夏のお弁当で保温弁当箱は腐る?食中毒対策のおかずレシピ!
公開日:[お弁当レシピ, 料理, 料理レシピ]
どうもーこんにちは、管理人のコタローです。
お子さんのために
毎日のお昼のお弁当を作ったり
節約のためにお弁当にしたりと
色んな事情でお昼ごはんは
手作りのお弁当といった方々が
いるかと思います。
しかし梅雨時から夏場にかけての
湿気が高いムシムシした気候になってくると
ちょっと気にしておきたいのが
お弁当の中のおかずについて。
この夏場の季節はカビや雑菌などの
繁殖スピードがアップするので
お弁当を作る時も食中毒の事を
考えておかないといけません。
自分の作ったお弁当で
お子さんや自分自身が食中毒・・・
なんて事になったらと考えると
怖いですし。。
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今回はそんな夏の時期のお弁当で
保温弁当箱にすると腐りやすいのか?
食中毒対策になるおかずや
レシピなど紹介していこうかと思います。
ではでは、早速いってみましょー。
目次
夏のお弁当で保温弁当箱は腐る?食中毒対策のおかずレシピ!
保温弁当箱に入れるとおかずが腐りやすい?
まずこの
「保温弁当箱(ランチジャー)」について。
冬の時期は暖かい御飯に
スープもアツアツなものを飲めるので
何かと便利ですが
夏の時期ですとなんとなく
保温弁当箱に入れておくと
おかずに一気に菌類が
繁殖していきそうなイメージが
あるかと思います。
しかし先に結論を書いておくと
「夏に保温弁当箱使っても腐りはしない」
といいます。
まず食べ物が腐ってしまうのは
何故かといえば、菌類が繁殖してしまうから。
そしてその菌類が繁殖してしまう
環境においてキーワードになるのが
「温度」になります。
細菌や雑菌などが一気に増殖していく温度は
「30~40℃」のあたりといいますから
ちょうど7月とか8月などの
真夏の気温にあたるでしょうか。
朝お弁当を詰めて気温が高い中で
持ち歩いていくと数時間で
どんどん雑菌が繁殖していくので
何も対策をしていないとお昼あたりには
雑菌だらけになってしまいます。
雑菌が繁殖しにくい環境は
「65℃以上か、10℃以下」
極端に熱いか、もしくは冷たければ
雑菌の増殖は抑える事ができます。
そして保温弁当箱のランチジャーは
真空魔法瓶構造になっている点から
温度変化が少ないので
温かい状態を長時間保ってくれます。
ごはんやスープなど出来たての物を
すぐに弁当箱につめれば大丈夫でしょう。
ただ、おかずに関しては
どうしても傷みやすいので
きっちり冷まして粗熱を取ってから
おかず用の容器に入れるようにしてください。
保温弁当箱のおかず容器は
保温機能ついていないものが多いですからね。
というわけで、保温弁当箱(ランチジャー)は
使い方さえ気をつければ夏の時期でも
雑菌などの繁殖を抑える事ができます。
夏のお弁当での食中毒対策
弁当箱そのものを殺菌消毒
まず大前提として弁当箱そのものに
雑菌が多いと意味がないので
殺菌処理は大切です。
簡単にできるのが洗った後に
熱湯をかけての殺菌消毒。
熱に弱い素材などは
漂白剤につけこんで殺菌しましょう。
最終的にしっかり水分をきって
風通しの良い所で乾燥させる事が大切です。
ごはんを炊くときにお酢をプラス
だいたいお米3合位に
お酢小さじ1杯程度を入れて炊きあげると
お酢の抗菌作用によって
雑菌が繁殖しにくくなります。
酢飯の匂いが苦手な人もいるかと思いますが
この分量ですと御飯がお酢の匂いに
なることはないので安心してください。
こういった観点から夏場は
おにぎりよりは巻き寿司の方が
安全とされてますね。
素手で食べ物には触れない
人の手にはキレイに洗っているつもりでも
沢山の菌が付着しており
夏場の時期は食べ物を素手で触ったりすると
そこからどんどん雑菌が増えていきます。
素手で握ったおにぎりとか
夏場はかなり危険ですね。。
お弁当におかずなど詰める時には
菜箸を使って
素手では触らないようにしましょう。
おにぎりにする場合はラップに包んで
握る事で素手で触る事を回避できます。
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おかずはしっかり加熱する
細菌や雑菌の多くは熱に弱いものが多く
「75℃以上、1分以上加熱」
この処理によってだいたいの菌類は
死滅してくれます。
加工系の肉類のおかず・・
ハンバーグとかウィンナーなどは
中までしっかり火を通すようにしてください。
おかずは水分が出ないものを
細菌の繁殖に必要なのは
温度と一定以上の水分。
蒸気でたまった水分に加えて
おかずから染みだしてくる水分も
その対象になります。
おかず同士の仕切りにレタスを使うと
おかず自体の塩分でレタスから水分が出てきて
雑菌が増殖していきますし
煮物は時間経過によって
中の水分がにじみ出てきて腐りやすくなります。
入れない方が良いかなと思うおかずをまとめると
・煮物
・生野菜
・野菜炒め
・卵焼き
・練り物系
・チャーハン、炊き込みご飯
・ポテトサラダ
特にポテトサラダのように
マヨネーズを使うおかずがアウトです。
原料になっている卵の中に
サルモネラ菌に感染してしまっているものが
確率としては低いものの存在するといいます。
弁当箱の中で数時間放置されるだけで
どんどんサルモネラ菌は増えていきます。
一応マヨネーズは酢や
食塩などを含んでおり
一定以上の殺菌効果はあるものの
低音で保存してさっさと早めに食べないと
腹痛や下痢といった症状が出てくる事も
ありますよ。
なのでマヨネーズを夏場に
お弁当に使うのは避けた方がいいですね。
食中毒対策になる食材リスト
夏の時期の食中毒対策になる食材となりますと
・わさび
・酢
・生姜
・大葉
・梅干し
と、このあたりでしょうか。
特にわさびの殺菌効果は相当なものなので
おすすめしたいですね。
料理に和えて使うのもいいですけど
弁当箱箱の蓋の裏部分にチューブタイプのワサビを
塗っておくのも
食中毒対策になりますよ。
食中毒対策のおかずレシピ
大人の卵焼き~わさび味
出典:https://cookpad.com/recipe/693720
⇒⇒⇒大人の卵焼き~わさび味
卵焼きは夏の時期のお弁当に適さないと
さっき書きましたが
それをわさびを入れる事でカバーしています。
夏の時期はわさび多めに入れて
中までしっかり火を通していけば
抗菌性の高い卵焼きが出来上がります。
アスパラレモン
出典:https://cookpad.com/recipe/2272602
⇒⇒⇒アスパラレモン
切って、炒めて、レモン汁をかけるだけの
かなりお手軽なおかずレシピです。
レモン汁をかけているので
殺菌効果が期待できます。
しっかり味の生姜焼
出典:https://cookpad.com/recipe/2597204
⇒⇒⇒しっかり味の生姜焼
豚肉としょうがチューブなどを
使ったタイプの生姜焼きレシピです。
調味料混ぜてそのまますぐに
フライパンに入れて焼いていくだけなので
お手軽ですよ。
今回のまとめ
はい、今回は夏のお弁当で
保温弁当箱だと腐るのか?
食中毒対策やおかずレシピなど
見ていきました。
食中毒の症状を引き起こさないためには
いかにして食品に雑菌を
増やさないかによると思うので
夏の時期のお弁当作りは
どうぞ気をつけて行うようにしてくださいね。
いっそ保温弁当箱に
冷たいうどんやそばとか入れて
デザートにゼリーやフルーツを
入れる人もいるというので
そういった使い方を
参考にするのもいいかもですね。
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ではでは、夏のお弁当の
食中毒対策などについては以上です。
また次回にお会いしましょー。