでしょう。

では、7月上旬にピッタリな
時候の挨拶の書き出しは
どんなものがあるでしょうか。


「夏至の候」

6月下旬から7月上旬にかけて
重なっているので

「夏至の候」はまだ十分
使えるかと思います。


「小暑の候」

こちらも時期的に7月上旬の時期に
重なっていますので
書き出しの候補に入るでしょう。

 

ただ、梅雨明けが微妙に遅れて
なんとなく肌寒いと感じる場合は
他の書き出しにした方がいいですかね。


「梅雨明けの候」

梅雨明けが間近の時期には
こちらの「梅雨明けの候」を
書き出しに使うのもありでしょう。

 

あらかじめニュースなどで
梅雨明けの時期はどのあたりなのか
確認しておくと

書き出しに使っておかしくないのか
どうか分かるかと思います。


「七夕の候」

7月7日は七夕ですからその時期に合わせて
「七夕の候」と書き出すのも
風流を感じていいですね。

20160423-01

もしくは七夕の季節に合わせて

「星祭りの候」と書くのも
文章がきらびやかになって
いいでしょう。


「盛夏の候」

「猛暑の候」

「酷暑の候」

「炎暑の候」

「炎夏の候」

「小夏の候」

 

はい、見るからに暑さを感じる
書き出しになりますと
このあたりもありますね。

 

梅雨明けが早く7月上旬の時期なのに
かなり暑さを感じる・・・

そういった場合はこのあたりの
書き出しを使うのもピッタリです。

 

ではこのあたりの書き出しの候を使って
いくつか時候の挨拶の例文を
見ていきましょう。

 

7月上旬の時候の挨拶・ビジネス上での例文について

拝啓

星祭りの候

貴社ますますご発展の
こととお慶び申し上げます。

(中略)

七夕の季節を迎え
梅雨明けの暑さも
ひとしおでございます。

どうかご自愛専一にて
お過ごしください。

敬具

拝啓

梅雨明けの候

貴社いっそうご隆昌のことと
慶賀の至りに存じます。

(中略)

梅雨明け前の季節柄
雨の多い日が続きますので

夏風邪など召されぬよう
どうぞご自愛ください。

敬具

謹啓

盛夏の候

○○様におかれましては
ますますご活躍のことと
お慶び申し上げます。

(中略)

暑さ厳しき折柄

酷暑にお身体を崩されませぬよう
ご自愛専一にてお過ごしください。

謹白

ひとまずビジネス上で
書いていくとしたらこんなところでしょう。

 

梅雨から夏へと切り替わる時期なので
相手を気遣う文章はしっかりと
入れておきたいところです。

 

あと基本的な書き出しと締めの部分は
「拝啓」「敬具」で問題ないかと思いますが

 

送り先の相手が著名の先生や大学教授など
偉い方などの場合は

「謹啓」「謹白」の書き出し、締めとした方が
文章が引き締まるかと思います。


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お中元への送り状に添える手紙の例文として

「得意先など改まる必要がある場合」

拝啓

炎暑の候

皆様におかれましては
益々ご健勝のことと
お慶び申し上げます。

平素は大変
お世話になっております。

改めて厚く御礼申し上げます。

 

さて早速ではございますが
日頃のお礼の印として

本日心ばかりの品を
別便にて送らせて頂きました。

何卒ご笑納下さいますよう
お願い申し上げます。

 

今後共引き続き
ご支援ご厚情賜りますよう
宜しくお願い申し上げます

略儀ながら、書中をもちまして
お中元の挨拶を申し上げます。

敬具

平成○年○月○日


「親しい相手、友人の場合」

○○様

本格的な夏の暑さを迎えまして
連日厳しい暑さが続いておりますが

いかがお過ごしでしょうか。

 

本日は日頃お世話に
なっております感謝の印として
お中元の品をお送りいたしました。

お口に合うか分かりませんが
どうぞご賞味いただければ幸いです

 

これから寝苦しい
熱帯夜も続くかと思いますので

夏バテや夏風邪などには
十分お気をつけください。

まずは書中にて、ご挨拶まで。

○○(署名)

平成○年○月○日

日頃お世話になっている
感謝の気持ちと敬意を込めた一文を
盛り込みつつ

ビジネスの場合はちょっと堅苦しくとも
礼儀正しい文章表現で。

 

親しい相手に送る場合は
少し砕けた内容にして

どちらも相手への気遣いの一文などを
入れておくといいかなと思います。

 

今回のまとめ

はい、そんな感じで今回は
時候の挨拶の7月上旬の候や結び

ビジネスや梅雨明け前の例文や
お中元の手紙などについて
まとめていきました。

 

梅雨明けまであともう少しか
もしくは梅雨が明けて
本格的な夏の到来となりますので

そのあたり時候の挨拶の
手紙として盛り込みつつ

夏の季節感溢れる手紙として
日ごろの感謝など書いてみるのも
いいかなと感じます。

 

7月上旬は七夕もありますから
そのあたりに合わせて手紙を書くと

話題性もあって
書きやすいのではないでしょうか。


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ではでは、時候の挨拶7月上旬の
候や結びについては以上です。

また次回にお会いしましょー。

 

引き続き7月中旬、6月下旬の
時候の挨拶についても
おさらいしてみてください。

⇒⇒⇒時候の挨拶7月中旬の候や結び!ビジネスやお中元のお礼状例文

 

⇒⇒⇒時候の挨拶6月下旬の候や結び!ビジネスや梅雨明け間近の例文

 


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