月の表面の様子や表面温度!裏側が見えない理由や秘密について…
公開日:[月の裏側について]
こんにちは~管理人のコタローです。
秋の夜長になるとお月見などの
話題があがってくるかなと思われる
地球の衛星でもある「月」の存在。
近くにあるように思えて
地球から実はかなり遠い距離にある
月なわけですが
月の事についてどの程度説明できますか?
と言われて色々解説できるでしょうか。
月の表面はどうなっているのか、とか
温度とかどの程度なのか?
あといつも月の表側しか見えないけど
裏側が見えない理由は何なのか?
考えてみると知らない人からすると
色々疑問に思う部分あるかと思います。
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今回はお月見の時期に良さそうな雑学ネタで
月の表面の様子や表面温度など
月の雑学について見ていきたいと思います。
では、早速見ていきましょー。
目次
月の表面の様子や表面温度!裏側が見えない理由や秘密について…
月の表面の様子はどうなっている?
月の様子を地球から見てみると
「明るい部分」「暗い部分」
とがあって、これらが合わさって
ウサギのような模様を
しているように見える事から
「月にはうさぎがいる」
「うさぎは月の使者」
といった見方がされたといいますけど
ここはご存知の方が多いと思いますが
明るい部分と暗い部分は
隕石が落ちていって出来た
クレーターになっています。
月が出来たとされる時期は
今から約46億年前。
その頃の地球や月の周辺には
それこそ大量の隕石があって
月へと落下していきました。
クレーターや表面の温度
クレーターだらけの月の環境は
大気や水がまったく存在せず
当然のように生物や植物などは
生息しておらず
岩石や砂などで出来た
乾燥地帯となっています。
本来大気は空気の層を作り
太陽の直射日光の勢いを和らげて
地表の熱を宇宙へと逃さない
重要な働きがあるのですが
月の重力は地球に比べて
約6分の1、程度しかないので
太陽光から受けるエネルギーを
蓄える事ができなので
宇宙空間へ霧散していってしまいます。
そうなると、太陽の光があたって
暖かくなったとしても
あたっていない場所では極寒の状態に。
あと、月の中心には
一応核があるとされているものの
大きさが非常に小さいので
地熱効果はほぼないと言っていい
状態だとか。
そうなると太陽の光が
当っている場所と
当たっていない場所とで
気温が極端な状況が生まれます。
「太陽の光が届く昼間の気温」
・100℃~125℃あたり
「太陽の光が届かない夜間の気温」
・‐160℃~233℃あたり
こんな熱いか、寒いかのどっちかしかない
環境ではとてもじゃないですけど
生き物は生息できません。
なので地球で生物が
生まれる環境が出来上がったのは
まさに奇跡的といえる確率なわけです。
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月の裏側の様子や見えない理由について
さて、月って365日満月になったり
半月になったり形は変われども
その模様は常にうさぎの模様を見せている
表側を向けていますよね。
そうなると裏側ってどうなっているのか?
そしてどうして裏側は見えないのか?
そのあたり気になる方も
いるのではないでしょうか。
月の裏側には何か特別な基地が・・
とかあったらすごいロマンありますけど
現実はそんな事なく普通に
表面と同じように岩石やクレーターで
凸凹しています。
あえて特徴をあげてみるなら
・クレーターの数がかなり多い
・「東の海」という
巨大三重クレーターの存在
このあたりでしょうか。
しかし月は常に地球に向かって
表側しか見せてくれないので
裏側を肉眼で確認するのは
まず不可能です。
月の裏側が見えない理由について
で、月の裏側を見ることが
出来ない理由として最も有力なのが
「月の自転速度と
月の公転速度がほぼ一致しているから」
と、されています。
「自転」
月や地球が自身で回る事
「公転」
ある一点を中心にグルグル回る事
それぞれの用語はこういった状態を
指しているのですが
月が地球の周辺をぐるりと回る
公転周期は「27.32日」
対して月の自転周期も「27.32日」
こんな感じにキレイに一致しています。
周期が一致しているという観点から
地球から見ると常に
同じ面が見えている状態になるわけですね。
もう一息分かりやすい
解説動画こちらにありましたので
補足としてご覧になってみてください。
動画では結論として
「月は重心部分を地球に向けて
公転しているから裏側が見えない」
という風に書いていますが
テストや試験の時には
「公転周期と自転周期が同じ」
という風に書いた方がいいみたいです。
ちなみに月の裏側は
クレーター部分が多いと書きましたが
月は重心部分、つまり表側を
常に地球に向けているわけですが
隕石は地球の引力に
引っ張られてやってくるので
そうなると月の裏側部分に
落ちていく確率が上がります。
地球には大気圏があるので
小さい隕石なら地上に到達する前に
燃え尽きてしまいますけど
月には大気圏がないので
裏側にぼかすか隕石が落ちていくので
結果、クレーターが
多くなっていくんですね。
NASAがすでに月の裏側の画像撮影に
既に成功しているんですが
見てみるとなかなかに・・・汚いです(苦笑
というか、大人が見ても
不気味といえるような画像なので
ここには載せないでおきます。
検索で「月 裏側」で画像検索しますと
出てきますので興味がある方は
検索してみてください。
ただ、なかなか不気味というか
気持ち悪いので・・
自己責任でお願いしますね(苦笑
今回のまとめ
はい、そんな感じで今回は
月の表面の様子や表面温度。
それと裏側が見えない理由や秘密について
見ていきました。
個人的にちょっと衝撃だったのが
月の裏側について調べている途中で見た
月の裏側の画像ですかね。
色んな神話や昔話のモチーフにも
なっている月はなかなかどうして
ロマンチックな存在ですけど
こうして調べてみると現実的には
生き物は生きていけないし
岩と砂で何もない
過酷な環境だという事が分かります。
それでもやっぱり神秘的に感じるのは
色々と解明されていない部分が
まだまだあるからなんですかね。
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お月見のシーズンには
お団子など食べつつ
満月をじっくり見上げてみるのも
いいのではないでしょうか。
ではでは、今回の内容は以上です。
引き続きお月見に関する記事も
どうぞご覧ください~。
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