蚊取り線香は体に無害?赤ちゃんや妊婦に犬猫などペットの影響は
公開日:2016年6月5日[蚊や虫よけ]
【2017/08/24 内容修正】
どうも~こんにちは、管理人のコタローです。
夏の時期になりますと蚊取り線香の
出番といった家庭も多いのではないでしょうか。
一昔前までは
緑色の蚊取り線香しかなかったのに
最近ですとアロマタイプの
蚊取り線香を取り扱っていたりと
バリエーションも豊富になりましたよね。
それに最近は蚊を媒介にする
デング熱やらジカ熱やらと怖い病気が
話題に上がってくることもありますので
蚊の対策はしっかりと
しておきたいところですが
これが自宅に小さいお子さんや
犬猫などのペットがいたり
もしくは妊婦さんの場合・・・
蚊取り線香の煙って大丈夫なんでしょうか。
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今回はその蚊取り線香の煙は
無害なのかどうか?
そのあたり見ていきたいと思います。
では早速いってみましょー。
目次
蚊取り線香は体に無害?赤ちゃんや妊婦に犬猫などペットの影響は
蚊取り線香の主成分ってそもそもなんなの?
まず最初に昔ながらのあの緑色で
渦巻状の蚊取り線香の成分について
なんともいえない独特の香りが
懐かしいあの蚊取り線香ですが
あれの主成分は天然由来の
「ピレトリン」と呼ばれる
除虫菊(シロバナムシヨケギク)から
産生される物質が原料に
なっているといいます。
天然由来の成分ですので
多少香りが独特だったとしても
人体に害はないといっていいでしょう。
そして最近ほとんどのシェアを占めている
ノーマット式のワンプッシュタイプの
蚊取り線香。
1日1回の噴射で蚊を寄せ付けなくする
なかなかな優れものですが
よくよく考えてみると1日1回のみの噴射で
蚊を寄せ付けなくするという事は
それだけ虫除けの成分が
濃厚という事にならないでしょうか?
このあたりの製品の主成分には
殺虫作用が含まれている
「ピレスロイド」という化学成分が
含まれていまして
最近販売されている昔ながらの
ぐるぐるの渦巻状の蚊取り線香にも
このピレスロイドの成分が
染みこんでいるそうです。
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蚊取り線香のピレスロイドは大丈夫なの?
このピレスロイドですけど
昆虫類に対しては
その神経を麻痺させる作用を
引き起こす事で退治しているといいます。
更にプラスすると爬虫類や両生類などの
神経も麻痺させる効果を持ちます。
なので、ペットに爬虫類や両生類などを
飼っている場合は
蚊取り線香を使用するのは
NGという事になりますね。
こう聞くとこのピレスロイドの
赤ちゃんや犬猫などへの影響が心配ですけど
ピレスロイドは哺乳類や鳥類などの体では
その成分は分解されるというので
ほぼ無害と考えていいとされてますね。
これは小さい赤ちゃんや妊婦さん
それにお年寄りや犬猫などのペットも
同様に害はありません。
まあそれも使い方
次第といったところでしょうか。
いくら人間や犬猫などに無害といっても
間近で蚊取り線香をつけて
煙を大量に吸い込んだりすれば
・咳や喉の不調
・目の不調
・頭痛や気分が悪くなる
といった症状が出るといいますし
ピレスロイドの含まれている
蚊取り線香の煙を吸い込むだけで
アレルギー反応を示す人もいるといいます。
なので蚊取り線香を使用する際は
・窓を締め切らないようにして換気する
・赤ちゃんやペットのいる間近で
蚊取り線香をつけない
そのあたり
徹底していく事が大切かなーと思います。
蚊を寄せ付けないようにするために
蚊取り線香の効果ですけど
蚊取り線香から出てくる煙の濃度が高いほどに
蚊を寄せ付けない効果は高まります。
そうなると密閉された空間内で
使うほうが効果的なんですけど
赤ちゃんなどがいる部屋だと
煙の濃度が高くなるのはなんとなく心配・・・
そういった場合は屋外に蚊取り線香を
設置してみるのはどうでしょう。
⇒⇒⇒アースガーデン園芸用虫よけ線香 太渦巻【線香12巻のみ】
こんな感じの太巻きタイプの
蚊取り線香を窓の付近に屋外に設置。
屋外で若干煙がばらけていくので
2つくらいつけておけば
そうそう蚊も寄ってこないかと。
あと、こっちの記事で
虫除けに関する内容まとめているので
あわせて確認してみてはいかがでしょうか。
⇒⇒⇒赤ちゃん子供の蚊や虫除けの安全対策!ハーブにハッカ油スプレーの作り方
⇒⇒⇒網戸から入ってくる虫除け対策!虫よけ効果におすすめの方法は?
今回のまとめ
はい、今回は蚊取り線香は体に無害なのか?
赤ちゃんや妊婦さんに
犬猫などのペットへの影響について
見ていきました。
爬虫類や両生類などのペットには
少なからず影響が出てしまうので使うことは
出来ませんけど
哺乳類に対しては基本無害である事が
確認できたのでほんのちょっと安心しました。
まああんまり焚きすぎて
煙まみれになってしまうのも
体に良くないので
そのあたり正しく使用して
ほどほどにしておきましょう。
ちなみに、昆虫の神経を麻痺させるという事は
クワガタとかカブトムシなど
夏を代表する昆虫などには
毒になってしまうので
そこは取り扱い注意してください。
ではでは、夏の蚊取り線香の
使い方にはお気をつけください~。
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引き続き虫除けに関する記事を
まだご覧になっていない方は
こちらご覧ください。
⇒⇒⇒赤ちゃん子供の蚊や虫除けの安全対策!ハーブにハッカ油スプレーの作り方
⇒⇒⇒網戸から入ってくる虫除け対策!虫よけ効果におすすめの方法は?